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    [20131208]

    いやー、久々です

     

    まず冒頭にお詫びします!

     

    もし、ほんとにもしこのブログを楽しみにしていただいている

    方がいらしたら申し訳ありません。。

    家庭と仕事の状況が日々忙しくなり

    ブログを更新できない厳しい状況にありました。

    仏像部としての活動もこの1年はお休みでした。

     

    そしてこの先もブログを以前のようなペースで

    書けるかどうかはわかりません。

     

     

    だけど昔のようなペースではないけれど

    仕事と家庭の合間を縫って

    佛を訪ねるライフワークは続けていました。

     

    だからせめて2013年を振り返って個人的に

    思い出に残る佛さんベスト5だけ記したいと思います。

     

     

    ■ノミネート

    大阪・専念寺 十一面観音(2013年2月、9月訪問)

    大阪・尊延寺 五大明王(2013年9月訪問)

    兵庫・楊柳寺 楊柳観音(2013年9月訪問)

    兵庫・蓮華寺 十一面観音坐像(2013年9月訪問)

    兵庫・香雪美術館 薬師如来立像(2013年9月訪問)

    千葉・小松寺 薬師如来(2013年2月訪問)

    福岡・極楽禅寺 聖観音(2013年2月訪問)

    京都・勝光寺 聖観音(2013年2月訪問)

    山形・天養寺観音堂 聖観音(2013年4月訪問)

    山形・立石寺薬師如来(2013年4月訪問)

    山梨・大善寺 日光月光菩薩(2013年10月訪問)

    宮崎・木喰五智館 五智如来(2013年10月訪問)

    熊本・荒茂毘沙門堂 吉祥天女像(2013年10月訪問)

     

    静岡・龍音寺 聖観音立像(2013年12月訪問)

     

    秋田・土澤神社 十一面観音(2013年8月訪問)

    秋田・白山神社 女神像(2013年8月訪問)

    秋田・金峰神社 菩薩立像(2013年8月訪問)

    秋田・小沼神社 聖観音・十一面(2013年8月訪問)

     

     

     

    さて、いよいよベスト5の発表です!

     

    5位:静岡・龍音寺 聖観音立像

     

    伊豆にある臨済宗寺院にある本尊。

    詳細はわかりませんが平安中期くらいでしょうか。

    翻波式衣紋の迫力。そして姿勢がいい。

     

    この仏像は近年修復されてお化粧を落としたそうです。

     

    ご住職から修理される前の姿を見せてもらいましたが全く違う!

    女性はスッピンになると恐ろしい顔が

    出てくることが多いですが(失礼。。)

    佛の場合はスッピンの方が美人になることが多いですね!

     

    4位:秋田金峯神社・菩薩立像

    鳥海山の麓にある金峯神社の収蔵庫にある巨大な菩薩像。

    僕はこの仏像を見て「木の精霊だ」と思いました。

     

    おおぶりな唇と大木の幹をそのまま持ってきたかのような胴回り。

    プリミティブな佛の姿がインパクト大。

     

    鳥海山のミネラルを存分に吸収した

    生牡蠣はこの時食べられなかったけどw

     

     

     

    3位:大阪・専念寺 十一面観音

     

    大阪の保育園に祀られていた十一面観音。

     

    全く知らなかった仏像だけれども

    その様子はさながら聖林寺の国宝十一面観音のよう。

     

    あまりにも良かったから2月に訪問したけど

    また9月に再訪してしまいましたw

     

     

     

     

    2位:某所・菩薩立像、不動明王

     

     

    場所は管理都合により非開示とさせてください、ごめんなさい

     

    小さなお堂にポツンと祀られた菩薩像。

    決して大きくない。

    しかしながらそれは強烈なオーラを示している。

     

    そしてその横には巨石のような

    摩滅の激しい不動明王像。

     

    この2人の関係は

    義経と弁慶のよう。

     

    そんな関係でこの地を静かに

    護っているように思えました。

     

     

     

     

    1位:秋田 小沼神社 聖観音・十一面

    森の木々で昼でも暗い山奥。

    境内の前にある池の上に建つかのように

    本殿にが浮かび上がります。

     

    本殿の中央に2体の平安佛が祀られます。

    神社なので祝詞集をあげて拝観。

     

     

    聖観音は極めて細いシルエット。

    一方で十一面観音はゴツゴツとしたシルエット。

     

    聖観音は極端なまでに

    翻波式衣紋を刻んで平安初期の特徴をしている。

     

    しかし一方で平安初期の

    主な特徴とは逆行するように

    全身の量感は削ぎ落とすという珍しい姿。

     

    佛のストイックさに威圧され

    ダントツのインパクトを残す結果になりました。

     

     

     

     

     

    ということで観音像ばかりのランキングになってしまいましたw

    やっぱり日本人の感性には観音が響くってことなのかな。

     

     

     

    仕事や家庭が多忙だったわりにはしっかりと

    観佛の時間は確保できて2013年も満足満足。

     

     

    以上!

    ちょっとご挨拶には早いけど

    こんな感じで2013年を締めくくりたいと思います。

     

     

     

    また来年もよろしくお願いします!

     

     

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    2013-12-08(Sun) 23:02 | トラックバック(0) | コメント(0)
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    [20121216]

    2012年ももう終わり。
    12月に観仏の予定の無い自分は2012年の観仏予定は以上で終了となりました。

    2012を振り返って公私ともに大きな変化があった年になったのですが
    こと仏像拝観に関して申し上げると2012年は2011年と比較して
    拝観した仏像の数としては2010年、2011年に若干劣ると思るけど、
    1000体はゆうに超える仏像と出会うことができたのではと思います。

    仏像にランキングとはいかがなものかと思いますが(笑)
    2012年に自分の印象に残った仏像たちを書き残すことができればと思います。

    ちなみに昨年のランキングは
    こちら

    まずはノミネートから

    ■ノミネート
    2012年1月訪問:群馬県宮田不動尊・不動明王
    (1年に1日の開帳。石造の不動明王でありながら秀作。洞窟の中の拝観はちょっとドキドキした)

    DSC06501_20121216101636.jpg  

    2012年3月訪問:淡路島浄滝寺・大日如来
    (知られざる淡路島の仏像群、ファンキーな住職も印象的)
    DSC06941.jpg 
    2012年3月訪問:長野市 正覚院 十一面観世音
    (善光寺を望むお堂。男性的な十一面観世音。太い手に惚れる)
    DSC07404.jpg 
    2012年3月訪問:神戸・大龍寺 菩薩形立像
    (神戸の市街地を望む再度山の中腹に鎮座、天平の息吹を感じさせる大きな本尊)
    DSC07236_20121216101944.jpg 

    2012年4月訪問:三重県 慈恩寺 阿弥陀如来
    (地元の人に大事にされてきた様子が伺える、平安前期の阿弥陀如来)
    DSC07793.jpg 

    2012年5月訪問:室生・安産寺 地蔵菩薩
    (元室生寺の地蔵説が囁かれるどこまでも優しく魅力的な地蔵菩薩)
    DSC08559.jpg 
    2012年5月訪問:北海道 浅倉観音寺 聖観音
    (滋賀にルーツを持つ試される大地、北海道で出会った平安仏。)
    DSC08700_20121216102230.jpg 

    2012年6月訪問:福岡県大法寺 薬師如来
    (浮嶽神社の如来像に似る厳しい顔の薬師如来、独特の細身BODYが印象的)
    DSC09125_20121216102618.jpg 
    2012年6月訪問:福岡県 長谷寺十一面観世音
    (奈良や京都に通ずるおおらかな雄大さをもつ観音像。これぞ九州、福岡県の仏像)
    DSC09673.jpg 
    2012年6月訪問:山形・松之山観音
    (宮司によって開かれた厨子には3mもの大きさの2体の観音像。山形の神仏習合を感じた)
    DSC09884.jpg 
    2012年8月訪問:和歌山 紀三井寺 帝釈天立像
    (今年限定で拝観が出来た紀三井寺奥の院にいた聖観音、
     キュートな顔をしながらも下半身がしっかりしたギャップが印象的)
    629768180.jpg 
    2012年8月訪問:三重県 常福寺 千手観音
    (気迫に満ちたその表情は、小さな仏像ながら見ているこちら側を圧倒してくる)
    DSC00344.jpg 
    2012年8月訪問:三重県 林光寺 千手観音
    (1年に1日、しかも深夜ご開帳。夜の闇を纏って闇の中に静かに浮かび上がる千手)
    DSC00364.jpg 
    2012年9月訪問:三重県・パラミタミュージアム 「南都大安寺と観音さま展」
    (三重県の仏像の魅力を1部屋にギュッと詰め込んだ展覧会。観音の魅力が凝縮されていました)
    img_12159_37103767_1.jpg 

    2012年10月訪問:茨城・ 菊蓮寺 千手十一面観世音
    (茨城県の山奥の収蔵庫に凄い迫力の千手観音。隣県にも関わらず全く知りませんでした。)
    DSC00757_20121216102936.jpg 
     2012年11月訪問:滋賀県 橘堂 観音
    (THE・異形。なのにも関わらず絶妙のバランス感覚を備えた観音)
    DSC01134.jpg 
     2012年11月訪問:大阪 安岡寺 地蔵菩薩
    (目的でなかった本堂に案内されたら出くわした無指定ながら オーラを放つ仏像)
    DSC01197.jpg 
    2012年11月訪問:和歌山県立博物館「高野山麓 祈りのかたち」
    (高野山の魅力を目と耳と、そして肌で感じることができた展覧会。 博物館側の創意工夫が勉強になった)
    ili3acflyer.jpg 
    2012年11月訪問:千葉県 月川区 牛頭天王
    (千葉の山里の中ににひっそり鎮座する日本一の大きさを誇る神像)
    DSC01275_20121216103302.jpg 

    以上、19の仏像をノミネートしてみました。


    5位山形・松之山観音

    DSC09881.jpg

    第5位は仏像部で山形に訪問した時にであった松之山観音。
    実は以前諸事情により拝観をする機会を逃してしまったことがあり
    今回念願叶って拝観することができました。小さなお堂に巨大な仏像が
    2体いる光景はグッと来るものがありました、宮司さんもとても良い方であり一緒に世間話をした時間も特別なものだった。

    4位神戸・大龍寺 菩薩形立像

    DSC07240_20121216103729.jpg 

    第4位は再度山大龍寺の菩薩形立像。これほどの像が京都でも奈良でもなく神戸にいらっしゃったとは。大陸と日本古来の文化の合流地点で誕生した雄大な仏像は時の変遷を何世紀も超えて伝えてくれる存在でした。

    3位茨城・ 菊蓮寺 千手十一面観世音
    DSC00767.jpg

    茨城県は自分が子供のころから慣れ親しんだ土地。昨年は桜川市にある雨引観音本尊との出会いに衝撃を受けたのですが、今年も茨城県であった仏像が自分の心に深くインパクトを与えることになりました。
    境内で作られていたピザも美味しかったな。

    2位三重県・パラミタミュージアム 「南都大安寺と観音さま展」

    img_12159_37103767_1.jpg 

    菰野町パラミタミュージアムの1室だけという規模はさほど大きくないもののよくぞこれだけの観音さまを三重県内外から集めてくれました!という観音の魅力が凝縮された展覧会になってました。その仏像の濃さは大安寺からお越しになっていた仏像が霞むほど(笑)

    中でもこの4体の仏像はとても印象に残りました。

    平勝寺・聖観音坐像
    宝厳寺・十一面
    置恩寺・十一面
    和具観音堂・十一面


    1位室生・安産寺 地蔵菩薩

    DSC08545.jpg

    個人的なTOPICとして第1子の男子を無事に授かったこともあり、2012年第1位はやはりこの方でした。TOPICだけでなく室生寺から流れてきたとされる本尊はとても美しく、衣紋の揺らめきがお堂を灯す蝋燭の炎と同調しとても幻想的な風景を描いていました。そしてこの正月に再び御礼参りに行こうと計画中です。





    最後ではありますが2012年大変お世話になりました。個人的には上記の通り、子供を授かることができました。一方で父親が他界することになり人生の喜びと悲しみを味わった忘れることができない1年となりました。そんなときであっても自分を取り巻く人々のおかげでなんとか今日まで来ることができて、まもなく終える2012年を乗り越えることができそうです。

    ブログに関しては仕事のほうが忙しくなり、なかなか更新できていない当日記ですが、それでも「参考にしてます」「いい仏像を紹介してくれてありがとう」などとコメントをいただくことは更新の励みになります。

    子供の誕生により、仏像を見に行く機会が減ってしまっていることは確かですが2013年も引き続き仏像のみならず様々な出会いを求めてアクティブに活動していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。

    皆さんに訪れる2013年が良い年でありますよう。


    2012-12-16(Sun) 10:44 | トラックバック(0) | コメント(3)
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    [20121105]

    件名:仏像ナイトの開催報告

    お久しぶりです。おととい2012年11月3日(土)に仏像ナイトvol4 を
    世田谷にある“せたがやものづくり学校”の一室で開催しました。





    仏像部の一員としてこのイベントを企画・運営し感じたこと
    イベントのバックグラウンドを
    ぼくの視点でこのイベントを振り返させていただければと思います。

    この日仏像部としては会社の出勤時間よりも早い朝9時に池尻大橋駅に集合。
    現在は静岡在住の仏像部部長であるニャンピョウ&ワンさん一家の
    お手伝いもあり、なんとか開催時間ギリギリに準備を
    完了させることができました。
    多忙につきぼくの昼食はチートス(スナック菓子)でした。。




    準備も覚束ないなか
    まず14時に「菩薩顔ワークショップ」が始まります。
    これは参加者自らが菩薩メイクをし仏の顔になり
    仏と同じシンメトリー(左右対称)の顔を写真に収めていく
    “三十三間堂プロジェクト”を主宰している
    美術作家TETTAさんによるワークショップです。



    1年前くらいだとは思いますが
    「このTETTAさんが仏像ナイトとコラボレーションしたら面白いのではないか?」
    と、仏像部で話題にあがり取材で実際にTETTAさんのワークショップに参加しながら
    仏像ナイトへのコラボレーションをTETTAさんに
    お伝えすると、快く引き受けてくださいました。

    体験者は自らが仏の姿に変わった姿を楽しみます。


    そしてワークショップを通じて同じ体験した人同士でも
    交流を持てたことも良い体験ができたのではないかと思います。

    一方で仏像ナイトの来場者も、同じ空間にいる
    菩薩顔をした人々の存在に一種の「お祭り体験」のような
    そんな気持ちになったのではないかと思います。

    このワークショップは人数に限りがあるので事前予約制で8名の応募枠を設けたのですが
    ツイッターで影響力の強い人がこのワークショップに反応したこともあって
    一瞬にして一杯になりました。このときの応募殺到ぶりは
    仏像ナイトを運営する側としては興奮のひと時でした。

    菩薩顔プロジェクトが終わるタイミングの16時に
    仏像ナイトの本プログラムをスタートさせました。

    司会は僕と、大学時代のダンスサークルの先輩であるフィリップさん。

    特に役割を明確に決めたワケではなかったのですが
    フィリップさんが場を盛り上げて、僕が進行に関するアナウンスをする、
    という役割に自然となっていき進行していきました。



    最初は前回のVOL3と同様に「仏像クイズ」を行いました。

    来場者が10チームに別れてスライドに表示される問題を
    スケッチブックに記載して回答を競い合うという内容です。

    チームは入場時に配られるチケットで、なかば強制的に分けられ
    知らない人同士が同じチームにならなければならないという
    強引さがあるのですが、これは仏像ナイト来場者同士の
    親交を深いめてもらいたいという仏像部側の意図があります。

    クイズの出題内容としては前回の仏像ナイト開催の時のクイズで
    「問題が難し過ぎた」というご意見を多くいただいたこともあり
    今回は「問題の難易度は低く、でも公平にする」ということを意識しました。



    仏像クイズで来場者同士がすぐさま仲良くなるというのは
    正直難しかったと思うのですが
    会場自体の一体感は増したのではないかと思います。

    仏像クイズが終わり、寺社仏閣ライターである
    坂原弘康さんによる「地獄講座」

    坂原さんはぼくが仏像部と関わる以前に、某出版社で共作で本を
    出版する時からの知り合いでした。ぼくは仏像部で運営をし、
    坂原さんが出演者として登場するのは俯瞰して考えてみると不思議な
    気がします。

    坂原さん講座の今回のテーマは「地獄」。

    地獄の王、閻魔大王は生きているうちから人間を監視し、良い行い悪い行いを
    すべて記載している。その一方で悪い人がすぐさま地獄に送られるわけではなく
    何回もの再審制度によって地獄行きが決定されるという優しさもあるらしい(笑)

    そういったことを全て体感することができる伊豆極楽園が紹介されていました。

    地獄の大王と地獄の救世主である地蔵菩薩は一心同体であり
    自作自演であると聞いた時には会場一同笑いに包まれていました。

    その次に休憩を挟んで仏像ナイトの目玉企画「仏1グランプリ」。
    6名による推しメンならぬ推し仏のプレゼン大会。


    トップバッターは初参戦のコウチくん。特製のツナギに身を纏って
    プレゼンしてくれました。そしてコウチくんは今までの仏1に無かった
    紙芝居形式でのプレゼン。本人の終了後のコメントにあったように
    いくつもあるスライドがとても重そうでしたw
    (どんどんスライドを捨てていけばいいのに。。って思ってましたw)

    2番手は欠け仏部書記長ハルカさん。女性+白塗り+ピンクのかつらという
    異形な彼女からプレゼンされたのは欠け仏である興福寺銀造仏手。
    その欠け仏とデートするというストーリーを語られる
    ハルカワールドが広がってました。

    会場の人はついていけていない人が多数いるように見えましたが
    ここまで己の世界観を持っている発表は面白かったw

    3番手はタイガースカフェさん。興福寺南円堂の不空羂索観音。
    PowerPointの機能を駆使したプレゼンと綿密な研究に基づいた発表であり
    プレゼンというよりも研究報告や講座のような、お金を出してでも
    聞きたい発表でした。


    4番手が前回チャンピオンであるオータケ改めソゾタケさんによるプレゼン。
    題材は「邪鬼」。安定感のあるプレゼン。しゃべり、発表内容、演出すべてが完成された
    発表に来場者の方からもライバルたちからもすげーという声があがっていました。
    邪鬼の儚さと愛らしさが存分に感じられました。




    5番手コウチくんに続き初参戦となったなむろぐさん。
    仏像部でも訪問した山形の仏像について。、、といっても仏像ではなく
    即身仏が題材に。即身仏は小学校の図書館、◯◯の不思議のような
    小学生向けの本を見ていたときに発見をして驚愕した記憶が蘇ってきました。


    山形愛に満ち溢れたプレゼン。山形といえば蔵王温泉大露天風呂、石山寿司、
    土門拳美術館などなど…早く山形に行きたくなってきましたw

    最後のシメは昨年ケーナの演奏で強烈なインパクトを残した
    名古屋の大学院生コンドウくん。今年は神像ではなく仏像をプレゼン。
    しかしそこはコンドウくんであり
    神仏習合の日吉神社の地蔵菩薩坐像を熱い語りでのプレゼン。
    若さ溢れる力強いプレゼンとなっていました。




    ここまで述べた合計6人によるプレゼン大会をし
    観客が投じる得票数でNo1が決まります。
    投票が一通り終わったところで説法TIMEへ移ります。


    今回仏像ナイトで説法してくださったのは
    千葉県山武市 真言宗智山派 勝覚寺 小杉秀文住職。

    小杉住職との出会いは2年前。
    私が勝覚寺に訪問をし四天王像の素晴らしさに驚嘆。
    そしてその時に、応対してくださった小杉住職の印象がとても強く残っており
    仏像ナイトでぜひ説法していただきたいとオファーしました。


    それまでのPopなコンテンツで楽しい雰囲気に包まれていた会場も
    祭文の読み上げ、祈りを汲み取る仏像の役割などが語られると
    場面場面では水を打ったように静まり返って、
    観客はみんなご住職の語りに「ゴクリ」と唾を飲み込みつつ
    耳を傾けていました。


    小杉住職もどのような説法をすれば、、と悩んでおられましたが
    「祈りと仏像」をテーマに素晴らしい説法の時間となりました。

    来場者の方も、このような語りは実際にお寺に足を運んでも
    聞ける機会はなかなか得られないため、
    今回仏像ナイトでは非日常体験を得ていただけたのでは
    ないかと感じます。

    小杉住職の説法が終わるころ、仏1グランプリの集計も終わり
    集計の結果、今回の仏1グランプリ優勝はソゾタケさんとなりました。
    V2達成!

    優勝商品のイSムシリーズの仏像、そしてトロフィーならぬ
    仏像部店橋特製の仏頭が授与されました。

    最後は店橋より仏像部メンバーの紹介をし、
    恒例のポーズを会場全員で「南無~!!」でシメて
    仏像ナイトVol4が幕を閉じました。



    仏像ナイトが終了し参加者のみなさまからのアンケートを、仏像部一同で拝見させて
    いただいたのですがほとんどが、“楽しかった”“また開催してもらいたい”などの
    声が多くあり、少し安心しました。

    一方で反省点としては、1年以上前から準備したにも関わらず
    最後の2~3ヶ月はバタバタしてしまい、本番直前まで仏像ナイトの
    準備をしてしまったこと。
    そしてその結果、来場者の方々と当日ゆっくりお話する機会が
    僕個人としては産み出すことができなかったことだと思っています。

    しかしながら仏像をキーワードに多くの人との出会いが生まれ、
    仏像部という仲間に出会えたことをきっかけに
    逆に出会う場所を創造できたことを満足に思っています。

    それまでご飯のお供だった明太子がパスタに出会ったことで
    イタリアンレストランでも登場したような・・・?
    仏像の接し方に新たな側面ができたと思います。


    今後については仏像部以外にも、ぼく個人としてもやっていきたいことが
    多くのありすぎて、全く見えない状況ではありますが

    旅をしながら、今後も何らかの形で自分の大好きな仏像を通じて
    いろんな人と知り合っていけたらと考えます。


    仏像部の仲間、来場してくださった皆様、出演者の皆様、応援してくださった皆様、
    今回の件に携わっていただいた全ての方に感謝申し上げます。






    2012-11-05(Mon) 21:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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    [20120125]

    2011のベスト5仏

    1位:滋賀 旧飯道寺 薬師如来坐像

    2011年の『神仏います近江』のMIHO MUSEUMで出会った仏像
    大きな鼻と口が異国の人を思わせる

    でも“なんでも話を聞いてあげるよ”というような
    懐の深さを感じさせてくれる仏像でした



    2位:福岡 浮嶽神社 如来立像

    九州周遊の際に福岡の日本海側で出会った仏像
    神社の収蔵庫にいました。如来なのにあたかも憤怒の面の
    ような厳しい顔に息を飲みました



    3位:茨城 楽法寺 観音立像


    関東に貞観まで下るような特異な姿をした仏像がいたとは。
    実はこの訪問の直前にも楽法寺には訪問をしており
    その時ですらここにこんな素敵な仏像が存在していたことには
    気づきませんでした。お寺の方も大変よくしていただき
    その時いただいた黄色のダルマは今でも部屋に飾ってるほど
    気に入っています



    4位:広島 旧文裁寺 十一面観音

    写真では見ていたもののこれほどまでに
    立派な仏像だったとは

    特に腰回りの量感表現がそのまま自分の心の中に
    ずっしりとのめり込んでくるようだった


    一緒に立っていた聖観音も十一面観音像と
    真逆の風貌で対比の構図が面白かった




    5位:石川 久麻加夫都阿良加志比古神社 薬師如来

    本尊は見せることができないけれど
    代わりに薬師さんなら・・・ということで正直あまり期待を
    していなかった仏像でしたが、薬師社をあけると
    堂々として体格の薬師がいて驚きました

    友人と二人で食い入るように眺め
    藤原の仏像もいいものだと






    2012-01-25(Wed) 00:08 | トラックバック(0) | コメント(0)
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    [20110527]




    近江の祈りと美



    寿福 滋 (著), 高梨 純次 (著), 写真 (編集)
    出版社: サンライズ出版


    昨年の秋に滋賀県日野市にある
    正明寺の千手観音の特別開帳に赴いた



    本堂の中央、千手観音の前にこの本が置いてあった
    白地の綺麗な装丁を見て最初は綺麗だな、と思いながら



    “どうせ、白黒の古めかしい写真が掲載されるだけだろう”と
    思っていたのだがパラパラと本をめくると
    ほぼ全ての仏像がカラーで掲載をされ、解説文まであり
    これは今まで自分が持っていた近江の仏像本とはレベルが違うものだった



    滋賀県は中央に琵琶湖を抱き湖北、湖東、湖南、湖西と湖を中心にし
    実に見事な風土豊かな仏教文化が東西南北に広がっている


    湖北は言うまでもなく
    向源寺、赤後寺、石道寺、己高閣世代閣などの仏像愛好家にとって
    無くてはならないエリア
    かつては井上靖、白洲正子もその滋賀が育んだ仏像文化に
    惹かれ何度も滋賀県を訪問している


    然るを訊く[滋賀県訪問記]
    http://andon21.blog85.fc2.com/blog-category-36.html


    湖東は湖東三山が一斉開帳をし
    滅多にお目見えされてこなかった本尊を拝むことができ
    中でも百済寺の立木本尊の偉業さ度肝を抜かれた


    湖南は甲賀を中心とした関東、関西をつなぐ要所として
    櫟野寺に代表される平安仏の宝庫となっている


    湖西は京都に近く石山寺、三井寺などの仏像は
    華々しい荘厳さを見に纏っている




    滋賀県は文化財を保有する県としては
    奈良県京都に次いで多いようだ


    個人的な感覚値ではあるけど
    奈良県や京都は1つの寺に保有する仏像の数が多数あるのに対して
    滋賀県は1つ、1つの寺が保有する仏像は少ない


    それゆえにひとつひとつの仏像が実に個性的であり
    しかもどことなく愛くるしく感じる


    滋賀県の寺院に訪問することは旅行や観光といった感覚とは
    違い“近所のお寺にお参りにいく”という感覚に近い気がする


    それは拝観をお願いすると
    軽トラックで農作業をしていた人が
    お堂の鍵を開けにきてくれたり、

    管理人さんが近所の人々と盃を交わしていて
    “お前も一杯飲んでいくか?!”と誘われたり(笑)



    こんなことから近江の印象は
    人と仏像との距離が至近距離で繋がっており、
    稀に見る密度で凝縮されている点にあると感じる



    そうした記憶に残る仏像たちが小説ではなく
    この図録から生き生きと呼び起こされてくる



    図録の後半部分には掲載されている仏像たちが
    どこに所在するのかが一目でわかる“近江仏像MAP”があり
    これを見ながら、さて、次はどこに行こうとわくわくしながら
    図録を見ているのである


    <図 版>
     第1章 石山寺と奈良時代の仏像
     第2章 湖北の平安古像
     第3章 比叡山と天台の平安古像
     第4章 琵琶湖周辺の平安古像
     第5章 神々の姿
     第6章 石の仏
     第7章 高僧を偲ぶ
     第8章 大きな変化の時代
     第9章 仏像を飾る
     第10章 優美の時代から動きの時代へ
     第11章 怒れる慈悲に祈る
     第12章 極楽を祈る
     第13章 仏像のお腹に祈る
     第14章 再び昔の由緒に祈る
     第15章 近江の十一面観音






    2011-05-27(Fri) 06:42 | トラックバック(0) | コメント(2)
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    とても魅力的な記事でした!!
    また遊びに来ます!!
    ありがとうございます。。

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