然るを訊く
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    [20131208]

    いやー、久々です

     

    まず冒頭にお詫びします!

     

    もし、ほんとにもしこのブログを楽しみにしていただいている

    方がいらしたら申し訳ありません。。

    家庭と仕事の状況が日々忙しくなり

    ブログを更新できない厳しい状況にありました。

    仏像部としての活動もこの1年はお休みでした。

     

    そしてこの先もブログを以前のようなペースで

    書けるかどうかはわかりません。

     

     

    だけど昔のようなペースではないけれど

    仕事と家庭の合間を縫って

    佛を訪ねるライフワークは続けていました。

     

    だからせめて2013年を振り返って個人的に

    思い出に残る佛さんベスト5だけ記したいと思います。

     

     

    ■ノミネート

    大阪・専念寺 十一面観音(2013年2月、9月訪問)

    大阪・尊延寺 五大明王(2013年9月訪問)

    兵庫・楊柳寺 楊柳観音(2013年9月訪問)

    兵庫・蓮華寺 十一面観音坐像(2013年9月訪問)

    兵庫・香雪美術館 薬師如来立像(2013年9月訪問)

    千葉・小松寺 薬師如来(2013年2月訪問)

    福岡・極楽禅寺 聖観音(2013年2月訪問)

    京都・勝光寺 聖観音(2013年2月訪問)

    山形・天養寺観音堂 聖観音(2013年4月訪問)

    山形・立石寺薬師如来(2013年4月訪問)

    山梨・大善寺 日光月光菩薩(2013年10月訪問)

    宮崎・木喰五智館 五智如来(2013年10月訪問)

    熊本・荒茂毘沙門堂 吉祥天女像(2013年10月訪問)

     

    静岡・龍音寺 聖観音立像(2013年12月訪問)

     

    秋田・土澤神社 十一面観音(2013年8月訪問)

    秋田・白山神社 女神像(2013年8月訪問)

    秋田・金峰神社 菩薩立像(2013年8月訪問)

    秋田・小沼神社 聖観音・十一面(2013年8月訪問)

     

     

     

    さて、いよいよベスト5の発表です!

     

    5位:静岡・龍音寺 聖観音立像

     

    伊豆にある臨済宗寺院にある本尊。

    詳細はわかりませんが平安中期くらいでしょうか。

    翻波式衣紋の迫力。そして姿勢がいい。

     

    この仏像は近年修復されてお化粧を落としたそうです。

     

    ご住職から修理される前の姿を見せてもらいましたが全く違う!

    女性はスッピンになると恐ろしい顔が

    出てくることが多いですが(失礼。。)

    佛の場合はスッピンの方が美人になることが多いですね!

     

    4位:秋田金峯神社・菩薩立像

    鳥海山の麓にある金峯神社の収蔵庫にある巨大な菩薩像。

    僕はこの仏像を見て「木の精霊だ」と思いました。

     

    おおぶりな唇と大木の幹をそのまま持ってきたかのような胴回り。

    プリミティブな佛の姿がインパクト大。

     

    鳥海山のミネラルを存分に吸収した

    生牡蠣はこの時食べられなかったけどw

     

     

     

    3位:大阪・専念寺 十一面観音

     

    大阪の保育園に祀られていた十一面観音。

     

    全く知らなかった仏像だけれども

    その様子はさながら聖林寺の国宝十一面観音のよう。

     

    あまりにも良かったから2月に訪問したけど

    また9月に再訪してしまいましたw

     

     

     

     

    2位:某所・菩薩立像、不動明王

     

     

    場所は管理都合により非開示とさせてください、ごめんなさい

     

    小さなお堂にポツンと祀られた菩薩像。

    決して大きくない。

    しかしながらそれは強烈なオーラを示している。

     

    そしてその横には巨石のような

    摩滅の激しい不動明王像。

     

    この2人の関係は

    義経と弁慶のよう。

     

    そんな関係でこの地を静かに

    護っているように思えました。

     

     

     

     

    1位:秋田 小沼神社 聖観音・十一面

    森の木々で昼でも暗い山奥。

    境内の前にある池の上に建つかのように

    本殿にが浮かび上がります。

     

    本殿の中央に2体の平安佛が祀られます。

    神社なので祝詞集をあげて拝観。

     

     

    聖観音は極めて細いシルエット。

    一方で十一面観音はゴツゴツとしたシルエット。

     

    聖観音は極端なまでに

    翻波式衣紋を刻んで平安初期の特徴をしている。

     

    しかし一方で平安初期の

    主な特徴とは逆行するように

    全身の量感は削ぎ落とすという珍しい姿。

     

    佛のストイックさに威圧され

    ダントツのインパクトを残す結果になりました。

     

     

     

     

     

    ということで観音像ばかりのランキングになってしまいましたw

    やっぱり日本人の感性には観音が響くってことなのかな。

     

     

     

    仕事や家庭が多忙だったわりにはしっかりと

    観佛の時間は確保できて2013年も満足満足。

     

     

    以上!

    ちょっとご挨拶には早いけど

    こんな感じで2013年を締めくくりたいと思います。

     

     

     

    また来年もよろしくお願いします!

     

     

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    2013-12-08(Sun) 23:02 | トラックバック(0) | コメント(0)
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    [20130419]


    北九州空港に降り立つ時、
    窓の外に広がった
    深い群青の中に
    鮮やかなエメラルドグリーンが
    光る海面の色が
    とても印象的だった。


    空港から国道を北上し
    豊前の牡蠣を味わいつつ
    目的の土地であった
    小倉市にある極楽禅寺を目指した。



    小倉市の比較的中心地にある
    極楽禅寺は
    かつて椎田町にあった
    極楽寺村という場所から移ってきた。



    本尊である小倉市指定の
    聖観音立像を住職の
    案内で拝観させていただいた。



    本堂の中央で
    光に照らされた聖観音像が
    薄いカーテンの間からよく見える


    内刳はぎ合わせ無の榧一木像であり
    平安後期の作だと考えられる。

    柔和な笑みを高い位置から拝観者の自分に与えてくれる。



    住職の話では不動・毘沙門も存在していたが現在は消失してしまったのだという。


    この観音像を前に想像すると、睨みをつける脇侍であったとしても
    優しい表情をしているのではないか、、と想像してしまう。



    [20130317]

    愛知県渥美半島の中程にある曹洞宗寺院「長興寺」を訪ねた。

    1年に1度、4/8に開帳される聖観音立像は
    日本の最も西側にある鉈彫像として知られる
    (京都・西住寺の宝誌和尚立像はどうなるのだろうか)



    収蔵庫の中央に祀られる聖観音は関東の武士が愛したとされる
    鉈彫の荒々しさは影を潜めていた。

    ずっと眺めてみるとノミ跡とされる
    「跡」というよりも衣紋の「紋」として
    鉈彫を用いたのではないか?と、そんな気がしてきた。



    顔の大きさと身体の細さにはかなりアンバランスさを感じ
    もしかしたら、制作当時はかなり高い場所に祀られるために
    顔の比重をやや大きくしたのではないかと思ったりもする。





    [20130204]

    滋賀県長浜市にある川道観音千手院で秘仏の千手観音を拝観しその後、
    栗東市 正楽寺 阿弥陀三尊、橘堂で異形の観音像、京都 六波羅蜜寺
    本尊十一面観世音など近畿圏の仏像を見て回り、大阪高槻市にある安岡寺に到着した時はすでに日が落ち、
    電灯の灯りが参道を寂しく照らすくらい。

    安岡寺は天台宗寺院で兼ねてから訪問したいと考えていた。

    それというのも香川県 屋島で出会った屋島寺 千手観音、兵庫県赤穂で出会った、
    普門寺の千手観音に通じる、平安期の重厚感のある千手観音坐像が安岡寺にも伝わると知ったからだ。

    ※屋島寺 千手観音


    ※普門寺の千手観音


    予定の時刻よりもかなり遅れての到着となったのだが、「ようこそ、いらっしゃいました。」
    とご住職が笑顔で迎えてくださった。
    ちょうど和歌山から訪問予定の団体が渋滞で到着が遅れているということで問題はなかったようだ。

    蛍光灯に照らされ、夜になっても問題なく拝観することができた。


    とても大きな千手観音。収蔵庫が小さく思えるほどだ。
    写真で見ていたよりも重量感があり、腕も大変太い。




    ご住職に聞くと収蔵庫の少し上にある観音堂にかつては安置され、
    ご住職が小さい時にはそこで護摩供養が頻繁に行われていたそうだ。
    そんな観音堂も歴史の変遷でボロボロになり、
    見兼ねて現在の収蔵庫を建てて低い位置ではあるが良い環境で拝むことができる。


    古文書によると安正寺廃寺の本尊であり
    現在安正寺廃寺の本堂前には年中、青い梅を付ける樹が
    立っているのだという。なぜだろうか。


    「本堂にも仏像がありますよ」と
    素敵な言葉をいただきご住職に案内され本堂の中へ。(続く)


    [20121216]

    2012年ももう終わり。
    12月に観仏の予定の無い自分は2012年の観仏予定は以上で終了となりました。

    2012を振り返って公私ともに大きな変化があった年になったのですが
    こと仏像拝観に関して申し上げると2012年は2011年と比較して
    拝観した仏像の数としては2010年、2011年に若干劣ると思るけど、
    1000体はゆうに超える仏像と出会うことができたのではと思います。

    仏像にランキングとはいかがなものかと思いますが(笑)
    2012年に自分の印象に残った仏像たちを書き残すことができればと思います。

    ちなみに昨年のランキングは
    こちら

    まずはノミネートから

    ■ノミネート
    2012年1月訪問:群馬県宮田不動尊・不動明王
    (1年に1日の開帳。石造の不動明王でありながら秀作。洞窟の中の拝観はちょっとドキドキした)

    DSC06501_20121216101636.jpg  

    2012年3月訪問:淡路島浄滝寺・大日如来
    (知られざる淡路島の仏像群、ファンキーな住職も印象的)
    DSC06941.jpg 
    2012年3月訪問:長野市 正覚院 十一面観世音
    (善光寺を望むお堂。男性的な十一面観世音。太い手に惚れる)
    DSC07404.jpg 
    2012年3月訪問:神戸・大龍寺 菩薩形立像
    (神戸の市街地を望む再度山の中腹に鎮座、天平の息吹を感じさせる大きな本尊)
    DSC07236_20121216101944.jpg 

    2012年4月訪問:三重県 慈恩寺 阿弥陀如来
    (地元の人に大事にされてきた様子が伺える、平安前期の阿弥陀如来)
    DSC07793.jpg 

    2012年5月訪問:室生・安産寺 地蔵菩薩
    (元室生寺の地蔵説が囁かれるどこまでも優しく魅力的な地蔵菩薩)
    DSC08559.jpg 
    2012年5月訪問:北海道 浅倉観音寺 聖観音
    (滋賀にルーツを持つ試される大地、北海道で出会った平安仏。)
    DSC08700_20121216102230.jpg 

    2012年6月訪問:福岡県大法寺 薬師如来
    (浮嶽神社の如来像に似る厳しい顔の薬師如来、独特の細身BODYが印象的)
    DSC09125_20121216102618.jpg 
    2012年6月訪問:福岡県 長谷寺十一面観世音
    (奈良や京都に通ずるおおらかな雄大さをもつ観音像。これぞ九州、福岡県の仏像)
    DSC09673.jpg 
    2012年6月訪問:山形・松之山観音
    (宮司によって開かれた厨子には3mもの大きさの2体の観音像。山形の神仏習合を感じた)
    DSC09884.jpg 
    2012年8月訪問:和歌山 紀三井寺 帝釈天立像
    (今年限定で拝観が出来た紀三井寺奥の院にいた聖観音、
     キュートな顔をしながらも下半身がしっかりしたギャップが印象的)
    629768180.jpg 
    2012年8月訪問:三重県 常福寺 千手観音
    (気迫に満ちたその表情は、小さな仏像ながら見ているこちら側を圧倒してくる)
    DSC00344.jpg 
    2012年8月訪問:三重県 林光寺 千手観音
    (1年に1日、しかも深夜ご開帳。夜の闇を纏って闇の中に静かに浮かび上がる千手)
    DSC00364.jpg 
    2012年9月訪問:三重県・パラミタミュージアム 「南都大安寺と観音さま展」
    (三重県の仏像の魅力を1部屋にギュッと詰め込んだ展覧会。観音の魅力が凝縮されていました)
    img_12159_37103767_1.jpg 

    2012年10月訪問:茨城・ 菊蓮寺 千手十一面観世音
    (茨城県の山奥の収蔵庫に凄い迫力の千手観音。隣県にも関わらず全く知りませんでした。)
    DSC00757_20121216102936.jpg 
     2012年11月訪問:滋賀県 橘堂 観音
    (THE・異形。なのにも関わらず絶妙のバランス感覚を備えた観音)
    DSC01134.jpg 
     2012年11月訪問:大阪 安岡寺 地蔵菩薩
    (目的でなかった本堂に案内されたら出くわした無指定ながら オーラを放つ仏像)
    DSC01197.jpg 
    2012年11月訪問:和歌山県立博物館「高野山麓 祈りのかたち」
    (高野山の魅力を目と耳と、そして肌で感じることができた展覧会。 博物館側の創意工夫が勉強になった)
    ili3acflyer.jpg 
    2012年11月訪問:千葉県 月川区 牛頭天王
    (千葉の山里の中ににひっそり鎮座する日本一の大きさを誇る神像)
    DSC01275_20121216103302.jpg 

    以上、19の仏像をノミネートしてみました。


    5位山形・松之山観音

    DSC09881.jpg

    第5位は仏像部で山形に訪問した時にであった松之山観音。
    実は以前諸事情により拝観をする機会を逃してしまったことがあり
    今回念願叶って拝観することができました。小さなお堂に巨大な仏像が
    2体いる光景はグッと来るものがありました、宮司さんもとても良い方であり一緒に世間話をした時間も特別なものだった。

    4位神戸・大龍寺 菩薩形立像

    DSC07240_20121216103729.jpg 

    第4位は再度山大龍寺の菩薩形立像。これほどの像が京都でも奈良でもなく神戸にいらっしゃったとは。大陸と日本古来の文化の合流地点で誕生した雄大な仏像は時の変遷を何世紀も超えて伝えてくれる存在でした。

    3位茨城・ 菊蓮寺 千手十一面観世音
    DSC00767.jpg

    茨城県は自分が子供のころから慣れ親しんだ土地。昨年は桜川市にある雨引観音本尊との出会いに衝撃を受けたのですが、今年も茨城県であった仏像が自分の心に深くインパクトを与えることになりました。
    境内で作られていたピザも美味しかったな。

    2位三重県・パラミタミュージアム 「南都大安寺と観音さま展」

    img_12159_37103767_1.jpg 

    菰野町パラミタミュージアムの1室だけという規模はさほど大きくないもののよくぞこれだけの観音さまを三重県内外から集めてくれました!という観音の魅力が凝縮された展覧会になってました。その仏像の濃さは大安寺からお越しになっていた仏像が霞むほど(笑)

    中でもこの4体の仏像はとても印象に残りました。

    平勝寺・聖観音坐像
    宝厳寺・十一面
    置恩寺・十一面
    和具観音堂・十一面


    1位室生・安産寺 地蔵菩薩

    DSC08545.jpg

    個人的なTOPICとして第1子の男子を無事に授かったこともあり、2012年第1位はやはりこの方でした。TOPICだけでなく室生寺から流れてきたとされる本尊はとても美しく、衣紋の揺らめきがお堂を灯す蝋燭の炎と同調しとても幻想的な風景を描いていました。そしてこの正月に再び御礼参りに行こうと計画中です。





    最後ではありますが2012年大変お世話になりました。個人的には上記の通り、子供を授かることができました。一方で父親が他界することになり人生の喜びと悲しみを味わった忘れることができない1年となりました。そんなときであっても自分を取り巻く人々のおかげでなんとか今日まで来ることができて、まもなく終える2012年を乗り越えることができそうです。

    ブログに関しては仕事のほうが忙しくなり、なかなか更新できていない当日記ですが、それでも「参考にしてます」「いい仏像を紹介してくれてありがとう」などとコメントをいただくことは更新の励みになります。

    子供の誕生により、仏像を見に行く機会が減ってしまっていることは確かですが2013年も引き続き仏像のみならず様々な出会いを求めてアクティブに活動していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。

    皆さんに訪れる2013年が良い年でありますよう。


    2012-12-16(Sun) 10:44 | トラックバック(0) | コメント(3)
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    株取引の流れ (11/20)
    とても魅力的な記事でした!!
    また遊びに来ます!!
    ありがとうございます。。

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