然るを訊く
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    [20110407]

    高知県桂浜から黒潮ラインを横切るように
    市街地へと約1km入っていった長浜地区にある
    臨済宗妙心寺派の雪蹊寺を訪ねた。



    長宗我部元親の菩提寺である。


    八十八箇所霊場の札所になっているため
    白装束の方々の間を縫うように社務所を訪ね
    予約の名を告げ、本堂の裏側にある収蔵庫に
    案内していただいた。


    霊場巡りの方々は仏像までは興味がないらしく
    収蔵庫の付近は世界が打って変わって別世界のような
    静けさだった。








    鎌倉時代の立派な薬師如来と十二神将が囲む
    その中でキラリと光る毘沙門天ファミリーが
    立っていた。作者は三十三間堂本尊千手観音菩薩を
    手がけた湛慶作。運慶の嫡男(長男)である。


    いずれの像も数々の仏像に関する書籍に登場し
    写真だけならみたことがある人も多いだろう。


    個人的なことを申し上げるならば
    善膩師童子はトイレにいつも置いてある
    久野健の本の裏表紙になっているため毎日顔を
    拝んでいるw


    毘沙門天は右腕と左手首がない状態であるが
    活き活きたる表情がとても印象的で欠損を感じさせない
    躍動感がある。




    善膩師童子は童子というよりも赤ん坊ような
    人間の持っている知性や同種としての愛着だけではないものを
    感じる。それは犬やネコなど小動物を愛でる表情や
    感情に似ているものがあった。



    ・・・と記載したのちに、調べてみると湛慶は
    京都高雄の高山寺仔犬像を彫っており、
    まさしくこの善膩師童子は高山寺仔犬像に通ずるものが
    間違いなくあることがわかった。

    高山寺仔犬像



    この三尊の中でもっとも心惹かれたのが
    脇侍である吉祥天像だ。鎌倉らしい彫りの鋭さが残り
    有名な浄瑠璃寺の吉祥天と比較するならば
    浄瑠璃寺が韓国や日本などのアジア的な美しさに対し
    雪蹊寺の吉祥天はヨーロッパやアメリカなどの
    欧米的な美しさをもっていると感じた。




    夜は高知市内の黒尊で海の幸を戴く。


    土佐と言えばかつお。店主曰く“今が一年の中で最もマズイ”だという



    写真だと大きさが伝わりにくいが
    ものすごい厚さのブリとヒラメとつぼがい


    にんにくの葉をすりつぶし白味噌とあえた郷土料理“ぬた”を付けていただく。
    これ絶品。


    子持ち烏賊


    鮪の心臓


    煮物


    最後の〆は巨大な寿司(ブリと穴子)


    店主は手厳しいけどとても優しい。このやりとりもここの良さでしょう。


    高知は美味しい

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    [20110330]

    香川県を善通寺から高知県を目指した。
    高知県は4年ほど前に秋鰹を食べに出てきた以来だ。

    海沿いのコンビナートなどを横目に
    そそり立つ山の上の竹林寺を訪問した。



    山号を五台山と称し、
    真言宗智山派の寺院である。

    聖武天皇の命を受けた行基がこの地に栴檀で
    文殊菩薩を刻んだことが始まりだといい
    宝物館には実にバラエティ豊かな仏像たちが
    収められていた。


    ■ 木造文殊菩薩及侍者像 5躯 -



    ■木造大威徳明王像(鎌倉時代)



    ■ 木造阿弥陀如来立像(平安時代後期)



    ■ 木造多聞天・増長天立像(平安時代後期)

    ■ 木造愛染明王坐像(鎌倉時代)



    ■ 木造千手観音立像(鎌倉時代)



    ■ 木造薬師如来坐像(平安時代後期)

    ■ 木造十一面観音立像(平安時代中~後期)

    ■ 木造釈迦如来坐像(平安時代後期)



    ■ 木造勢至菩薩立像(平安時代後期)

    ■ 木造阿弥陀如来坐像(平安時代後期~鎌倉時代)

    ■ 木造白衣観音立像(室町時代)

    ■ 木造馬頭観音立像(室町時代)

    ■ 木造大日如来坐像(鎌倉~室町時代)


    ずらーっと並んだ仏像群は一つ一つが
    その産まれた場所や時代、その背景も異なっている像だろう。

    本尊は秘仏のため拝することはできなかったのだが
    特に本尊の文殊菩薩像の眷属たちは唐風の服装のみならず
    通常は老人や童子、仁王のような像様々が存在しているが
    こちらの像はどれもこれも童子のような
    とてもコミカルでかわいらしい像であった。







    余談だけれども

    近くの桂浜で有名な坂本竜馬の像を
    はじめて見ることができた。




    闘犬センターの絵が強烈すぎた・・・・




    [20071207]

     <周遊記のまとめ>
    -----------------------------------------------

    【1日目】 奈良~神戸~加古川周辺

     ◆奈良・紅葉の時期に


     ◆神戸ビエンナーレ


     ◆くいしんぼ


     -----------------------------------------------

    【2日目】 神戸~香川~徳島~愛媛

     ◆四国が奏でる 大食漢への協奏曲

    http://andon21.blog85.fc2.com/blog-entry-122.html
     ◆不便な移住候補地


     -----------------------------------------------

    【3日目】 愛媛~高知~神戸

     ◆“刻太鼓にはじまり”


    -----------------------------------------------



    四国周遊最終日

     

    日本三大古湯のひとつ

    夏目漱石の『坊ちゃん』の舞台である道後温泉



     

    朝6時から営業をはじめるのですが

    初湯に入ろうとする人で6時前にすでに入り口付近には多くの人。



     

    AM6:00 振鷺閣(しんろかく)から太鼓のドーンという音と共に

    道後温泉の一日が始まる。刻太鼓(ときだいこ)と呼ばれているらしいです。

     

    カウンターで料金を払い一斉に人がなだれ込む。

    早朝なのにこの場所だけ 凄い人の勢い。

     

    1Fに「神の湯」、2Fに「霊の湯(たまのゆ)」があり

    自分は1Fの「神の湯」(2階の大広間で休憩付き)を選択。

     

    「千と千尋の神隠し」に登場する

    油屋」のモデルの一つになったと伝えられ

    中のごちゃごちゃした雰囲気は映画の世界に入ったかのよう。






    木の籠がずらっと並んだ2階の大広間へ通され

    浴衣に着替え細い階段を下りて浴場へ



     

    大きな脱衣所で浴衣を脱いでお風呂へ

     

    「神の湯」は真ん中の湯釜が置かれそこからお湯が流れる。

    風呂場は早朝というのに人の入りがものすごいことになっていた





     

    風呂からあがるとお茶とお菓子のサービスを受け

    気持ちのよい朝の風でほてった体を冷まします。




     

    出発しようとすると仲居さんが

    3階にある『坊ちゃんの間』を見て行くよう指南されたので

    3階の一番奥にある『坊ちゃんの間』で漱石の昔の写真とかを見た。





     

    そして愛媛県から一気に香川へ逆戻り。

    再度うどんを食べに戻る。

     

    彦江製麺所



    全くもってなんでこんなところにあるんだ?!って思ったのが
    最初の感想。

    坂出の市内からも外れた川の近く
    大通りにパチンコ屋と鳥居が並んだ神社が向かいになっている場所があるので
    それが唯一の目印。その神社を目印に住宅街に入っていければ200mほどしたところに
    彦江製麺所があります。

    見た目は空き地に後づけしたような
    プレハブのような店舗。

    引き戸を開け、その瞬間に広がる煮干しの良い香り
    近所のおばさんのような女性2人が“いらっしゃいませ”と迎えてくれました。

    一人は麺の切断
    一人は茹で上がった麺を手際よく
    水で洗って、クルっとまわしてザルの上に
    一玉一玉置いていました。

    これだけ有名な店舗なのに実際動いている人の
    人数の少なさにおどろきます。

    そして人数が人数なだけに人件費を賄う為に
    セルフのようなこの店特有のオーダーがあるので注意を。
    自分も最初全く分からず立ち尽くしていたのですが
    麺を洗っていた方がそれを見かねて丁寧にご説明くださりました。

    会計は帰り際の後払い方式です。

    ?入り口から入って一番手前にどんぶりがあるので



    それを手に
    奥の蛇口付近で麺洗い担当の方のところで希望の麺の数を注文します



    ?おばさんが丼に麺を入れてくれるので
    それを持って今度は入り口を背にし左側にダシの入った金色の鍋が
    地べたに置いてあるのでそこで自分で好きなだけダシを入れます



    ?隣の食事をする部屋との間に天ぷら、葱、生姜があるので
    セルフで自分の好きなものをチョイスします


    上記が大まかなこの店のうどんを食べるまでの工程になります。



    最初は池上と同様にゲソの天ぷらをトッピング
    葱を多少かけて食べますが、

    まずうどんのコシの強さに衝撃。
    一噛みでパンチの強さを感じました。

    それはなぜかというと
    コシが強い麺には特有のひねりが加えられ、更にキレが加えられております。





    ダシもイリコの香りが強い香の香にも劣ることのない
    ドアをあけて店内に充満していたその香りが閉じ込められたダシ。

    自分の場合、思わず食べ終わったばかり丼を持って再度おばさんの元へいってしまいました。



    ちなみにこの日は他の店舗でもうどんを堪能しようと思っていたのですが
    もうこの店で今回のうどんは終了しようと決心してしまいました。

    池上香の香と今回はいろんな讃岐うどんに出会いましたが
    どれもレベルが高くどれが一番だったかというと悩んでしまうのですが
    当店もその超有名店に負けない存在感を坂出のこの地から放っています。


    場所がわかりづらいですが一見の価値アリです。

     

     

    予約していた豊楽寺薬師堂





     

    行ってみたらビックリするくらい山の上にある薬師堂で

    もの凄い狭く、すぐ隣は崖のような運転に細心の神経を研ぎ澄ませて

    運転しなくてはならずとても疲労した。。。


     

    地図ではこんな感じなのですが。。

     


     

     

    豊楽寺薬師堂の建物は国宝に指定され

    内陣の須彌壇の勾配やシンプルな建築が評価されている。

     

    本坊の奥様に予約していた旨をお伝えし

    扉を開けていただき中に入る。

     

    薬師像を期待していたのですが御簾がかけられ、話を聞くと

    年に3回程しか御簾はあけないのだという

     

    これじゃ薬師像が見れない!!ということで焦りを感じ

    なんとか奥様の機嫌をとろうと必死に話にうなずいていました。

     

    すると奥様がすくっと立ち上がって薬師像の方へスルスルっと

    歩いていき御簾を開く紐をひっぱってくれました☆ヤッタ

     

     

    御簾の向こうからは3体の仏像

    左に阿弥陀 真ん中に薬師 そして右に釈迦という珍しい配置





     

    藤原末期の一木でこの周辺の木を使った作品だという

    いい伝えがあるのだそう。

     

    確かにこんな山の上までこんな大きな仏像をもっていくのはかなり重労働でしょう。

    なかなか良い仏像でした。


     

    本来であれば高知の市街地に行って

    カツオのタタキを食べようとおもっていたのですが彦江製麺所で2杯も食べて

    しまってお腹一杯で、車を返却しなくてはならなかったりとイロイロあったので

    兵庫へ戻ることにしました。

     

    そして兵庫についた時、返却時間まで意外と時間の余裕があったので

    日本三大古湯の一つ、有馬温泉が近くにあるということでちょっと寄り道



     

    金の湯という味噌汁のような色のお風呂に入って

    この旅行の最後を〆ました。

     





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    株取引の流れ (11/20)
    とても魅力的な記事でした!!
    また遊びに来ます!!
    ありがとうございます。。

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