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    [20110810]


    ※人によっては心を痛めてしまう内容が含まれています※







    棚田からは約30km、40分程度の道のりで
    陸前高田市に到着した


    黒石寺の住職からは
    車のパンクに気をつけたほうがいいと言われていたので
    津波被害の直前の空き地に車を止めて歩いた







    海から遠く離れたこの地でも
    海水の臭いがただよってくる


    そして目の前には巨大なタンクのようなものが
    道の脇に転がっていた



    歩いて観える景色は広大なサラ地になっていて
    そのサラ地の向こうでは大きな重機が
    大きな音をたてて砂埃を巻き上げながら
    スクラップを山積みにしていた






    車を止めた目の前に
    ぐちゃぐちゃになった車が並んでいた
    車のスクラップ工場などは見たことがあったが
    スクラップ工場ではない車両も見受けられる



    陸前高田市内は“一般車両通行止め”の看板が
    見受けられほとんどがパトカーか
    スクラップ撤去のための車両が通行していた



    そして交差点のカドに簡素なテントが立っていて
    メディアのカメラが並んでいた、
    おそらくメディアの拠点になっているのだと思う


    広大のサラ地にはいくつかの建物が立っている
    ただそのほとんどが4階付近までぼろぼろになっていた
    逆にぼろぼろに残っていない建物は
    すべて流されてしまったのかもしれない





    一際目についたのが
    マイヤ陸前高田店







    おそらく街一番のスーパーだったのだろうが
    首を大きく見上げる高さ20m付近まで津波が
    襲来していたことがはっきりと分かる


    ゲーム機やらノートPCなど
    普段路上に落ちているハズのないものが散乱している





    街のはずれにある階段



    これを登れた人
    登れなかった人


    この細い階段が生死を分けた



    津波襲来時刻で止まったままの時間がそこにあった




    今できることは
    ただただ
    手をあわせるしかなかった


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    [20110808]

    実家の栃木県にて
    目覚めたのは午前4時くらいだったと思う

    ガソリンスタンドで給油をしていると
    背中の空の色が紫の絵の具を垂らしたかのように
    変化していることに気づいて思わずシャッターを切った



    東北道を途中途中で休みながら北上
    北上川流域には北海道のような景色が広がっていた




    黒石寺に到着



    もともと電話で拝観を願い出ておったのだが
    境内を見渡すと住職がすでに薬師堂で前客を案内されていたところだった



    黒石寺の狛犬は奥州市と盛岡市の伝統工芸品である
    “南部鉄器”で作られているが
    どことなく四天王のように極端に顔が小さく、胴が長くなっている

    これは何か関連するのか?!と住職に聞いたけれど
    とくに意識してつくったワケではないらしい



    本堂である薬師堂で東北の代表的彫刻の
    四天王立像を拝した



    丸く彫り出した彫眼
    細身かつ小顔に作られている



    身体の緊張感は神像とも近しいと感じ
    住職に対してその旨を伺うと
    確かにそのような神社があり
    国家的な規模を誇っていたのだそうだが
    現在は大変見窄らしい
    様相になってしまったのだそうだ

    黒石寺のHPより

     延暦21年(802)、征夷大将軍坂上田村麻呂は、鎮守府胆沢城を築き、
    城内に鎮守府八幡宮神社、城輪(きのわ)に石手堰(いわでい)神社を官寺として建立、
    当山薬師寺はその神宮寺的な存在となった。

    と、あるので神社との結びつきが
    このような像を生んだと考えるのもそう遠くはないのかもしれない



    中央の日光月光は
    腰の捻りは左右対称であるものの
    手の形は同じ方をあげている

    なだらかな衣紋から藤原に入ってからのものであろう



    黒石寺といえば蘇民祭が有名であり、そこに概要を記載します

    ・参加者である男子は祭の1週間前から精進潔斎に務めなければならず、
     肉・魚・ニラやニンニクのような臭いの強い食物、
     或いはそれらを調理した火を通した食物を口にすることが禁じられる。
    ・午後10時に鳴らされる梵鐘の音を合図に祭が始まる。浄飯米(おはんねり)を
     持った祈願者の男女が水垢離(みずごり)をした後
     「ジャッソー、ジョヤサ」(邪(ジャ)を正(ソ)すの略)と掛け声を発しながら
     本堂を三巡し、五穀豊穣を始めとする幸福を祈願する。

    ・午後11時30分より、全裸に下帯のみを身に付けた男たちが
     行列を為して福物の柴燈木(ひたき)と呼ばれる松明を
     掲げながら行進。午前2時、本堂で数え7歳の男児2人が扮する
     鬼子が本堂に入り福物の餅を境内にまいた後、再び境内に戻る。

    ・午前5時、鬼子が本堂に再び入った後「袋出し」の男5~6名が「蘇民袋」と呼ばれる麻袋を抱えて現れる。
     全裸の親方が小刀で蘇民袋を切り裂き、福物の小間木(こまき)を境内の
     男女が拾う一方で柴燈木登りに参加した男たちは引き裂かれた蘇民袋を激しく奪い合う。
     最終的に、蘇民袋の首にいちばん近い部分を持っていた者が
     その年の取主(とりぬし)となり、その年は東西どちらの土地が豊作となるかが決まる。

    黒石寺の住職とはここに書くことができない様々な話をし
    とても楽しい時間を過ごさせていただいた

    震災においての黒石寺の被害は
    極めて軽微だったようで特に仏像に関しては
    一部の破損を除いて目立った被害というのは免れた

    気をつけていってらっしゃい!という
    住職の明るい声に背中を押されて
    いい気持ちで出発することができた


    黒石寺をあとにして
    となりの正法寺を約7年ぶりに訪問すると
    当時修理中であった重要文化財の本堂屋根の
    改修が完了しており、素晴らしい景色が広がっていた



    この正法寺ももともとは黒石寺と同じ境内にあり
    同じ宗派の流れを汲む寺院であった可能性もあるのだという

    以前訪問したときに比べて一関の世界遺産登録のせいなのか
    わからないが人は増えていたように感じた

    矢吹の棚田で
    吹き抜ける心地良い風を感じ
    暫くその場に立ち止まっていた







    [20100720]

    前回の仏像旅行より1ヶ月そこらで
    再び東北にいる自分、ものすごく東北スキなようです。

    金曜日に仕事を終えて
    そのまま、夜中ぶっ続けで
    東北道を北上して
    OPEN一時間前に中尊寺に到着しました



    中尊寺金色堂 なにもかもが金色の世界★ 仏像は最初に来た時は
    写真からの期待の大きさとのギャップでちょっと残念に思ったけど、
    今回よくよくみると、絢爛豪華。すごい技術と感心しました



    讃衡蔵にて3m近い阿弥陀×1、薬師×2、金色堂とは対照的に大きな仏像だったので、
    余計に大きく感じたような気がします!讃衡蔵にはその他、清水式の千手もいました(重文)



    さーて次はどこいいこーかな



    とりあえず毛越寺イケ!!



    ってことで来ました毛越寺

    大学時代に毛越寺来て以来約5年ぶりくらいの毛越寺でした。

    立派な阿弥陀には気づきませんでした




    宝冠の阿弥陀さん


    毛越寺で浄土の庭園を
    ぐるっと散策したのでお腹が空いて
    はやく、あの例の麺


    例麺


    ・・・


    冷麺!

    を食べねばと、東北道を更に北上
    盛岡到着しました。

    盛岡冷麺の代表格
    ぴょんぴょん舎



    チーズチヂミも


    銀座にもあるんですけどね(笑)
    本店のがうまい!!…気がする(自信なし)!

    お腹が膨れたところで今回の旅行の
    一番のメインの温泉巡り

    八幡平の新緑を車で登っていきます


    そして八幡平の山頂にある
    藤七温泉 彩雲荘



    藤七温泉の内湯


    そして最も凄いのが
    一面、硫黄泉の混浴露天風呂



    ここは本当に効能が凄いようで
    湯船の底には湯ノ花の沈殿物が泥のように
    溜まっていました。その沈殿物のあいだから
    ボコボコと温泉が沸いている

    まさに自分が煮込まれるような感覚に陥る名湯
    温泉スケールでは群を抜いているのではないかと思います。


    八幡平を更に秋田方面に進んだところにある
    全国屈指の温泉宿 玉川温泉

    山口ナンバーの車などもありました。

    みな御座を敷いて
    オンドルと呼ばれる、天然の岩盤浴?!楽しんでいる方々がいました


    自分はこちらの内湯に入りました


    超強酸性の温泉で傷口がズキズキ染みてきます。


    そして宿泊する 花巻にある鉛温泉 藤三旅館



    藤三旅館の名物である 白猿の湯


    ここは水深が120cmもあり
    みな立ったまま入るというシロモノ


    三階建ての建築物を突き抜け
    とても天井が高く開放的な温泉でした
    こちらは単純泉

    温泉から出て部屋食の準備


    前沢牛のしゃぶしゃぶ

    これはマジでうまかった★

    岩手の焼酎 とっとき


    米焼酎でしたがこれは麦と同じような
    香ばしい香りがしました


    一杯でほろ酔い そして
    本日睡眠不足のため
    そっこーで死んだように眠りました










    [20100616]

    二日目はベッドのうえで目が覚める
    布団の中ではなく、布団の“うえ”
    幸いなコトにクーラーはつけていなかった

    昨夜の暴飲暴食っぷりで
    朝食を食べる元気がない

    ベッドの上で昨夜のワールドカップサッカーの
    ニュースを見つつ、ウダウダと出発時間を待ち続ける


    AM8時


    出発の時間となり、総勢9名。誰一人として
    遅刻することなく、素晴らしい連帯感


    最初のお寺はホテルから5分ほどにある永泉寺



    0191-23-6143
    岩手県一関市中里字大平山34

    中里小学校の裏手にある天台宗の寺院
    早起きの住職に案内していただき、
    お焼香を一人一人行ったのちに
    本尊である聖観音立像を拝観する



    まず初めに、信仰対象としての拝観か美術品としての拝観か
    ということを質問された。

    教授がどちらかと言えば美術、と応えると
    平泉展で東京に出張した話であったり
    中尊寺の仏像よりも古いことが分かり
    巷では話題になったなどの話をしてくれた。

    本尊は平安末期の作で
    お腹がポッコリしながらも線は細い
    柔らかな顔をしているものの全体的には
    シャープさを感じます

    一関駅から一時、東北道に乗り
    今回唯一の宮城県の仏像にお会いしに南下する

    築館ICから10分ほどの距離にある双林寺

    宮城県栗原市築館薬師台1-1
    0228-22-5028

    高台にあるお寺で、庫裏や本堂などとても立派なお寺です
    現在は曹洞宗

    本堂の裏手にある収蔵庫に仏像が4体ほど
    国重要文化財の薬師如来と脇侍として二天である
    持国天と増長天を中央に配します。




    薬師如来はなだらかなドレープの衣紋が
    特徴的であり体躯もしっかりしています



    二天のうち持国天はたぶんどこかでお会いしている
    仏像なハズなのですが、、思い出せません。


    全体的に動きがあり、なおかつプロポーションも
    かなり良くできていると感じます。

    邪鬼がユーモラスで一般的には懲らしめられている姿が
    一種の見せつけのような存在ですがこちらの邪鬼は
    “どうだ”と言わんばかりのコミカルな表情



    “うちの御主人様は強いんだぞ”って言いたげな
    仏像でした。こうなってくると邪鬼も一体となっての一種のチーム
    になっていた



    地蔵菩薩像もなかなか


    双林寺をあとにして再び東北道を北上する
    水沢のインターを降りて、見慣れた街並みを車で走らせる。

    自分は一度、そこには訪問しておりましたが
    ナビの到着予定時刻があと10分になっても自分の記憶の中にある
    田園風景が現れず、そわそわしていたところ突然現れた田園風景、
    そして自分は一度いったことがある場所にも関わらず
    場所を忘れうろうろ

    兜跋毘沙門天の写真の載った看板にそって向かった先にある
    藤里毘沙門堂



    3年前の訪問、
    2年前の世田谷美術館以来と3回目の
    出会いと記憶しております。


    岩手県奥州市江刺区藤里竹原田
    ※この住所にはありません

    管理人さんがすでにおり草むしりをされていた

    田園風景を見渡せる高台に毘沙門堂が立ってます

    ノミ跡を残す兜跋毘沙門天。
    そして鎌倉時代に作成された毘沙門天。



    巨木からそのまま刳り貫いたような兜跋毘沙門天は
    何度見ても地方佛という名に相応しい仏像でした。





    藤里毘沙門堂をあとにして黒石寺

    0197-26-4168
    岩手県奥州市水沢区黒石町字山内17

    到着するや否や、いつもとは異なる光景に
    びっくりする

    ずらりと並んだバイク達、どうやらツーリングの団体客と
    鉢合わせになった。そのツーリングの人向けなのだろうか
    通常閉まっているハズの本堂の内陣への扉や
    本尊が収められている収蔵庫も扉があいていた


    収蔵庫前にて女性の住職を呼び出し

    初めて訪問したのは約6年ほど前に遡り
    次に訪問したのが3年前、今回が3度目の訪問となるのだけど
    有名な女性住職とは初めて対面する



    声がハキハキとしていて冗談も遠慮なく
    浴びせてくる個性的な女性住職です

    御朱印をするか、本尊の説明をするか、と
    選択を迫られたので御朱印を優先していただき
    教授に解説をお願いする


    肩が張り、羅ホつが大きい本尊
    体内の銘文から時代が浮かび上がってきたものの
    近年の調査でその銘文の真偽が問われ、とはいえ
    時代がある程度特定できたという右往左往している像




    勝常寺の薬師如来像とともに
    東北を代表する仏像のひとつとなっています

    本堂には四天王、6年前遠慮がちだった自分は
    要連だったことを知らずに訪問し
    あかない本堂の格子越しに目を頑張って
    凝らしていたことを思い出す



    冬の雪がちらつく黒石寺でした
    あれから6年とは、ホント時間は早いなぁ

    本堂は開いていたので
    中に入り、十二神将と日光月光像、四天王を拝観する。


    四天王の持国天の腰のくねりがコミカルで
    本尊の勇ましさとは対照的な姿がとても愛らしい





    本堂の須弥壇の脇には
    ガメラ乗りの妙見菩薩、そういえば黒石寺は
    山号が妙見山って言うんですね

    黒石寺の次は一関市大東町にある東川院

    0191-75-2570
    岩手県一関市大東町渋民字小林35


    渋民小学校の敷地内にあり住職がすでに待っておられました

    こちらでも一人一人、
    ご焼香をしてから
    住職の話を聞く

    本尊は近くに現在廃寺となった
    観音寺から持ってこられたもので
    伝 運慶とされてきた聖観音坐像



    後背に頂きに大日如来を配置させるのが特徴的であり
    平安後期のような穏やかな印象である
    棚には珍しい鉄仏の十一面観音
    東川院という名前も他のお寺の名前を利用していたため
    なかなか謎が多きお寺でした



    東川院のあとは一関市室根町の近くにある南流神社

    岩手県一関市室根町折壁字向山85



    像高111.6cm。
    木造、カヤ材、寄木造、漆箔仕上げ




    南流山慈眼院観音寺という室根山関係の観音堂だったのですが
    明治35年、神社となり、現名を用いるようになったそうです。

    近くにある観音製菓の人が管理人さんです。
    『雨がふったら開けられないからねぇぇ』と管理人さんから
    言われていたのですが無事雨もふらず、幹事の自分としては
    ホッと胸をなで下ろす

    管理人さんの父親の四男が学校にいかなかった事から
    霊媒師に相談したところ、“なにか出していないものない?!”と
    言われ、ふと思い返したところ神社の屋根裏に
    観音像を置いていたことを思い出し、出してきたところ
    ちゃんと学校に行くことになったいう
    ちょっとビックリするような逸話を話していただきました。


    以前は見たら目が潰れるとして
    秘仏にしており、その時の写真がパンフレットに残ってました




    管理人さんの方言から話をしてくれるまさに語り部のような方で
    一同話に聴き入ってしまいました。



    南流神社のあとコンビニで遅くなった昼食タイム
    たこ焼きと冷やし中華を高校時代によくやっていように
    コンビニの外でかきこむ

    お腹がふくれたところで大光寺

    岩手県一関市千厩町千厩字宮敷89
    0191-52-2023

    洗練された境内にてセルフ拝観

    木造薬師如来立像
    像高153.2cm。
    平安後期木造、一木造。


    裾に藤原時代の丸文様が残っていて
    境内同様にとても保存状態がいい像です

    薬師如来の左隣には不動明王
    この旅の15寺目にして初めてなんじゃないかな、っていうくらい
    この旅での不動明王に出くわすことがありませんでした


    そして最後、松川にある二十五菩薩堂


    前回3年前に訪問した時に遊びに来ていた
    男の子と女の子のおじいちゃんが管理人さんとして
    来ていただけました。


    あの兄弟は元気ですか?と聞くといちいち立ち止まって
    “へぇ?!”と聞き返してきたので、
    みんなを待たせるといけないから
    おじいさんには2、3質問して質問を我慢しました


    修復された阿弥陀佛とそれを囲うような破損仏、
    その全てが顔がとれてしまっている仏像です。







    おじいさんが子供のころはこの破損仏を
    ボール替わりにしてキャッチボールして遊んでいたそう(笑)

    今回の発見としては
    管理人さんが、仏像を研究しているんだったら
    と言って引き出しをあけてくれると、そこには
    お乳がついた仏像が現れました



    おお!と一同歓声をあげて
    みんなで珍しい仏像を
    カメラに収めました。


    と、これで全てのお寺の行程は終了

    今までで最多の16ヶ所のお寺をまわりました
    帰りは新幹線内で駅弁を購入
    プレミアムモルツとともに、この旅の充実感を味わいました

    地方佛研究会の皆様、おつかれさまでした



    仏像部の仏像Tも活躍






    [20100616]

    東京駅発 6:04

    到着した駅は岩手県 一ノ関駅

    東京、神奈川、静岡、京都、大阪、奈良から集結した
    地方佛研究会 総勢9名による企画Vol.11


    今回の企画はみちのく【岩手県


    そして、トータルの企画、幹事を自分が担当という
    とても責任重大な企画でした。


    一ノ関駅にてレンタカーを借りて一気に北上。
    もう青森県まであと少しの二戸市にある天台寺

    岩手県二戸市浄法寺町御山久保33-1
    0195-38-2500




    瀬戸内寂聴が住職をやったことで有名になりました。


    本堂では大きな聖観音と対峙する
    おっきな聖観音だなぁ・・・と思いきや


    横に来ると意外に薄いのね。



    そして本堂裏手にある
    宝物館にて個性的な仏像たちと出会いました

    まずは吉祥天
    やさしいお顔、今までみたことがない、ほんわかという言葉がとても似合う仏像



    菩薩像もこの目鼻立ちと頭のヘルメット感が
    たっぷりの親しみのある仏像です


    そして色濃い彼らを率いるセンターにいる仏像は
    鉈彫りの聖観音



    ノミ跡は戦歴の勲章だ!とも考えられるとても神秘的な仏像


    境内はところどころにかわいいお地蔵様がいらっしゃって
    その中には木に生息している地蔵もいました。
    ガジュマルに住み着く妖精、キムジナーのよう




    東北道をそこから一気に南下して
    盛岡市
    玉山区にある東楽寺

    岩手県盛岡市玉山区玉山字一笠31
    019-685-2510

    狭い収蔵庫にぎっちり地方仏らしい仏像が並びます。
    姫神山の本地仏。像高3m60cm 
    十一面観音パパを囲むように仏像達の家族の風景




    一つ一つ全て個性的な十一面観音が並びます。





    東楽寺は3年前に訪問していたのだけど
    手水所が一新してとても綺麗なお寺になっていました。

    姫神山はまさに神が宿るような綺麗な形をしており
    手水の水も姫神山から流れる井戸水をお寺に流したいという
    お寺の関係者の希望がようやく反映されて、と
    東北美人の若女将が話してくれた

    東楽寺をあとにして更に南下する
    そして凌雲寺

    岩手県花巻市東和町安俵5区90
    0198-42-3055




    伝十一面観音菩薩立像 県文 像高157.2cm。
    伝十一面観音菩薩立像 県文 像高166.6cm

    センターの十一面観音は
    もともとは聖観音ではないかといわれている十一面観音

    東和町の丹内山神社に伝わったもの。



    頭上にある仏面は差し込まれた感の強い化仏たち
    左側の十一面観音は枕を忍ばせて、お昼寝をしているような仏像でした




    凌雲寺から程なくしたところにある
    岩手県の名所にもなっている成島毘沙門堂



    巨大な兜跋毘沙門天と一同対峙



    毘藍婆、
    尼藍婆を従えるという
    珍しい毘沙門天


    迫力だけでなく、よくぞここまで彫り込んだと感じる
    おおきな一木像。岩手の名宝でしょう。

    自分の好きな仏像BEST3に入る仏像がここにいます。
    伝吉祥天立像 
    3年前の成島毘沙門堂、世田谷美術館以来、合計3回目の出会い

    謎の印、謎の表情、頭にはなぜか象がいるという
    ここでしか出逢うことができない、初見でびびっと来て以来
    なんども引き込まれる体験をします





    寝転んで見ると更に
    その迫力が増します




    成島毘沙門堂の次は北上市博物館

    岩手県北上市口内町金峯山44



    茅葺き屋根の並ぶ“みちのく民族村”の敷地内にあります。

    中にはこの地域の動物たちの剥製や出土した土器などが並び
    その一角に万蔵寺所蔵の仏像たちが並ぶ

    ■県指定男神立像、
    ■県指定十一面観音
    ■県指定十一面観音

    特に男神立像が、座敷童子のようなかわいい神像。

    万蔵寺は現在も存在しますがほとんどの仏像をこの博物館に寄託しました。
    また万蔵寺はその規模の大きさからも感じられるように定額寺であったとされるようです。





    博物館の中には生きた白蛇もいた





    岩手毘沙門天シリーズwの一つ、立花毘沙門堂
    は博物館から5分 ほどの距離にある



    岩手県北上市立花16地割105
    0197-64-7303


    3年前と同じ人が現れた





    なかなか見ないこのアングル






    重要文化財指定の2天の動きの表現とても愛らしい
    目玉がグリっとして古様のようにも見えるけど
    アクションや鎧の表現は巧に表されている


    『住職は北海道にいるんです』
    って言われたもんだからてっきり廃寺に近しいと思っていた万蔵寺

    いってみたらとんでもない!




    モノ凄く綺麗な本堂

    そしてその奥に秘仏であった鉈彫りの薬師如来が鎮座する





    目鼻立ちがスッと通ったイケメン薬師
    黒石寺の薬師如来とは異なった洗練されつつも
    地方らしい鉈彫りのコラボ

    この帰り道、ガソリンスタンドを探すのに苦慮しました。。


    そして一日目の最後のお寺であった

    正音寺
    岩手県紫波郡紫波町遠山字上小深田29-1
    019-672-2398


    不動明王不在の五大明王



    真ん中には不動明王の代わりに毘沙門天。


    顔が憤怒だからこっちでもいいのか?!ってことなので しょうか
    はたまたモズのヒナの心が乗り移ったのだろうかw

    暗いお堂の中でLED懐中電灯コンビのダブルライトの
    威力は凄まじい




    長い長い観佛の一日目が終了

    一ノ関駅前の居酒屋にて美酒を浴びる
    そして、その次の日はそのリバウンドに苦しめられるのでしたw







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    安産寺年明け御礼参りをさせてもらう予定です。
    ことし一年お世話になりました。

    不空 (12/17)
    正覚院 → 正覚寺

    不空 (12/17)
    安産寺が一番というのは、今年を表してるね! それにしてもたくさん相変わらず行ってるね!だめだよ、地蔵尊に怒られるよ(笑) 山形のは、開けてくれて良かったですね、巨

    株取引の流れ (11/20)
    とても魅力的な記事でした!!
    また遊びに来ます!!
    ありがとうございます。。

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