然るを訊く
[------]

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


--------(--) --:-- スポンサー広告
  • | このエントリーを含むはてなブックマーク
  • | 編集 |
    [20120305]

    中央市の永源寺を訪問したあとに
    南アルプス市へと移動し曹洞宗寺院である
    大神山伝嗣院を訪ねた

    境内はブランコやとても大きな収蔵庫があり
    とても広々としている



    お寺の裏側から境内に入り
    車を停めて目当ての石造大日如来を探すが
    なかなか見当たらない

    10分ほど探しても分からなかったので
    止む無くお寺のチャイムを鳴らし住職に聞くと
    別の場所にあることを伺って指示された場所に
    車を走らせた

    大日如来は南アルプス市全体を見渡す
    丘の上に立っていた





    この日は厚い雲に覆われてしまっていたため
    確認することができなかったのだがこの大日如来は
    富士山を向いているだという

    そして由来が全く分からなかったのだが
    この大日如来は地元の人からは
    おでいにっちゃん”という名前で
    親しまれているという



    この不思議な名前と同じように
    本尊の地元に根差したことが明確に分かるルックスと
    その人々を守ろうというこの像が
    座するロケーションに感動し



    次なる目的地ギャラリートラックスがある
    北杜市へと車を走らせた




    スポンサーサイト

    [20120305]

    山梨県中央市にある豊田山永源寺
    国重要文化財である聖観音立像の開帳があるということで
    中央道を経由して訪問した

    インターからは約10分ほど。
    近くに中学校がありその西側に境内を構える



    真言宗から改宗した曹洞宗寺院で
    加藤三郎兵衛照政が聖観世音菩薩を奉祠して、
    948年に再建された。

    年に1度、3月の第1日曜日に開帳される
    聖観音立像は境内の観音堂に祀られていた



    朝早くの訪問ということで人はまばらであったが
    檀家の世話役の方が一人、観音堂で来客の対応をされていた

    聖観音立像は国重要文化財に指定されたということで
    コンクリートの収蔵庫の中に、
    木造の厨子のまま祀られていた



    藤原時代の典型的な基準作であるが
    立像であるため身体のプロポーションとしては
    すらっとしており気品を漂わせる





    独尊としても十分な優美な雰囲気は感じるが
    本尊として製作されるにしてはやや小ささや
    華奢な儚さも感じることから、何処ぞの仏像の
    脇侍として作られた可能性もあるのではないかとも
    考えられる

    現在檀家は100軒にも及んでいるというが
    同寺は、度々の水害によって荒廃し、また昭和26年には
    聖観音立像自身が盗難に遭ってしまうという。

    度々の災難を受けてしまっているものの
    幾度となく再建してきたこの仏像に対し
    大震災から1年を迎えようとする今日
    心惹かれずにはいられない










    [20120221]

    山梨県の満願寺に祀られている平安中期に下る
    十一面観音像を拝観し(参照)
    我々は石和温泉駅から東北にある“立川不動”を目的地として
    タクシーに乗った

    中央本線の踏切を越え
    笛吹市春日居町に入ったところで『このあたりで』と
    タクシーを停めた。

    停めたところにちょうど男性3人組がいて
    『立川不動はどこですか?!』と場所を聞こうとすると
    まさにその方々が我々を待っていた立川不動
    管理者の方々だったのだ



    管理人さん達の案内のもと
    立川不動へと向かうと
    中央本線を線路沿いに石和温泉駅へと南下したところに
    吹きさらしのお堂があった



    3人の管理者の方々が『ここは昔、茅葺き屋根だったんだよなぁ』
    と昔を懐かしむように話をしている声が聞こえてきた

    木造の格子を開けていただき、近くで
    立川不動こと木造不動明王坐像を拝した



    左手に羂索を右手に剣、
    雨風に晒されたためであろう、痛みが激しいのであるが
    地方仏師による伸びやかな表情が感じることができた



    またなんと言っても255cmの丈六の不動明王という
    迫力のある体躯が吹きさらしの木造のお堂にあるという環境が
    とても印象的であった

    資料によると一木造によるものであるが
    地元の人々が
    『昔はこのお不動さんの中に入って遊んだりしたなぁ』という
    ことからも、内ぐりがあるのだろう






    このような声は地方ならではのエピソードで
    こういう人間と仏像が共存している風景を求めて
    自分は旅をしてしまう


    夕方の時間にも関わらず我々が不動明王像を前に
    あれこれ話をしていると次々と地元の人々が
    我々の訪問が珍しいのか覗きに集まってきた


    この不動明王が見つめるお堂の外の景色、
    その目線の先には雪を被った富士山に夕日が注ぎ
    美しく輝いている姿が広がっていた









    [20120109]

    石和温泉駅から田中公民館前 行きのバスに乗るはずが
    もともと調べていた時刻表がロータリーの時刻表と照らし合わせると違ってしまい
    タクシーを使って“里の駅いちのみや”まで行くことになってしまった

    南方に見える富士山の姿は白く雪化粧をしており
    人間でいうところの頭のみを節刀ヶ岳の山並みから覗かせている

    “里の駅いちのみや”で山梨県の郷土料理として
    B級グルメグランプリにも輝いた『甲府もつ煮』をいただいて
    約束の時間より若干早く到着すると管理の方に伝える

    バイパスを西に進み、桃丘農園を右に曲って
    昔の民家の中にある満願寺を訪問した





    満願寺に到着するとすでに管理者の方は
    お堂を開けてくださっており“もうあとは勝手に見てって”と
    半ば冗談にも聞こえるような快諾をしてくださったのだった

    木造十一面観音菩薩立像が立っている建物は本堂というよりも
    公民館のような佇まい



    中央にこの本堂の主人として
    十一面観音菩薩立像が立っている



    ほぼ等身の169cmのけやきの一木であり
    行基の作と伝わっている
    全体的に塗られている金泥は後補のものであり
    玉眼もおそらくあとから嵌めこまれたものであろう

    面相はスリムな顔つきをしており
    全体的には静的な落ち着きのあるポーズをしている
    頭上の化仏は朽ちて現在はなくなってしまっているが
    身体の特徴から平安中期くらいのものであろう

    半開きになった口からは今にも観音菩薩が
    語り出しそうな、仏がまさに目の前にいるというリアリズムを
    感じることができる

    現在は数件の檀家によって守られており
    近年よく展覧会に出張され多くの人々の目に
    触れられているという



    仏と対峙した私は“お前は何しにきた”と
    内面を見透かされているような気がしてしまうほどだった




    [20100830]

    静岡県富士宮市にて開催された
    あさぎり天空まつり”へ行ってきました




    富士宮市が本拠地ということで
    これは欠かせない!ってことで
    “富士宮焼きそば”を食べにきたのは“ゆぐち


    けっこう田舎にあるんだけど
    結構混んでいました。
    造りもどこか田舎風でしょ?!


    “五目焼きそば”


    こちらは“ホルモン焼きそば”


    どちらも、普通の焼きそばとは違って濃厚かつジューシーな焼きそばだった
    “五目焼きそば”の方は正統派な富士宮焼きそばで
    “ホルモン焼きそば”は玄人さん向けな焼きそばの印象。

    自分は車だったもんで
    ビール飲めなかったのが辛かったーー

    そして、コンビニで
    必要なものを買い込んで(もちろんお酒も)

    会場である
    あさぎり高原“ふもとっぱら”へ





    自分もテントを立てようとしたのだけど
    かりもののため、どうやって立てていいのかさっぱり
    わからず四苦八苦。。

    一時間かけてなんとか立てることができました。

    いやー、疲れた!

    天空まつりの会場を散策

    のんびりとしたひとつの町がそこにできていました






    テントを立てるのに一苦労したためか
    テントで横になっていたらそのまま2時間ヒルネ・・・

    起きたら夜になってました・・失態。。

    ようやく身体動かすカー

    ってことでステージにいってみると
    三人の女神が、踊りながら、

    ドラムンな音楽がかかりまくりーの
    ハウスかかりーの



    気づいたら自分も踊りーの

    “火の鳥”というファイヤーなアトラクション盛りだくさんの
    方々のパフォーマンスを見ていると、ちょうど月がだんだんと
    富士山に登っていく景色でした



    古風な音楽
    そして闇

    アマテラスオオミカミ的な、その場面がまさにシンクロニシティーンでした。
    月光に照らされた富士山のシルエットが
    この世のものとは思えない不思議な情景を
    この時代に黄泉がえりをさせてくれているような。。
    暫しその場を離れることができない自分がいました。


    夜の町は、イエンタウンバンドのイエンタウンの情景のようでした


    タコスやタイラーメンを食べようとしていると
    その町の向こう側から上がる花火に
    住民達は歓喜の叫びを夜空に向けて
    放っていたのでした。



    楽しい気分のまま
    気づいたら、テントの中で眠りの世界へ
    入ってました


    朝の目覚めは
    焼きたてのパンとともに



    この日は、体操をして、テントを片付けながら
    アンコールワットの本を読んだりして
    ぐだーっと時間を過ごしていました



    お昼ぐらいには、解散をして
    山梨の寺院を巡ることに

    金剛院 明王寺(真言宗智山派)
    山梨県増穂町舂米2-1




    管理人のおばあさまが“暑い中よう来てくれた”と
    歓迎してくれたのがとても嬉しかった

    このお寺は何度か火災にあってしまって
    伽藍や文化財などほとんどがなくなってしまったそうだけど
    唯一残っている文化財として

    貞観の檜一木の薬師如来像


    とても可愛らしい顔をしておりました

    本堂の中には五大明王が


    不動明王像の天地眼はここまで来ると
    どこかコミカルでキュートな不動明王になってました



    腰巻きは虎かな?!


    冷たい麦茶を何度も進めてくれて
    とても気立ての良いお母さんでした

    笛吹市へ移動して
    こちらも“真言宗智山派” 大野山 福光園寺

    真言宗が続いておりますが
    山梨県が決して真言宗が多いというワケではありません。
    一番多い宗派は曹洞宗だそうです



    いやー、たくさんの蚊がおりました。
    一瞬のうちに何箇所も刺されて痒い痒い痒い。。。

    住職が待っておられ
    収蔵庫の鍵をあけてくださった



    吉祥天が中央で持国天、多聞天の二天が脇待という珍しい形式。
    しかも吉祥天が坐像というのは日本に2つしかないそう。しかも脇待は慶派。良佛の宝庫でした★








    住職曰く

    持国天 ⇒ “生”を表している
    多聞天 ⇒ “死”を表している

    その間にいる吉祥天は
    現世の自分たちへの
    恩恵である、、と。





    多聞天、吉祥天が夫婦であるにも関わらず
    大きい吉祥天の存在が、どこか北斗晶風な“鬼嫁”的な
    現代に通じる、形があって、とても面白かったです

    帰りは30kmの渋滞にはまりながらも
    なんとか帰還!

    夏の終わりですが、まだまだこれからも
    楽しんでいきたいと思います。


    あさぎり高原の朝、テントからみえた風景。 美しい日本の情景




    HOME NEXT
    copyright © 2005 yoshiki all rights reserved.

    Template By innerlife02

    RSS1.0 ,

    [mixi]♥Sexy仏像♥&仏List
    カテゴリー
     
    最近の記事
    最近のコメント
    迦楼馬 (03/27)
    こんばんわ、お疲れ様でした。
    いつの日か関西方面での開催を五劫思惟の想いで待っていますね(笑)

    村石太い&しなもんてぃー (02/16)
    孔雀明王 仏像 愛知県で 検索中です。
    時折 孔雀明王の真言を 寝ているとき 唱えています。
    名古屋に 孔雀明王が ご安置 されている寺社は ないかなぁ
    宗教研

    こばりん (01/13)
    輪島を旅したとき立ち寄りました。素晴らしい仏像でした。

    yoshiki (12/23)
    不空さん

    神像もたせてもらえるんですかw
    安産寺年明け御礼参りをさせてもらう予定です。
    ことし一年お世話になりました。

    不空 (12/17)
    正覚院 → 正覚寺

    不空 (12/17)
    安産寺が一番というのは、今年を表してるね! それにしてもたくさん相変わらず行ってるね!だめだよ、地蔵尊に怒られるよ(笑) 山形のは、開けてくれて良かったですね、巨

    株取引の流れ (11/20)
    とても魅力的な記事でした!!
    また遊びに来ます!!
    ありがとうございます。。

    ブログ内検索
    月別アーカイブ
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。