最終日 2日に大分旅行を考えていた場所のほとんどを
まわりきってしまったので、だいぶゆっくりとした朝だった。
昨日の雪まじりの天気とはうってかわって
絵の具を落としたような青い空が広がる。
目的地も全てまわってしまったので
どうしよっかな~と地図と睨めっこをするもなかなかいいアイデアが
思い浮かばない。
ふと窓の外に目をやる。
目を向けると高いタワーが目にとまる。

磯崎新の建築作品である
別府温泉のシンボル。ビーコタワー。
オッシャ あそこいこ!
と、、、おもっていったもののタワーの開館30分前に到着してしまって
タワーの下にあるビーコンプラザをグルグルまわって時間をつぶす。


グルグルまわってタワーがあいて グィィィィっとエレベーターをのぼって
別府市内を一望できる。
繰り返しになるけれど空が青くてとても気持ちが良い
昨日実は訪問することができなかった明礬温泉名物のアレを
食べにいく
地獄蒸しプリン

食った感想:至って普通のプリンじゃん
でも普通のプリンでも大好物なので美味い 美味いと完食。
ついでも温泉タマゴ?!も一緒にご賞味。

食べ終わった後はこちらも昨日積雪の為、閉鎖になっていた
塚原温泉 火口乃泉
読んで字の如く、火口のすぐ近くにある
まさに秘湯っぽい温泉
TELして『今日やってますか~??』ときくと
"温泉の前はやはり積雪がひどくて途中に車を置いて山を登ってきてください"
とのこと。
言われたままに道の途中に車を置いて
雪の山を秘湯目当てに昇る

途中には鹿と思しき足跡

何度も転びそうになって(ぶっちゃけ前歩いていた人とかはこけてたw)
20分かけ山頂の塚原温泉に到着。

木の香りが漂う浴槽1つ
朝の光が窓から差し込んで眩しい


この温泉は日本で2番目に酸性度が高く
なおかつ成分量で言うと ダントツの日本1とのこと。
そしてそれはすぐに体感することになる。
温泉をなめると まさにレモン汁。
数々の温泉に入ってきたけれどグンを抜いて酸性度の高さが伺える。

一昨日訪問したラムネ温泉
んで、このレモン温泉
足したら、レモンサワーやん!
・・なんてくだらないことを考えながら
朝の光と異質な大分の温泉を
堪能し、今回の大分旅行最後の温泉を味わった。
温泉の後は杵築へ移動
杵築にある 魚市魚座で昼食
店内にはナマコや貝がイッパイ!


ナマコは食えないが貝は一杯くえるぞ~ということで
すぐさま網の上に乗せてみましたw

海鮮丼もドーーンっと!
海老がまだ生きてます。ピクピク

杵築からまた宇佐へ移動して宇佐八幡宮


後厄の今年1年の平和を祈願。
今年はすでに伊勢神宮もいったし宇佐八幡宮もいったことだから
多分大丈夫だろう★
宇佐八幡宮の参拝作法は 「二拝四拍手一拝」。
一般的に使われる「二拝二拍手一拝」とは違って宇佐八幡宮には パン!パン!パン!パン!と境内の中で拍手の乱れ打たれている。
宝物館では仁王像もいた。
すぐ近くにある大楽寺
気前のいい奥様に収蔵庫をあけていただき仏像を拝観。

国の重文である木造弥勒仏及両脇侍像
本尊の弥勒仏は、桧材寄木造の結跏趺坐像で、高さ1.43m。
平安時代後期の作とされる。脇侍は法苑林菩薩及び大妙相菩薩。
勒仏を囲んで四方に立つ持国天、増長天、広目天、多聞天の四天王は、
いずれも桧材寄木造で、平安時代後期の作とされる。
五鈷杵とかもあった。
境内にある五大明王の石仏。

宇佐から再度国東半島へ移動して
応暦寺へ
本堂には、榧(かや)の 一木彫りで刻まれた、
平安時代の不動明王を始め、千手観音、阿弥陀如来等の仏像が並びます。
自分が訪問した時はちょうど住職が不動明王に祈祷しているところでした。

境内にある仁王像。コミカルな石仏が並んでいてほほえましかった。
応暦寺から無動寺へ移動して最後の見仏
品のいい奥様に案内していただき本堂へ
住職もいらっしゃって色々と話をしてくれた。
本堂には味のある仏像がゴロゴロ
本尊は不動明王だが住職としては弥勒仏がPushしたい仏らしく
話の大半がこの弥勒仏。伝、阿弥陀か伝釈迦だか忘れてしまったけど
数年前に修理に出して、県の先生にみてもらったらしいがどうやら弥勒ではない
という回答が来てしまって、重文にしてもらうためにどうしようかな~とか悩んでいるという
エピソードを語ってもらった。
住職見たところ70歳くらいのおじいちゃん。
おじいちゃんだけどこれでもこの地域の中では一番年下なんだという。
近年檀家が高齢化でどんどんと少なくなってお金の調達に困ってるとかいう
かなーーーりぶっちゃけた話までしてもらったが、住職のエンジンがどんどんあがって
話の終焉がみえなくなって飛行機の時間がどんどんと迫ってきたので
最後は逃げるように帰ってきてしまったw 住職ごめん!
この国東半島のどまんなかから一気に東の端にある
大分空港を目指し山岳地帯を80km で爆走しなんとか到着。
飛行機も無事飛んで 東京に到着
でも自分はこれで終わることなく、東京に着いても自宅へ戻らず
そのまま栃木の実家に向かいましたw