然るを訊く
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    [20120229]

    糸魚川市の日本海沿いに走る国道8号を
    妙高山へ向かって伸びる国道270号線へ乗って
    程無くすると『日光寺』という地域が現れる

    その地域にもなっている日光寺
    748年に行基が創立し良恵が創立と伝えられる
    新義真言宗豊山派の寺院である





    広い境内の石段をあがりチャイムを鳴らすと
    住職の奥様が対応してくださった

    案内のもと寺内の中庭にある
    収蔵庫の扉を開け三体の仏像と対峙した



    阿弥陀如来を中心に脇侍の十一面、勢至ともに
    立像形式を取る



    特に立像の勢至菩薩が合掌している姿がとても
    珍しく興味を持って拝した



    本尊と十一面観音は共にケヤキの一木像であり
    平安初期の特徴を残しているが三尊ともに顔立ちは
    柔らかく平安後期に入ってからの作であろう




    三尊ともに優しい表情をしている
    仏像というよりも村人を型どった像、
    そんなフレーズが頭をよぎった



    仏像を拝したあとは茶の間でご住職の奥様から
    お茶をいただいた
    かつての伽藍の壮健さや4月第3日曜日に行われている
    この地域の『日光寺けんか祭り』についてのお話を伺った

    地域の人々は雪深いこの地域では雪解けになった
    喜びを神輿に委ねて、けんか祭りでぶつけ合っているのではないか?
    そんなことを思いながら話を聞いたのを覚えている

    友人とは糸魚川の駅で別れて
    自分は高速道路を使わず一般道のみで
    十日町へと車を走らせた




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    [20110920]

    海水浴場から雨飾山向かう糸魚川市の水保地区には
    素朴な十一面観音が祀られている



    観音堂の拝観を申請すると
    地元民が4世帯くらいの人々が
    我々をお待ちくださっていてとても驚いた


    旧水保寺の秘仏十一面観音は本堂のうえにある
    収蔵庫の中に祀られているということで
    地元の方々の先導で少し高台にある収蔵庫へ向う



    旧水保寺は現在の観音堂の下の
    道路の地面に基礎が発見されたそうだ

    収蔵庫の周囲を取り囲う壁は
    自分の背丈よりもかなり高い位置まで
    伸びており、ここが冬は雪深い世界に
    包まれるという証拠を目の当たりにした



    収蔵庫の扉が開かれ
    十一面観音が目の前に現れた



    鉈彫りながら荒々しさはあまり見られない



    肩口からかけた衣はお腹のあたりで
    ゆるやかに結び宮廷の貴族のような印象を受ける



    その像は仏というよりもより人間らしい

    頭上の化仏は朽ちてしまっているのか現在は墨で顔を描いているだけであり
    いかにも地元の人々に愛されている像である様子が伺えた





    山を越えた根津山寺の日吉神社で毎年9/1に行われている大祭
    は<おててこまい>という舞いが奉納され
    無形文化財に指定されている


    概要<参考URL
    水保観音堂の創建は大同元年(806)に弘法大師空海が開山し、坂上田村麻呂が草創したといわれています。
    日吉神社とは神仏混合で最盛期には吉祥院の庇護のもと七堂伽藍を備た大寺院でした。
    周囲に大きな影響力を持っていましたが明治時代初頭に発令された神仏分離令により寺院が配され
    日吉神社と観音堂だけが残され、現在は宝伝寺の境外仏堂となり周囲の信者によって管理されています。
    特に本尊である十一面観音は身をもって集落の火災を防いだという伝説が残っていて火伏の観音さまとして
    信仰の対象となっています。観音堂には棟札が残されていて明和5年(1768)に建てられ、
    棟梁が倉若七右衛門、脇棟梁が宮原与右衛門、下役が小杉久右衛門だったことがわかっています。
    5間四方の寄棟造り、元茅葺(現、金属板葺き)で中世の密教寺院建築の特徴を残し地域に残る修験道場の
    遺構としても貴重な存在です。寺宝には大正12年に国重要文化財に指定された
    「木造十一面観音立像」(平安時代中期~後期の作と推定、桜材の一木造、頭部の天冠台には
    様々な表情をした十一面が墨書、像高1.548m、鉈彫り、33年に一度の開帳)や
    男神像(2躯、室町時代作と推定、像高27㎝、23.5㎝)や鋳銅製鰐口(貞享3年作、鋳師:高田土肥藤右衛門藤原朝臣家次、
    施主:糸魚川高野清右衛門季林敬白)などがあります。又、観音堂には鎌倉時代に佐渡に流され本間一族に
    惨殺された日野資朝の子供阿新丸が観音堂の霊力を受け父の敵を討ち果たし
    父の遺骨を境内に埋葬したという伝説があり資朝の墓もあります。

    -------------------------------------------------------
    水保観音堂
    〒941-0044 新潟県糸魚川市水保
    [詳細]
    http://www.city.itoigawa.lg.jp/dd.aspx?menuid=4223
    -------------------------------------------------------


    大きな地図で見る


    [20110904]

    富山から栃木に戻る途中に
    十日町市に立ち寄った













    今年は夏の豪雨や震災のあとの余震の影響で
    大地の芸術祭の作品はたくさんのところで見れなくなっていたのだった

    震災の余波は東北だけではない

    長野やこの新潟でも爪を深く残していたことを
    自分は記憶に残さなければならない





    [20110802]

    新潟県十日町市 越後第十番札所 長徳寺
    “千手観音”という尊像名で親しまれている



    伝説では坂上田村麻呂が東北遠征の際の
    祈願寺として創建したという伝承が残る



    山門には
    市指定文化財の仁王が
    鎮座する



    憤怒相というよりも威嚇の造形でありながらも
    どこかクスっと笑ってしまう愛らしさを持っている

    吽像はじゃんけんのグーとパーの
    形を成しており地域の子供たちにも
    親しまれたことが想像された





    十日町は毎年必ず訪問しており
    宿泊したJames Turrellの光の館では
    光めいっぱい浴びることのできる
    高台のうえに立っており

    高床式の建築を
    吹き抜ける風を体中で受け止めて
    清々しい気持ちを感じた



    同じ日に宿泊した客からは
    ケーキをプレゼントされた



    この十日町はつい最近、かつてないほどの
    豪雨を記録したのだが、だいじょうぶだったろうか

    来週訪問予定なので確認していきたい

    [20100812]

    朝のオープンスカイ




    作品番号 3
    ドミニク・ペロー
    バタフライパビリオン



    “能や狂言の舞台にもなる「あずまや」。
    蝶の翅や万華鏡をイメージした反射素材の屋根が、
    里山の風景や、舞台上の演者の美しい装束を重ねて映し出す”

    公園の一角に設置された銀盤の反射が眩しい舞台
    目の前には神明神社があり、向かい合うように設置された舞台は
    その神社すら登場させるように作られたもののように感じました。


    作品番号 7
    うぶすなの家


    近くの駐車場に車を停めた時点で、中にいた管理の人が
    “よくいらっしゃいませ”と大きな笑顔で迎えてくれた


    陶器で作られた土間、柱、麩、こちらも空き家プロジェクトの
    ひとつであり、二階にあがると“風の茶室”“光の茶室”“闇の茶室”
    と三種の茶室がありそれぞれに作家が作った陶器が飾られている





    一階はレストランを併設しており
    地元の食材でつくったごはんをいただくことができる。

    自分は“山菜ハンバーグ定食”“山菜ギョーザ定食”“夏野菜カレー”などの
    中から“やまちごっつぉ定食”を注文しました。





    待っている間はつめたーく冷えた水を汗をだらだら垂らしながら
    飲んで、地元のおばあさんと、この地域の話、おばあさんの話、芸術祭の
    話をした。


    このうぶすなの家がある地域はもともと何もない場所で
    おばあさんがこの土地に嫁いできた際も日が沈むと真っ暗な
    世界が広がっていたんだそう。おばあさんはこの表現を
    “光を外に漏らさないように”としていた。

    そんな地域にこの芸術祭がやってきて
    最初は“そんなアートのコトなんて、わがんねっから”と
    思っていたんだけどいざ始まってみると
    この芸術祭を観に来る人の客層がよく
    ゴミ捨てや落書きなどの悪い人は一切こないんだ~
    しかも、若い人といろんな話ができてほーーんとに
    芸術祭やってよかったんだ!ってうれしそうに話をしてくれて
    自分までとても嬉しくなりました



    ごはんはなんといってもコシヒカリが実に美味いコト!
    めずらしい“糸カボチャ”もいただきました。

    うぶすなの家、とても思い出に残る家となりました。


    作品番号 277
    キドラット・タヒミック
    戦後のラブレター
    (イフガオの棚田から新潟の棚田へ、愛をこめて)



    うぶすなの家の人に、ここは行ったほうがいいよと
    レコメンドされた作品。

    [引用]
    フィリピンのイフガオにある棚田から小屋を移築。
    トーテムポールとリザード(トカゲ)形の広場もつくられました。
    越後妻有の風景に佇むイフガオの小屋が棚田文化を持つ
    ふたつの地域を繋ぎます。


    棚田を目の前に原始の生活を受け継いでいる
    モニュメントが飾られたりしていた。

    ワケあって、ガイドブックには載せていないそうで
    口コミで広げてください、と看板が立っていた。



    作品番号 120
    高橋治希
    蔓蔓

    陶器で作られた、花。蔦を巻きながら和室から外へ飛び出そうと
    成長している作品。家の主は新潟を襲った地震をきっかけに
    空き家にしていたそうで、そこに新たに生まれた花。





    花にはこの地域の風景が細かく描かれた。
    こちらの作品のこへび隊の人は昨日の津南の
    インスタレーションと同じ人であった。

    高橋治希さんは確か瀬戸内国際芸術祭2010にも
    作品を出品をしており、近く是非訪問してみたいと
    思っている。

    作品番号 132
    山本浩二
    清津峡トンネル美術館

    ここに到着して、昔の記憶が蘇ってきた。
    8年前に在籍していた大学のスキーサークルの夏合宿で
    来た場所だった。



    その時は確か上越付近に宿泊をしたと記憶をしていたけれど
    なるほど、もうすぐそこは上越に近いところであった、、
    と同時に数日前はここの近くでフジロックフェスティバルが
    開催されていたんだな~と近くには幾度となく訪問しているにも
    関わらず、未だ訪問できていない歯がゆさが蘇ってきた。

    清津峡渓谷トンネルの中の一角に小さな一列の美術館が存在していた。
    中には十日町市の各地で収集された草花をを炭化させて作った作品が
    並べられていた。



    これは果たして草花なのか、と南国植物のような
    少しグロテスクさを感じさせるようなユニークな
    草花が並んでいた。



    作品番号 131
    東京電機大学山本空間デザイン研究室+
    共立女子大学堀ゼミ
    うつすいえ



    清津峡トンネル美術館を最後にしようとしていたけれど
    帰り途中でたまたま通りかかったこちらの作品に足を運んでみた。
    結果として、とても印象に残った作品になった。



    天井に散らばった小さな光は土間に敷き詰められたガラスに
    反射して、家の中の光を増幅させている。
    ダイナミックな襖絵も同様に増幅させられ、家の中の
    景色を全てガラスが媒体となり反射をさせる。
    それは訪問者である、自分も同じ。







    二階に登ってボーっと増幅された景色を眺めていた。





    帰りみちには上越にある、[山の湯]で温泉宿の小さな看板娘8歳の
    “はやし あゆみ”ちゃんと遊びつつ、

    楽しい記憶をたくさん閉じ込めたまま帰路についた。

    2006年より行っている大地の芸術祭だけど
    毎回毎回新たな感動や出会いが生まれる素敵な土地です。






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    株取引の流れ (11/20)
    とても魅力的な記事でした!!
    また遊びに来ます!!
    ありがとうございます。。

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