然るを訊く
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    [20101030]

    島根県大田市 石見銀山遺跡

    島根県は何度か訪問していたけれど
    高速道路が通っていないこの場所は
    出雲から足が重くなかなか訪問できずじまいでした

    今回は広島からのアプローチにて
    ようやく訪問することができました

    過ごしやすい季節であるために
    観光客が絶えず、この日も世界遺産を守るがための?!
    マイカー規制が敷かれており
    仁万の交差点付近で車を駐車して
    マイクロバスに乗り込んで
    五百羅漢寺の近くにあるバス停を目指した

    バス停を降りて最初にしたことは
    寺巡りでもなく世界遺産散策でもなく腹ごしらえ
    近くにあった蕎麦屋さんに入って香り豊かな
    蕎麦でお腹を満たしました



    お腹がいっぱいになったところで散策開始。
    すぐ近くにあった五百羅漢寺では
    本堂では恐ろしい顔をした降三世明王を拝観
    対岸の洞窟の中では石像とおぼしき
    洞窟内の無数の羅漢像に圧倒されました。







    この日は風が涼しく石見銀山への
    長い長いハイキング道も、さらさら流れる川の音や
    飛び交う虫たちと戯れ、苦しむことなく
    遊歩道を歩くことができました。



    参道では豊かな造形の石仏たちが出迎えてくれました。









    途中、あまりの暑さにジュースを何本も買いながら
    なんとか目的であった石見銀山遺跡に辿りつくことができました。

    遺跡の中は人ひとりがやっと通れる狭さで
    [ここで地震が起きたらどうなるのだろう]そんな他愛もない
    不安に怯えながら、なんとか出口まで到着することができました



    まわりの観光客も長い暗闇から抜けだした
    戒壇巡りのような、開放感を嬉しく迎えていたようでした。

    石見銀山遺跡、最初そのコトバを聞いたときには
    廃坑になった炭鉱、退廃的な雰囲気を味わうための
    場所だと思っていたのですが、訪れてみてここは
    遺跡とともに残る自然や街並みを味わう場所なのである
    ということを認識できました。



    今回はマッハでの訪問だったのですが
    今度はボーッと、する時間も確保したいと思ったのでした。


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    [20101027]

    この漢字読めます?!
    [刑部]

    この字で“おさかべ”と読むみたいです。
    わりと全国各地にあるようでいわゆる
    “死刑執行人”という役職だったようです。

    あまり良い名前ではない。。でも規律がしっかりしている
    場所から発展してきた名前とも受け取れます。

    自分の地元である栃木県宇都宮市にある
    西刑部町は瑞穂野という地域にあり
    大きな公園の近くに美味しいごはんを出す
    カフェがある、、、という以外には
    綺麗な田園風景が広がっているだけで
    地元で長いこと過ごした自分も全く知らない土地でした。

    そんな土地に地元の人々から“大関観音”と
    呼ばれる観音堂があり、そこに平安初期の仏が
    あるということを知ったのはごく最近のコト。



    近くに住む増渕さんに連絡をとって
    車で向かうと、すでに増渕さんは観音堂の戸を開けて
    待ってくださっていました。



    『さぁ、中へどうぞどうぞ』と

    歓迎で迎えられ観音堂の中に入ると大きな垂れ幕が。
    増渕さんがその垂れ幕をあげるため紐を引いていくと、
    漆黒の体をもった大きな聖観音像が現れました。





    肩がやや張った形をしており、顔や体、腰から下以外は
    ほぼ全身黒く塗られている2mを超える立派な体躯。
    ひざ下にかけての翻波式衣文はやや弱めながら
    平安前期の特徴を残します。



    『遠くは韓国からやってくるんだよ』と自慢気に話す増渕さん。
    でもどのようにこの地にこの聖観音があるのかはワカラナイのだそう。



    これだけ立派な聖観音は重文になるべきものである、、と思ったのですが
    『設備を整えるだけの資金がない』ということで
    たくさんの人を呼びたいのだけれどそれを受け入れるだけの
    整備を整えていくことは難しいのだそうです。




    修復を2回ほど実施しているおかげで綺麗に残っている、
    逆に本来の美しさが霞んでしまっている、ちょっと複雑な気分になりました。

    家の用事を済ませて
    そしてもう一つの仏像へ。

    能満寺内 羽下(ハチダ)薬師堂

    ここは駒生(コマニュウ)という土地で自分の地元中の地元。

    自分が高校時代に通っていた高校への通学路にあるお寺で
    併設された幼稚園では友人の多くが卒園しました。

    だから自分にとってはすごい親しみがあるお寺だったんだけど
    まさか仏像を求めてこの能満寺を訪れるとは思わなかった!



    寺の庫裏を訪ねると、エプロンを着たまさしく
    幼稚園の先生が迎えてくれました。
    どうやら日曜保育をお寺の
    庫裏でやっている最中だったようです

    先生が鍵をもって薬師堂の鍵を開けてくださる、、
    なんかとても新鮮な景色だったなぁ



    そして薬師堂の中には1体の立像薬師如来さまが。

    頭の螺髪は後補のものという印象を
    受けるのだけれど

    流れる鋭い衣紋、太ももの張りとももを
    中心に同心円状にひろがる衣紋

    典型的な貞観薬師。





    このあたりの貞観薬師といえば会津勝常寺のお薬師さんだけど
    あそこまでの大きさはないもののとても整った形式の貞観薬師佛が
    まさかあの地元の能満寺に?!ということですごい衝撃を受けました



    今日会った二体ともに県指定止まりの仏像さま。
    1年半前に仏像仲間の方々とともに栃木県で仏像の旅をしたときも
    この場所の名前は出てこなかった


    なぜこれだけの仏像が栃木県にあるのか、謎のままだけど
    嬉しくて嬉しくて、この二つの寺院は強くおすすめしたい仏像との
    出会いに感動した一日でした。

    [20101026]

    新宿の画材屋、裁縫屋などをめぐり
    新大久保のファミレスで仏像かるたを製作しました。


    途中キシダさんの
    黄金の十字架が解き放たれた瞬間をカメラが捕らえた!




    なんやかんやでワイワイ楽しくやって
    仏像かるたが完成!






    これをお披露目は


    10/31(日) 
    新木場 夢の島緑道公園


    minamo music jamboree 2010 
     にて★



    【HP】
    http://mmj2010.jugem.jp/



    川を見ながらゆるり音楽に身を委ねてみませんか??


    ぼくは仏像部のメンバーとして参加させていただき
    仏像部ブースにてお待ちしております。



    お天気はまだ微妙だけどきっと大丈夫!!
    アマテラセ!!!





    <波紋stage>
    12:00-12:30 [LIVE] Macbeth the imprish Club
    12:50-13:20 [LIVE] コキュレレ
    13:40-14:10 [LIVE] Tam Tam
    14:30-15:00 [LIVE] カツマーレー
    15:20-15:50 [LIVE] アラゲホンジ 
    16:10-16:40 [LIVE] 大袈裟太郎
    17:00-17:30 [LIVE] キラーコンドルズ


    <水面stage> 
    10:30-11:20 Kazuorder(恵比寿やばいこ学園)
    11:30-12:00 [LIVE] the Munch(ザムンク)
    12:10-12:40 [LIVE] choice to see feat. 廃工場小火 
    12:40-13:20 Allie(SUKIMA PRODUCTION)
    13:30-14:00 [LIVE] 唄子
    14:00-14:20 [LIVE] XX FREAKS TOKYO
    14:20-15:00 松崎展久(風と山)
    15:00-15:40 COPY & PASTE(SANPEN NIGHT)
    15:50-16:20 [LIVE] みぎたとしき
    16:20-17:00 Pecorino Jr.(Enish)
    17:00-17:40 mon-chuck(electronic massage)
    17:40-18:20 333(electronic massage)


     <GRASS circle> 
    11:00-11:20 EWGP認定 大喜利選手権(予選1)
    11:20-11:40 大喜利(予選2)
    11:40-13:40 わんぱく大相撲 新木場場所(其の一)
    ◎DJ メガネツインズ(くぅ)、テツダ(オガワ会)、 DJ J (SANPEN NIGHT)
    13:40-14:00 大喜利(予選3)
    14:00-14:20 大喜利(予選4)
    14:20-14:40 大喜利(予選5)
    14:40-15:30 相撲(其の二)
     ◎DJ iwaholi(SpinASS)
    15:30-16:00 大喜利(決勝)
    16:00-16:30 相撲(準決勝・決勝)
    16:30-18:00 Taro(THERE IS A LIGHT)、hirocium(多摩ロックフェスティバル) and all minamo staff


     <YUME no SHIMA>
    マダムメガネとチェリーボーイズ



    2010-10-26(Tue) 05:18 | トラックバック(0) | コメント(2)
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    [20101024]

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    2010-10-24(Sun) 08:36 旅綴【大阪】
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    [20101022]

    カンティーナさん








    オイルサーディンのピザがうんまかった★



    よく晴れた日
    イタリアンを食べたくなり
    どうせなら海を見ながら食べようと
    逗子の海を目指した


    海の家はさすがに店じまいをして
    少し寂しいビーチだったけど
    夏の楽しい面影はまだありました




    これから深まっていく秋に
    訪れるビーチも静かでよさそうだな







    2010-10-22(Fri) 18:48 | トラックバック(0) | コメント(0)
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    [20101021]

    ワケあってどこのお寺か名前は挙げられないけど
    今回出会った佛像の濃ゆい寺





















    そして住職には役行者の前で
    自前の法螺貝を演奏していただきました。


    役行者+法螺貝を吹かれるご住職
    という贅沢な構図です




    [20101021]

    三重県松阪市のホテルで目を覚まし
    二日目の佛像を求めて巡る旅が始まる

    朝田地蔵
    〒515-0027
    三重県松阪市朝田町427
    0598-51-8661




    平安前期弘仁期の地蔵、紳士な住職に案内されて拝観します。



    重量感のある地蔵。動きはすくないもののその分衣紋が動くに動く。
    本堂の脇には出開帳のために制作されたという
    本尊そっくりの地蔵が置かれている。


    二体の地蔵菩薩
    望む景色は違うが、精神は繋がっている

    瓜二つの地蔵がこの朝田寺に特別に宿る
    風習を反映していた

    わしが死んだら、朝田の地蔵へ。掛けてくれよ振袖を
     朝田寺の本堂の屋根には今年亡くなった死者の着物が吊り下げられてます。



    お盆を使って着衣を炎として天に昇華させていく

    彼らの想いをしっかりと身近に寄り添って
    浄土へとしっかりと運んでいく鎮魂佛。

    この二体の地蔵は特別なものに感じました。

    死界に近い場所、有る意味でオドロオドロしい場所の
    不動明王はなぜかとても優しい顔をしていたのも印象的でした。
    平安期の地蔵がもう1体あったそうですが
    紳士な住職はその像を知り合いにあげてしまったという
    エピソードもこの素敵な住職の人柄を反映しているように
    感じました。













    空釈寺
    〒519-2184
    三重県多気郡多気町三疋田97
    0598-38-2692



    多気町の田園の中にある小さなお堂
    二体の十一面観音が収められているのですが
    年に2回の開帳。今回は残念ながら、縁がありませんでした。

    でもお堂のすぐ脇にポツンと
    置かれた木造のベンチが妙に自分を惹きつけるものがありました。



    普賢寺
    〒519-2177
    三重県多気郡多気町神坂
    0598-37-2888



    収蔵庫に駆けつけるとすでに女性が
    綺麗に掃除をし、待ってくださっていた

    “神坂”という場所には以前は7寺あったものの
    織田信長の焼き討ちの影響によってあたりの寺院は
    焼かれてしまい、この普賢寺だけが住居と見間違われたため
    兵の侵略から免れることができたそうです。

    我が国最古の普賢菩薩として
    自分が今まで見てきた普賢菩薩の形相とはまた異なった印象。
    密教的な尊像としては普賢延命菩薩のような印象を
    受けました。







    “一番最後に運ばれて、一番最初に戻ってきた
     奈良国立博物館のもっともいい場所に360°見渡せる形で展示してくれた”

    お寺の方のこの像に対する愛情が
    美術院の館主としてはじめて手がけた西村公朝さんや松浦さんとの
    思い出話の中から伺えました。

    本堂のなかにある十一面観音も鎌倉期だとは思いますが
    やや頭が大きく一見すると愛らしい十一面観音ではありますが
    その鼻筋を中心とした鋭角なラインは大層な仏師の手による
    ものであると伺えます。




    丹生大師神宮寺
    〒519-2211
    三重県多気郡多気町丹生3997
    0598-49-3001



    住職とともに薬師堂にて般若心経を唱え
    本堂にある十一面観音を拝みます。
    最近はこういう像を見ると本当に地元に
    愛されたんだろうなーという、人々の顔が
    浮かんでくるようになりました。



    住職のテンポがとてもユニークで
    この住職とともに地方色豊かな体験ができました。



    お昼はこの神宮寺のそばにある
    田舎料理のお店まめやへ。お母さんと地元の食材で作られた料理は
    素朴でとても美味しかったです。












    〆は豆乳ソフトクリーム




    近長谷寺
    〒519-2176
    三重県多気郡多気町長谷
    0598-38-1117





    城山の山の中でしばらく歩きつづけて出会った衝撃
    本堂には6m60cmの十一面観音





    このあたりでよく採取された水銀被害を弔うための十一面観音
    だそうですが、まさかこんな山奥にこんな巨大な仏像があるとは。


    数軒の集落で後継者がいない、、でもそんなコト気にしたって
    しょうがない、まぁその時考えればいいか、という
    なんとも三重県の人らしい。



    自分のまわりの三重県人は
    わりとそういう人が多い傾向にあるのかな

    庫裏の中にある大日如来。こちらも朝田寺と同じで
    この地域の死者はこの大日如来の前にやってきて
    大日如来のもと誘われる、そんな話に思いをはせながら
    見る如来像はまた特別な仏像のように感じられました




    『丹生』という名前は朱砂・辰砂ともいわれ、
    水銀(Hg)の原鉱石である硫化水銀(HgS)のこと)を生ずる意味だそうです





    瀬古集会所
    〒515-2603
    三重県津市白山町川口2022
    059-262-5881



    多気町から北上して合併して津市になった白山町へ
    白山町には魅力的な仏像がたくさんありますが
    今回はまた異色な場所、集会所・・・つまりは公民館

    川口小学校に隣接された集会所にて
    館主の方と教育委員会の方2名に迎えていただきました。

    中央に旧高田寺の像が二体薬師と
    十一面観音が並んで陳列されその前で
    すでに並べられた座布団に座って
    先のお二方の丁寧なご説明に耳を傾けました



    厨子が小さすぎてしまったがために背中を削られてしまったという
    ちょっと残念な十一面観音、薬師如来はこの公民館という場所には
    少々窮屈そうだった

    十一面観音は右足の踵を持ち上げ
    まさに今、人々を救いにいかんとしている姿





    トロフィーと仏像そしてその先に
    調理室という異色な空間は訪問台帳を確認する限り
    名だたる人々が訪問されており、多くの人の関心を集める
    場所なんだと感じました。




    この白山町はワケあって今後自分は幾度となく
    訪問することになるかもしれなく
    その挨拶の訪問となりました。

    ここで教授とスパロウさんとはお別れ、
    今回も大変お世話になりました

    泉橋寺
    〒619-0204
    京都府木津川市山城町上狛西下55
    0774-86-2426


    再び木津川を上り次の現光寺の訪問予定時間まで
    少しあいだがあったので、すぐに訪問できるお寺として
    木津川の川べりにあるこのお寺に訪問することになりました。

    以前あったお堂が江戸に災害で消滅し
    その残骸として、鎌倉の大きな地蔵菩薩が鎮座します。
    石像ながら良型の地蔵菩薩、なによりもこの像のまわりで
    子供たちが鬼ごっこをしていたのが印象的だった



    今も昔もこんな風に子供たちをみまもりつづけていたんだな、、
    そしてこれからも見守りつづけてもらいたい、そんなことを感じました


    現光寺
    京都府木津川市加茂町北山ノ上





    西光寺のすぐ側にあるにも関わらず
    ちゃんとした案内もなく、さまよいながらやっとお寺に続く道を
    発見し、雑草をかき分けながら進んだ先に現光寺を見つけることができた。

    収蔵庫に収められてあった十一面観音を見て
    一同ため息をもらす。小ぶりな像ながら完成された日本美の秀逸というよりも
    この寺の風貌からすれば逸脱しているほどの作品に
    驚きただただため息をもらす。

    像に関する詳細記述はないものの慶派仏師の作品であるとされており
    頭頂の化仏の密度は向源寺十一面観音、
    カラダのラインは円城寺の大日如来にその面影を感じます。

    これらから感じるに自分の中では国宝指定なども時間の問題ではないかと。

    これほどの像がこの廃寺の中にあるということが佛像巡りの楽しさの可能性を
    強く印象に残す訪問となりました。

    現光寺を出ると日は落ちかけ夜を迎えます




    大阪・奈良それぞれから初めましての佛友さんを歓迎し
    佛像談義に花を咲かせ夜は深まっていく。
    お酒を酌み交わし、自分の好きな佛像について話ができるのは
    至上の幸福、素敵な人々とともに奈良で素敵な時間を過ごしました★


    テーブルの上が汚いw



    [20101020]

    早朝9時に近鉄奈良駅に集合した
    地方佛像研究会の面々

    いつもの顔なじみからはじめましての方々まで
    レンタカー屋の前で挨拶を済ませ1台の佛像ワゴンに
    乗り込んで、地方仏研究会VOL12の企画が始まる

    郡山の駅前にワゴンを止めて矢田町通りを
    進んでいくと薬園八幡神社の境内に
    一人の大人がようやく通れる門が現れた

    薬薗寺
    大和郡山市材木町30
    0743-53-1355(薬園八幡神社)



    本堂は改修中につき、足元が危ないと
    奥様が気になさっていてバタバタと急がせてしまいました。
    住職に本堂にご案内していただきワイヤーや壁が壊れかけた
    本堂の中にある本尊の薬師如来を拝む。



    薬師如来は平安中期、金箔を再度修繕してしまったがために
    文化財の指定からは外れてしまっているけれど、
    衣紋の表現、頭頂がやや高く、古風で優雅さも感じます。

    須弥壇の上に十二神将に取り囲まれた厨子、
    そしてそのうえにはぐるりと十二神将が並びます。



    住職が指を三回パチパチパチと鳴らして
    秘仏の佛像を見せていただきました。

    小さな厨子を開けると時代は浅いが
    時代背景の中で色を加えられた青面金剛像と
    笹舟に乗った魚藍観音変わった佛像を堪能。





    “ここは秘密の場所だからチラっとしか見せることができないけど”
    と言われて見せてもらった、歓喜天の秘法を行う場所。
    “ここに入ったら3時間は出てこれない”という話をされてました。

    堂内左側にある不動明王さまもなかなか立派な像でした。



    常念寺
    〒619-0241
    京都府相楽郡精華町大字祝園小字神木段55
    0774-94-3855




     京都 精華町の祝園(ほうその)という場所にあるお寺。菩薩形立像
    典型的な貞観佛で薄い衣紋が特徴的。吉祥薬師如来、神様として崇められた仏像でとても美しい。





    もともとは薬師如来として崇められていたため、修復前の薬師の手を
    触らせていただきました。薬壷ののった手は想像以上に軽くその驚きが
    鮮明に記憶にあります。



    高さ約2m一木のダイナミックさが残る像です。
    住職は今後のお寺ビジネスのコトまで多くのお話をしてくださいました



    西光寺
    〒619-1151
    京都府木津川市加茂町美浪南1
    0774-76-2956


    加茂駅から直線距離にしてたった300mの場所
    木津川の支流をさかいに“今”と“昔”対局しすぎる景色



    その“昔”側の小高い丘のうえに立っている広がる墓地を
    見渡す場所に小さなお堂があり住職に出迎えていただきました
    平安中期の地蔵、ややズングリとした体躯にも衣紋は平安初期~中期の
    しっかりとしたものをのこします
    阿弥陀如来は説法印良型のたくましい像でした





    南明寺
    〒630-1241
    奈良県奈良市阪原町1005
    0742-93-0392


    コスモスが咲き乱れた山里に鎌倉期のお堂があり
    自分たちが到着したまさにそのタイミングで総代さんが
    鍵をあけに来ました。



    中央には平安期の薬師如来、85cmという大きさだけれども
    脇の二尊があまりにも大きなためやや小さく感じます。
    教授がお腹に対して違和感があるということを指摘していました。
    光背のテッペンがシュッと天井に向かって伸びているせいか
    この像自体もやや線が細い仏像のように感じました。



    中央に向かって左は阿弥陀如来
    こちらは平安中期~後期くらいでしょうか、金箔を残した
    余裕のある体躯です



    右側には有名な釈迦如来、こちらは孔雀のように
    広がった光背が印象的です。山里の小さな集落を
    大きなカラダで守っている、その責任のようなものを
    この像には感じました。



    お堂の左側には彩色を残した
    大きな地蔵、自分たちと同じ高さに
    人間よりも少しな大きな体躯はまさに
    身近にある、仏像というように感じました。





    春光寺
    〒619-1411
    京都府相楽郡南山城村北大河原北垣内4-1
    0743-93-0852



    三重県と隣接する南山城村、真言宗智山派の寺院です
    本尊として薬師如来が祀られており、カヤ一木造、平安初期の
    特色を残す像として元興寺の薬師如来に似ています。





    昭和に入って金泥を落とす修理をしたところ
    やはり中からはとても素晴らしい像が現れてきた、
    そんな経緯が本堂の中には綴られておりました。

    修復前の像に対してこの像が実はとても良い像であると
    イマジネーションを働かせた人はすごい、と感じました。


    南山城村を抜けて
    この後、三重県に入っていきました




    [20101013]

    伊豆にいってきました

    温泉&仏像以外では
    はじめてきたかも

    有名な地獄極楽巡り


    ハニベ巌窟院やらカンボジアやらに
    いっていたので、この二階に広がる
    エキセントリックな空間にも耐性がついてきたかも?!


    いい笑顔の鬼です



    そして土肥金山

    キンピカの世界を楽しみました


    世界最大の金塊
    産地はなんと直島


    手をつっこむことはできるけど
    ピクリともしない

    当然ながら自分の給与も
    この金塊を前にピクりともしないワケですが。。。




    奥さんには
    ピエール瀧の印象だけが残っていったんですね

    [20101012]

    10月の晴れた日、白根山を過ぎて尾瀬

    学生時代は毎年尾瀬にサークル合宿に来ていたのだけれど
    尾瀬ヶ原に登るのははじめてだった

    『なつがくーれば おもいだすー はるかなおぜーー とおーいそーらー』

    ってあのメロディが流れる、
    メロディラインは綺麗に鳴り響いた

    スキー場でマイカー規制によるバスに乗換えを行い
    鳩待峠へ



    尾瀬ヶ原への登山が始まる。


    とはいっても、尾瀬ヶ原は他の山々と違って
    尾瀬ヶ原への道のりは全て、下っていくコース







    下りきったところに尾瀬ヶ原が広がります




    途中の山小屋にてキノコ汁をすすりつつ
    尾瀬ヶ原に到着



    広がる色めいた焼け野が原のような
    退廃的な風景





    燧ケ岳、至仏山がそびえ立ち
    二つの山々に見守られながら尾瀬ヶ原が広がっている






    『お邪魔させていただきます。。』

    二つの山にそう言って
    広大な湿地帯、写真で何度も見ていた
    板の上を延々と歩いていく



    『竜宮』という交差点についた時、前日実家で作ったお弁当を
    広げ楽しみの昼食タイムを楽しんだ

    舞茸をベーコンとバターでソテーをして、ニンニクをちょいと絞った
    最後に醤油をひとまわし。
    ちょっとしょっぱいくらいの方が歩きまわった体には
    ちょうどよかった。



    卵と、実家特製の茹で落花生、そして
    ペニー・レインで買ったブルーベリーとクリームのパンを
    食べたのですが、景色も相まってとっても美味かった






    キャラクターっぽい落花生さん


    こいつも食べたいのかよってきた



    “行きはよいよい帰りは怖い”

    尾瀬ヶ原はまさにその言葉で
    行きがずっとくだりでラクをした分、
    帰りは鳩待峠まで急勾配を1時間歩きつづけるスパルタ道


    顔中をしょっぱくして鳩待峠に到着しました



    ただ尾瀬ヶ原は想定していたよりも
    ずっと初心者向けの登山道だったので
    景色は絶景だし登山まだやっていない人にもおすすめのコースです


    ちっちゃい子供もたくさんいましたが
    赤ん坊をおんぶしながら登山していたお母さんは
    さすがにすごかった!母強し!


    また近々いくと思います。


    ブルーを垂らした水溜まり綺麗だったな



    [20101007]

    同じ羽咋市の中にあるオオクニヌシを祀る気多大社



    気多大社の鳥居の前では
    ウエスタンハットを被った陽気なおっちゃんが
    知らない自分に対して話かけてきて
    ご自慢の50万円もするレザージャケットを
    ひらひらさせてきた。

    そんないきなりのハプニングもありましたが
    その同じ敷地内にかつて神宮寺である[正覚院]に訪れる





    突然の訪問にも応対していただいた奥様やご住職は
    驚くことなく至って普通に接していただいた

    住職とともに阿弥陀堂へ



    もともとは気多大社講堂における本尊であったそうなのだが
    神仏分離によって、この地へ移動してきている


    本像像高110cm、桧の寄木。
    定朝様をもつ阿弥陀さまだで優雅ではあるが
    やや先鋭的な印象をうける。
    スプーンのような後補の光背も面白かった。



    地方の仏師の作ではないでしょう。都からこちらに
    運んできたのか、それとも仏師がここまできて制作したものか、
    伝承も含めはっきりはしていないらしい。


    住職
    わたしはこの仏像よりも豊財院の仏像のほうが優しい気持ちに
    なるんですけどね




    なんて冗談も漏らしていたけれど
    能登の仏教を通しての交流を伺える立派な仏像でした

    [20101006]

    加賀から一気に北上して
    富山県内に再び入る

    目的は毎年のように訪問している
    氷見漁港に併設されている[海寶]に訪問するため。



    大きな地図で見る

    閉店間近ということもあって店内はガラガラ。前回外にまで
    行列ができていた時とは全く違う景色だった。



    中船定食は焼き魚、お刺身、小鉢が二つ、かぶす汁
    全てが盛られている豪華な定食。海の恵みでお腹を満たした。





    氷見漁港を出たあとはバイパスを横切るように走る
    415号線に乗る。そして羽咋市に入り
    415号線と温泉街の七尾に向かうバイパスとの
    交差点付近に能登半島の禅宗発展の拠点となった
    豊財院に訪問する

    〒925-0606
    石川県羽咋市白瀬町ル8
    0767-26-1065



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    森林の中にひっそりと佇む曹洞宗の禅寺。
    庫裏のチャイムを鳴らすと住職の奥様である日下部さん
    が丁寧なご挨拶で迎えていただいた。

    奥様とともに少々小高い場所にある
    観音堂へ向い、扉をあけてもらった。

    中には2体のなんとも地元らしい、温かみのある
    十一面観音と聖観音が現れた。

    中央に聖観音、左側に十一面観音、右側は空席。







    空席というのは前日に訪問した、金沢の美術館に
    出張している馬頭観音が立っているところであった。



    観音堂の扉を開けるやいなや日下部さんは
    仏像の前にひれ伏して、この地に訪問した僕の身の安全を
    祈願してくださいました。

    小さな体を折りたたみ、床に頭をつける姿心打たれます



    奥様である日下部さんには昨日金沢の美術館にて
    豊財院の馬頭観音に心打たれたから、実際に来てみたいと
    思ったので来ました、ということをお伝えすると感動してくださり、
    『とてもありがたい、ほーんとに嬉しい』と何度も仰ってくださいました。

    今までの先生の中では一番丸山さんが来てくれ
    奥様、息子さんと一緒によく来ていた、
    実際に丸山さんがお亡くなりになられて
    今寂しいが、お亡くなりになられたあとも
    息子さんは度々連絡をくれるということ。

    かたやある日、現代風の女の子が一人で自転車に乗ってやってきて
    観音様にはとても感動してくださったのだけど、豊財院を出た後も
    一人で自転車で能登半島をまわるというもんだから
    とても心配だった、、そしてその女の子は最近仏像ガールさんって
    名前で活躍してるようでびっくりしました、と。

    お寺にずっといるとそんな出会いもあるのだなぁ。


    観音堂の横にずらっとならぶ「血書大般若経」。
    昔の坊さんが自らの血を使って
    600巻ものお経を記載したものも
    わざわざ中身を取り出して見せてくださった。



    書翰を取り出す際も手を合わせ拝み
    また戻す時も手を合わせて拝んでいた

    最近は体調が思わしくなくなかなか外出すらできておらず
    金沢に出張している馬頭観音も観に行くことができていない、
    自分のことを婆さんと言い、婆さんが案内するのが
    申し訳ないと大変謙遜していたのだけれど
    日下部さんはとても美人な方、
    『もっとおめかしして金沢の美術館にいきましょうよ』と
    言ったらとてもよろこんでくださった。

    日下部さんとはほかにもたくさんのお話をさせていただいた。



    そして最後には、自分に対して
    佛さまのようなお顔をされてらっしゃる
    今日来てくださってお話させていただいてとても元気が出た

    という嬉しい言葉をいただいて、良き出会いに自分も
    感謝しながら次なる目的地へと車を走らせた。




    [20101005]

    温泉寺から東へ約5kmほど
    鞍掛山のふもとの

    高野山真言宗 那谷寺に立ち寄る




    〒923-0336
    石川県小松市那谷町ユ122
    0761-65-2111


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    駐車場に車を止め
    山門を通って中に入っていく




    那谷寺は松尾芭蕉も訪れ

    石山の 石より白し 秋の風 芭蕉

    という句を残している。



    土産屋奥の宝物館に伝統工芸品とともに
    50cm程度の可愛らしい毘沙門天
    両脇には風神雷神をも従えて?!
    強いんだけど可愛い、ガキ大将のような毘沙門天




    那谷寺は景色が美味しく
    岩の中に立つ本堂や岩のうえに立つ
    五重塔を参拝。中には大日如来が鎮座する




    天気も徐々に晴れていき
    観光に来ていた叔母様がたはたいそう嬉しそうだった


    帰りがてら加賀市内の銘菓
    松葉屋栗むし羊羹「月よみ山路」
    実家の家族にお土産として購入しました




    後日家族の感想としては、お酒とのむには
    ちょっとサッパリしているわね。

    普通羊羹はお酒とは飲まないだろ・・と
    自分の酒好きはこの家族あって、そう思いました

    [20101004]

    小松から国道8号線を
    さらに西へ

    加賀の温泉街の中心部に
    その名も<薬王院温泉寺>がある

    〒922-0242
    石川県加賀市山代温泉4区18-40甲
    0761-76-1155



    白銀屋、たちばな四季亭などの
    名旅館が立ち並ぶまさに隣接する
    変わった立地にある


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    山門を通る石段を登っていくと
    本堂が見えてくる

    お手伝いさんに
    『観音さまを見せていただけますか?』
    と訊くと

    『ガラス越しなら見られますよ』

    とのことだったが、是非近くで拝ませていただきたいと
    少々強引にお願いしてしまい
    外出していた住職の帰りを待つことに。

    庫裏の住職の奥様を尋ねると
    『住職さがすからちょっと待っててくださいね』と
    足が悪そうながら杖をつきつつ住職を探していただいた

    数分後、庫裏の奥から住職が現れ
    ともに慈光観音堂へ案内いただきました。



    平安時代初期の一木造
    白山五院の一つ、大聖寺の別当慈光院の本尊だったが、
    慶長5年(1600)大聖寺城の山口玄蕃が滅びたとき、
    兵火をさけるため池に投げこまれ、
    その後、山下神社に祀られていたが
    明治になって薬王院温泉寺に安置されたものである


    顔はやや下膨れ気味だが、それとは対照的に
    頭上の化仏は高く作られ、体はある意味十一面観音らしい
    女性的な綺麗な曲線を描く





    そしてなによりも心惹かれたのが
    スラッと下に垂らした右手

    あまりの綺麗せゆえに住職に対して
    『あの手は修理されたものなのですか??』と訊くと
    住職はニッコリ笑みを浮かべて『修理はしていないんです』と。



    これだけの仏像さまなのにまだ県指定に留まっているのは
    加賀?!には仏像を教育委員会に対してプレゼンできる
    有力者がいないということ。


    自分としては『もったいなーーい』って叫んでしまったのだけど
    住職としてはそれにも苦笑いを浮かべて、それも自分たちじゃ
    しょうが無いことなのだ、ということを受け入れている表情に
    見えました


    今度は山代温泉に入りながら、湖北の流れを汲んだ
    十一面観音をゆっくり眺めてみたいものです

    [20101002]

    翌朝は目覚ましつけなかったので
    ちょっと遅めの目覚め

    シャワー浴びて荷物をまとめ
    快く接してくれた宿のお母さんに
    “また来るよ!”と言ってサヨナラした

    前回と同じ宿だったけど
    こんないい人達がいたんだな

    高速に乗って小松市へ

    小松市のFMを流しつつ
    おもしろスポットへと車を走らせた

    ハニベ巌窟院





    正面には大仏が現れる。
    この“ハニベ”ということばは「埴輪を作る人」
    という意味があるらしい。

    そして現在もまだ建設中の大仏だそうだ。

    ちょっぴり高い拝観料を払って大仏の中に入ると
    妙に生々しい聖観音



    そして山を上り洞窟へと続きます



    洞窟の中は地獄とヒンズーが合体した
    エキゾチック・エロチシズム空間

    ブツがデカくなりすぎて身動きが取れない鬼や
    鬼たちの団欒。。。













    みたこともない空間がそこには広がっておりました

    あんまり公表しないほうがいいかもなんですが
    ここのとある場所に立った時、寒さとは違う鳥肌が
    全身を覆いました。。

    仏像を見たときに感動して鳥肌がたつことはあったものの
    今回は自分でも、なんで鳥肌がやまないのかわからない状況に

    霊感ない自分でしたが、
    さすがに怖くなって早々に退散しました

    朝からもろもろディープな体験ができた
    思い出の土地

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    神像もたせてもらえるんですかw
    安産寺年明け御礼参りをさせてもらう予定です。
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    不空 (12/17)
    正覚院 → 正覚寺

    不空 (12/17)
    安産寺が一番というのは、今年を表してるね! それにしてもたくさん相変わらず行ってるね!だめだよ、地蔵尊に怒られるよ(笑) 山形のは、開けてくれて良かったですね、巨

    株取引の流れ (11/20)
    とても魅力的な記事でした!!
    また遊びに来ます!!
    ありがとうございます。。

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