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    [20101127]

    うちの祖母とともに
    那須の田舎料理を食べにいってきた












    昔はこういうものを食べていたんだなぁ

    そんな家庭の味を求めに
    店を訪れる自分はどうなんだろう

    美味しい反面、こういうものから遠くなってしまった
    自分がちょっと悲しかったなぁ
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    [20101126]

    町田市国際版画美術館にて開催中の
    救いのほとけ~観音と地蔵の美術~」を見てきた。


    【概要】

    仏教の世界では、如来、菩薩、明王など多様なほとけが信仰されました。そのうち、苦しみにあえぐ人々に進んで救いの手をさしのべる存在として

    注目されたのが、観音菩薩と地蔵菩薩です。観音はさまざまな災いを除く菩薩として、地蔵は地獄に落ちる苦しみから人々を救う

    菩薩として広く信仰され、その姿はさかんに仏像、仏画、そして版画にあらわされました。

    ほとけの姿をあらわしたスタンプ式の木版画を印仏といいます。印仏は日本で最初に流行した木版画といえるもので、

    墨線の美しさと味わいのある表情が特徴です。平安時代末期になると、印仏を仏像の像内におさめる信仰が生まれました。

    これは、版画と彫刻が結びついた現象として注目されます。また、より大型で表現が緻密な木版画である摺仏も、

    中国での流行に刺激を受けて制作がはじまり、印仏と同様にしばしば仏像の納入品とされました。

    この展覧会では、観音と地獄の姿をあらわした版画に加えて、関連する彫刻や絵画を展示します。特に、仏像の像内におさめられていた

    印仏や摺仏を、その本来の居場所である仏像とともにご覧いただきます。さらに、観音信仰の基本理念である『法華経』に

    関連する美術や、地蔵と縁の深い地獄の世界を描いた絵画などを加えた、約120点の作品によって

    、「救い」をテーマとする仏教美術の醍醐味を味わっていただくものです。さらに、近年ますます関心の高まる

    「死と生」にまつわる問題にスポットを当て、作品を通じて検証します。


    滋賀県 福寿寺 千手観音 衣紋は素早く流れる表現。頭の化仏はちいさく仏の本手は極端に細く表現される。
    一方体躯は腰、頭にかけて奥行きのある表現で作られていて木そのものを感じさせる。中原氏によって造立されたという。




    千葉国立歴史民俗博物館 地蔵菩薩 水晶を持った宋風地蔵菩薩緑と金を中心とした金切文様が鮮やか。
    眼球にはめられた玉眼は正面を見ず、やや右奥を眺めている。




    和歌山県 広利寺 千手観音立像 四臂十一面観音、衣紋や頭の飾りなどから鎌倉後期~室町時代の作風と推測する。
    表情やポージングは静的なものとなる。衣紋の動きを誇張するための表現か。




    東京よみうりランド所蔵 聖観音 横に大きくくねらせた腰の動き、足は大きく作られており足にかけての
    翻波式衣紋が深く刻まれる。ターバンのような頭部の作りは初めてみました。平安初期の艶かしさを存分に味わえる作品が東京にあるのは驚き。







    仏像の出店数は少ないものの
    よみうりランド聖観音という印象深い平安期の佛を
    知ることができた。

    東大寺展の裏にあった
    ひっそり系の仏像展

    [20101124]

    自分の趣味は旅だけど
    最近の旅の目的は

    “食”“仏像”“温泉”“音楽”

    という構成で成り立つ。
    ※あとは“建築”とか“廃墟”とか“美術館”とか。

    今回長野県に仏像部のメンバーとともに
    訪問してきたのだけれど
    4つの構成を全て網羅する旅が出来ました。


    “食”

    長野県の有名な食べ物と言えば、[おやき]、[ソースカツ丼]など
    色々あるんだけど、自分が訪問すると必ず食べていると
    思われるものとして[蕎麦]

    2009年12月31日には栃木県の実家から車を5時間走らせ
    一人で猛吹雪の中、戸隠のお蕎麦を食べにいったほどです。

    今回は場所や時間の関係から戸隠までは行けず
    千曲市のつる忠に訪問しました。



    辛味大根がやみつきになる“おしぼり蕎麦”
    ただそれ以上にやみつきになる採れたばかりの“野沢菜”
    ひとりバカみたいに食べていた



    正直自分は野沢菜苦手なんだけどシャキシャキとした
    野沢菜は絶品だったなぁ。近所のおばさんばかりで
    構成された蕎麦店なので、待ち時間はかなり待たされるけれど
    美味い野沢菜と、あったかいお茶があれば
    待つのは苦ではありません。



    “仏像”


    仏像は2年前に訪問しているので、今回は仏像部の友人たちに
    それを紹介させていただきました。

    智識寺
    長野県千曲市大字上山田八坂1197
    026-275-1120



    3m近い、平安後期立木風の十一面観音。
    十一面観音信仰はなぜか政治と結びついて
    全盛期は東京からわざわざ選挙のためと言って
    有名な先生達wが来ていたのだそうです。
    そのおかげで智識寺の周りにはご立派な碑が
    たくさんあります。



    厨子のまわりの諸仏





    聖観音は顔は修理なんだと思うけど
    指先やつま先などの破損を
    管理人さんは手でよいしょと
    無理やりはめていた

    地蔵はなまなましいですね。地方と中央と
    双方の中間のような顔をしてます。
    四天王は大好物の地方風味。

    2年前に訪問していた時のBEST3をあげて
    自分はこの智識寺がNo1とした覚えがあります。
    “地方仏としてこれをあげるのは今回の旅に相応しい”と
    仰っていただいて、とても嬉しくなったコトを思い出した。


    長雲寺
    長野県千曲市大字稲荷山荒町2239
    026-272-3730




    2年前のおばあさまはいらっしゃいませんでした。
    江戸期の愛染明王。2年前は恋の成就にここを訪問し
    半ば無理矢理、愛の祈祷をさせていただきました。
    お祈りした人と結果は違ったけど成就と友人の恋の成就
    の御礼に再訪。



    だるまが愛染の前に二体。だるまを脇侍にし三尊とは新しい。

    清水寺
    長野県長野市松代町西条147
    026-278-3068



    本尊千手観音は貞観、江戸の修理が痛々しく
    江戸の本堂火災の時にその辺にあったものを
    持物にしてしまったというざっくり感。

    体の動きは少ない反面、複雑に絡み合った千手
    極端に小顔に造られた顔など
    見どころの多い千手です。

    聖観音は量感溢れるずっしりとした体躯で
    サイドの髪の毛を耳の上にヨーヨーのように
    纏め上げてます。

    地蔵も同じくズッシリ系。
    翻波の衣紋はザックリ系。
    僕らが好きなのザクリッチ★

    この地で育ったという気品漂う奥様と
    リスティングや魅力菩薩を作るなど先鋭的な
    仏像とのアプローチを模索している若い住職
    メンバーみんな心奪われた甲斐犬など
    素敵な出会い沢山あり善き訪問になりました。






    善光寺



    ここも大晦日以来。ギリギリ入館し山門登っていたのは
    なかなか大きな四天王に囲まれた
    文殊菩薩、異邦人な観音もいます。
    友人みんなで入った戒壇巡りは4回目の訪問にして
    初めて鍵の存在を知りました。

    鍵の場所は出口近くにありますよ。
    ってネタバレしても出口まで真っ暗だから
    ネタバレにはなりません。

    やっぱり本堂立派だわぁ。
    大仏のような存在です。
    ここは戒壇巡りもチケットが自販機で売っているんだけど
    お守りまで自販機で売っているですよね






    “温泉”

    “音楽”



    ここが一緒なんです。
    温泉街でやる音楽フェス。
    仏像部みな音楽好きでよかった

    音泉温楽 2010



    宿泊場所 湯田中温泉のすぐお隣り
    ジブリ映画のモデルになったという金具屋などがある渋温泉





    時間押しで温泉街をさまよって
    入ったうどん屋は日本に対して“持ち込み税反対”運動を
    掲げる元気な女将がいるうどん屋。落ちてたメガネを
    持ち主へ、メガネの運び屋になりました。

    七尾旅人はアーティスト、音楽遊んでいたけど
    観客へのパフォーマンスとしてはどうだったのかな、
    でも喋りで盛り上げるのはうまいね



    rollin' rollin'は“やけのはらver”でしたw

    前野健太がカポをレンタルして、七尾旅人後に
    出てきた本人はとってもいい人。



    観客のリクエストにお答えして
    BOY MEETS GIRL アコースティックverを聞いたけど
    参加していた観客は温泉にのぼせたのか酔っ払ったのか
    本人の静止降りきって大盛り上がりだった

    やぱりBOY MEETS GIRLは青春だ。

    DE DE MOUSEは好きだけどMini Mouseのため
    自分の視界で捉えることができず早々に旅館に帰ってしまった。



    旅館で温泉に浸かった我ら。
    温泉のあとは雲中供養菩薩のトランプで大富豪と七並べ。
    大富豪は戦略的な心理戦が繰り広がるゲームとして
    有名だけれども、数十年ぶりにやった七並べが
    こんなに戦略的なゲームだとは知らなかったよ。

    興奮した我ら、ある人は語り、ある人は寝落ちし

    各々自由に夜3時30分を迎えました。

    翌日の音泉温楽は中山うりから
    中山うりって1年前に自分の会社に来たことがあるそうで。
    いいラッパ吹きかつアコーディオン弾きだったので
    見とけば良かったと後悔。



    唄い人かつ美容師という二足のわらじをもつ彼女は

    “どうやって兼務しているのだろう”

    “個人の技量で指名料を得られる美容師というビジネスモデルの上で
    いち美容師の個人プロモーションとして歌手という選択肢は
    最適でだなぁ”

    “それを自分で計画してやっているのであればこの女性は怖い”

    など要らぬ心配を、[みんなのうた]で流れる音楽をききながら
    考えた。いいアーティストですw

    最後のトリは見仏界のエポックメーカー みうらじゅん
    そして、ソラミミスト 安斎肇
    総じて職業は“タモリ倶楽部な人々”と呼ばれているそう。



    この二人にプラスして
    かつては電波少年、今は細かすぎて伝わらないモノマネ選手権
    で有名になったウクレレえいじが参加して

    長野県の双体道祖神についての歌や秋田県なまはげの歌
    群馬県スネークセンターという各地の観光文化財を
    歌にして提供する“勝手に観光協会”がしめてくれました。



    東博の仏像展以来の生みうらじゅんは
    想像以上の声量に驚かされました。


    以前は一人は巡っていた仏像や各地の観光スポットも
    今ではたくさんの友人や先輩がたに囲まれて
    また違った楽しみを出来ています。



    今回の仏像部は自分にとっての仏像の在り方を
    見つめる機会をもらったり、
    イベント企画の立案。
    総じてなにより、“誰よりも自分が楽しんでやる”って
    メンバーみんな思っているので色んな議論ができて
    触発されています。

    知り合ってまだ1年経ってないってのが不思議だなぁ

    たぶんまたどっか行くけど
    それまでにやること盛り沢山。
    一つ一つ片付けていこう。

    [20101110]

    前日の二日酔いなどはなくコンビニで
    軽くお茶を買って出発した

    名神高速を経由して滋賀県蒲生郡日野町 正明寺


    静岡県富士市の瑞林寺以来の黄檗宗寺院。
    三十三年に一度の開帳期間中です。
    本尊千手と毘沙門、不動の脇侍。鎌倉期の千手で中国的な顏しているなぁと思っ
    ていた、宗派にならいそんな顏に見えてくる現象なのかなぁ



    庫裏の地蔵や禅堂の大日如来とも出会ったけれど、
    モデルのようにすらっと伸びた等身の地蔵、
    顏が中央、身体が古式な県指定の大日如来と惹かれる佛が
    盛りだくさん。





    檀家さんと思われる方々の応対も
    東京から来た自分をあたたかく迎えていただいて清々しい

    水口町嵯峨 千光寺では平安末期の量感のある千手がおりました。
    裾の衣紋表現が特徴的でこれは何を使って彫ったのだろうか。。










    昔は甲賀六大寺の一つに数えられる巨刹であったそうで
    それを納得させる素晴らしい千手。総代のマエサキさんも
    凄くいい人で、朝一生懸命に境内の掃除をして
    外からの来訪者を迎える準備をされていた。


    天下ご麺】というこの土地では有名なラーメン店。
    お昼時ということもあって田舎町ながら行列ができていた。
    炙りチャーシューを使ったラーメンと丼をいただく。





    麺にドロッと絡んでくるスープが特徴的で
    炙りチャーシューもなかなか。でもこのドロッと感は
    片栗粉を使ったような粘り気だったのがちょっと勿体無い。

    海苔とネギをふんだんに使った炙り
    チャーシュー丼は焼豚に付けられたタレが絶妙。




    おなかが膨れたところで
    水口町松尾 願隆寺:平安末期の重文阿弥陀&日光月光。
    全て檜造。周辺道路の細さに苦労しながら辿り着く。
    甲賀七薬師の一の寺院。過去3度の火災に逢いながら残存する諸仏たち。












    こちらのご夫婦はシャッキリした威勢のいい奥さんが
    あきらかに住職よりも立場が上で、これだけの山里で立派な寺院が
    建ったのはそのおかげかな?!・・・なんて思っていたら
    他のブログさんでも同じようにこの奥さんを表現していたので
    やっぱりみんな同じようなことを感じるのだなと面白かった。


    水口町名坂 大池寺:臨済宗の寺院らしく素晴らしい庭園、
    七福神を庭園表現。
    庭園を観ながら抹茶を戴きました。
    静寂に包まれた空間で仏と抹茶





    大池寺で静寂の中抹茶を飲んでいる時に。若奥様が突然、
    自分の顔を見て“綺麗な顔過ぎてびっくりしちゃった。
    女性なまだしも男性だから見惚れちゃったわ”と
    目をまんまるにして言われた。わーい・・・?!


    本堂には丈六阿弥陀が鎮座。おそらく金箔は後補の
    ものだと思うのだけれど、この広大な庭園を守っている仏像としては
    相応しい、力強さと柔らかさ、両方を兼ね備えた寺院であった。







    水口町宇川 永昌寺:最澄開基とされる天台寺院。



    杣川と野洲川に挟まれた寺院として木材の流通が盛んだった土地と推定する。
    地蔵菩薩はそれを彷彿とさせる。







    善水寺の仏像と仏師が同じとされていて
    その仏師の特徴としてはこの脇にでてる
    うさぎの耳のような衣紋表現だそう




    訪問時には住職がまだ到着しておらず奥様に住職をわざわざ呼んでいただいて
    お迎えいただきました。住職はこの土地に関する色んな視点での話を
    持っていて故郷日光輪王寺の直末など住職との話が膨らみ、別れが惜しかった。




    水口町三大寺 飯道寺:飯道山など渡る山岳信仰を背景に行者が集まる
    修験の地として信仰される。村内常福寺より移った
    阿弥陀仏、日吉神社本地仏の地蔵と十一面。


    【阿弥陀】 藤原期の割には鼻が高く男らしさを感じる阿弥陀仏





    【十一面、地蔵】隣の日吉神社本地仏が神仏分離により飯道寺へ。







    共に檜材の整った造形。飯道寺は永昌寺の住職が兼務、
    都合で総代さんに案内されたが素敵な叔父様だった。



    総代さんの話によると現在は無住のため
    複数人での申込でないとなかなか開帳することができないという。
    でも都合さえつけば沢山の方々に見てもらいたいということなのでよかった

    こちらの境内にて奥さんを名古屋から迎えに来たという人が
    いらっしゃっていて、自分は仏像に関しては興味がないという男性と
    話を暫ししたのだが、数々のお寺に訪問されているという話を
    聞いて仏像世界に精通している人の深さを垣間見た。

    帰りの新幹線で
    鯖の寿司を買って帰るもずっと社内販売がやって来なくてイライラ・・





    おかげで東京に到着した時には喉が
    カラカラだった・・・

    [20101109]

    頭にちょこっと白い布を被せたかのような富士を
    横目に見ながら京都へ遠征



    到着後すぐさまレンタカーに乗り
    清水寺



    11月初めの清水寺の紅葉はまだまだ。

    夏に訪問したコトでやっと仏像がいる場所が
    分かったのだけど、清水の舞台の目の前だったんだね

    清水の舞台は修学旅行生が溢れていたのだけれど
    本堂のうえは本当に数えるくらいしかいない。
    隠れスポットですね


    清水寺の参道で買った抹茶ドロップすごい美味しくて
    この旅の中で終始舐め続けていた


    近くの建仁寺は歩いていきました



    庭園を眺め、ダウン症の方が書かれた書の
    表現が素晴らしいと感じた




    風神雷神図についてはレプリカばかりで
    なんだかな。御朱印帳は欲しかったけれど
    これも今更集めても、なのでなんだかな



    天井に2つの龍が描かれた堂内の迫力は
    口をあんぐり天井を眺めてしまっていた



    毎度毎度の三十三間堂のウラにある
    お好み焼き [吉野] はやはり何度行っても
    期待を裏切らないクオリティ

    吉野はこんなところにあります


    レバ刺しは極上でホソ焼きも
    こんな美味いホルモンあるんだ!と
    今回も気づかせてくれた





    サラリーマン一人、キャリーケースを引きずりながら
    来ていたのも印象的。


    そこから白州正子の展覧会へ
    滋賀県立近代美術館へ





    ここはとにかくボリューミーな展覧会でした。


    再び京都へ戻って
    大将軍神社⇒北野天満宮⇒千本釈迦堂と
    北野付近の寺社仏閣を巡る


    大将軍神社は商店街の中にある小さな神社




    神主さんに宝物館を見せてもらえるように
    お願いをすると、いい声で
    [昨日特別拝観終わったのですが大丈夫ですよ]と
    にこやかに応対していただき収蔵庫の中に入る



    明星の神が描かれた曼荼羅などをみたあとに
    神主さんがにこやかに“立体曼荼羅作ってみました”と
    言われ曼荼羅世界の中に身を投じた




    特に童子像が珍しいということ。
    “これなんて十二神将像みたいですよね”って
    神主さんは凄く誇らしげ。70体もの重文の像を
    並べる時はどんな気分なのだろうか

















    北野天満宮で牛をなでなでし


    近くの千本釈迦堂まで歩いて向かう









    先に3年ぶりのおかめ達との出会い


    六観音たちに会いに行く
    どれがいいのだろうと悩んだけれど
    准胝観音か十一面観音が今回はグッときました




    徐々に陽も落ちはじめ高雄へ

    高雄の夜は
    紅葉が近づきお絵かきの中に火が灯る






    国宝薬師如来が闇の中にポッと現れ
    密教の艶めかしさをより鮮明に伝えていた






    高雄の山は紅葉が徐々に始まったばかりで
    これから本番というところでした。






    山を降りて市内に繰り出す。


    夏に京都に来たときに見つけた
    “おにかい”という京野菜をメインにした
    小料理屋にて飲むわ食うわ・・・

















    でもこれだけ食べて2,500円というCPが
    恐ろしく良いお店



    次の日は朝から活動的に動いていくことが
    すでに予期されていたため、早々にベッドに入る。。
    おやすみ

    [20101106]

    貝塚から南方に高速道路を走り和歌山県へ入る。
    みかんの産地である有田市のICを降り
    有田川町岩野河にある法音寺に辿り着いた。

    法音寺
    和歌山県有田郡有田川町岩野河364
    0737-32-4306

    国道には気づくか気づかないか分からない程の
    小さな看板があり、ハザードかけて止まっていると
    丁度、総代の熊ノ郷さんがバイクで駆けつけてくれ
    “そこのJAに停めていいよ”と案内してくれた。

    蜘蛛の巣が張りめぐった路地裏の坂道を登って行くと
    茅葺き屋根のなんとも趣きのある本堂がお目見えする。



    本尊は阿弥陀三尊、そして本堂の右には某書にも
    登場する釈迦如来、本堂の左脇には十一面観音が鎮座するが
    どれもこれも地方色豊かな、今までみたこともない
    穏やかな、なんともほのぼのした表情の佛像達








    みな一斉に“かわいい~”と思わず声をあげてしまうほど。

    茅葺き屋根の本堂に降り注ぐ太陽の光をいっぱいに浴び
    ゆったりとした山里の時間を楽しみました。


    熊ノ郷さんとお別れをして
    そこからほど近くにある歓喜寺へ移動

    歓喜寺
    和歌山県有田郡有田川町大字歓喜寺159
    0737-32-3425


    本堂についたところで住職に電話をかけ、すぐに駆けつけてくださいました。
    収蔵庫をあけたときにはGにお出迎えを受けました。Gを外に解き放たいて収蔵
    庫の中に入る。
    平安初期の地蔵と阿弥陀如来。
    阿弥陀如来はなんと一度盗難にあったものの奇跡的に発見された如来さま。
    発見されたときの価格は二億五千万円。
    でもある日門前に如来さまが置いてあったという凄いエピソード。
    盗難に遭ったものの戻ってくるというのはもの凄い稀なコト。
    強靭な念がこの像を元の場所に戻したんですかね。
    そんなコトもあり、他のお寺の申請を跳ね除け、収蔵庫の建設費が
    いち早く承認がおりたそうですw
    住職は盗難のコトから、博物館のコト、佛像にまつわる色んな話を
    してくださいました。



    浄教寺
    和歌山県有田郡有田川町大字長田542
    0737-52-2469


    電話の奥様がいらっしゃらないということで
    お嫁さんのかよちゃんにお願いして案内いただきました。
    収蔵庫には慶派仏師による大日如来像。収蔵庫に入り口に大して
    右を向いて鎮座します。鎌倉期金箔の剥がれた具合も進行しているけど、
    体のラインは真如苑の大日如来に似ている、ふっくりした大日如来の
    印象を受けました。大きな涅槃図がかかっておりましたが、こちらは
    レプリカで大きな行事があるときに掛替えられるのだそうです。




    ここでお腹が空いたので有田川町の名物?!の
    生シラス丼をいただきました★うまいのでペロリ!


    この日の夜から仕事だという田中さんとはここでお別れ次なる
    目的地へ目指す。。。の前に、次は市が管理をしているので
    有田市文化福祉センターに立ち寄って職員の西岡さんに先導され
    有田市箕島へ。

    正善寺
    〒649-0304
    和歌山県有田市箕島27
    0737-82-3221



    現在は廃寺となってしまい、大日如来が崇められているお堂があるのみ。

    [引用]
    胎内背面に「康平五年?月十日 仏師僧兵?」の墨書銘があり、
    平安時代、康平5年(1062)に制作されたことがわかる。
    智拳印を結ぶ桧の一木造り。11世紀中頃の地方造像の一面を示す好作例といえる。
    像高:79.0cm、膝巾:65.0cm



    西岡さんは考古学専門ということでしたが佛像にも精通しており
    的確な説明をしてくださいました。

    戦後の引揚民が大日様の前で寝泊まりしたらしい。
    そして隣の本堂ではそれに関わっていた近所のおばあちゃん達が
    観音講を開いておりました。その本堂には大日如来と正反対の
    地方色豊かな佛像達が置かれておりました。
    最後におばあちゃん達から“これを持って行ってください”と
    小さなタオルをいただき、西岡さんとともにお別れをした。








    神光寺(じんこうじ)
    和歌山県有田市星尾700
    0737-88-6305



    星尾というみかん畑の極細の農道を進んでいった先にある
    巨大寺院。手厚い信仰を受けている様子が伺えた。

    最初に行った塗香(ずこう)の作法などはとてもタメになり
    住職の奥様に巨大寺院を一つ一つ丁寧に案内していただいた。

    そんな案内の折、護摩堂にて奥様が倶利迦羅龍王剣を取り出して
    一行の頭、背中を触れだした、すると“あんたここが悪いね”と
    指摘したのだけど、その指摘事項が諸般の体調事情と
    ぴったり合致していた。神通力を間近に体感することになった

    最後に案内された観音堂にて聖観音とようやく出逢うことができました。
    今まで見てきた現代的な仏像とは対照的な古様な聖観音。
    おそらく都に精通した仏師による作風であると感じました。


    聖観音の隣のお堂にてお茶をいただきましたが
    そのお茶のお皿も江戸時代?!の茶器を使っていて
    大変貴重なものだったのだけれど、なんの気なしに
    使っているという。。すごい。
    奥様には大変お世話になりました。
    とにかく色んな意味でお腹いっぱいになり次なるお寺へ




    施無畏寺
    和歌山県有田郡湯浅町大字栖原1465
    0737-62-2353

    太平洋に陽が沈んでいくなんとも神秘的な光景の中
    海を望む高台にある真言宗御室派の施無畏寺に到着すると
    老夫婦が大層ご丁寧にお待ちくださっていた。



    お堂の中で簡単な説明をいただき、ほの暗い闇の中で
    大日如来にライトを照らす。ぽっと現れたのが智拳印を結んだ
    金剛界の大日如来。小さな体躯ながら柔らかさをもっていて
    固く結んだ智拳印が特徴的でした。





    他の諸仏も特徴的な仏像が多く、光の中で是非次回は
    じっくり拝観したいと思う。


    有田市とはここでお別れ。すでに約束の時間を1時間過ぎた状態にて
    急いで和歌山市へと向かいます。高速道路に乗って早々、いきなりの渋滞に
    巻き込まれてしまったがために、どうしよう。。と思ったのですが
    お寺の方に電話をしても“ぜんぜんいいですよ、ゆっくりきてください”という
    優しいコトバをもらって、ドライバーさんには頑張ってもらって
    なんとか、和歌山市に到着した。

    慈光円福院
    和歌山県和歌山市北新金屋丁31
    073-423-3589



    到着した時には完全に夜になっており、暗闇の中仏像を拝する。
    本尊はかろうじてライトアップされていたのが救い。
    旧 慈光寺の本尊十一面観音。妖艶な古風を感じたのは
    観心寺のあの人のよう。衣のヒダをうねるように繰り返す。




    結果として夜間拝観になりライトアップされた観音は
    さらに妖艶さを増して、迫力のある観音を見ることができました。



    このお寺を最後に観佛は終了。
    貞観に始まり貞観に終わる。


    木津川流域~三重佛そして延長しての阪南~有田・和歌山という仏像巡り。
    たくさんの参加・協力がありHappyな気分にて終了することができた。




    さて次の旅はどこにいこうか。




    PS:Special THANKS to tanakasan kaicho rabisan


    [20101105]

    yocchinの家でご馳走会



    yocchinの家を行く時はいつも雨が降る
    でも、この日は雨じゃなくて台風だった始末。



    やはりあの二人の力はスゴイわ~
    何かあるとしか思えない!




    居酒屋yocchin.co の今宵のメニュー


    -----------------------------------------
    大和芋の揚げたん
    ササミの南蛮漬け
    みょうがとたくあんのあえもの
    ポテトサラダ
    トマトのピクルス
    チーズ餃子の皮揚げ
    サンマのコンフィ
    豚の角煮
    鶏肉のジェノバ焼き
    シュウマイ
    のり巻きのイクラ乗せ
    差し入れのケーキ
    -----------------------------------------








    あぁぁぁ、お酒がススムくん
    最後には皆酔っ払いながら大富豪やった。



    あぁ楽しかった、美味かった!

    but、一番の楽しんでたのはホストだった件。
    楽しすぎて旦那様に怒られている始末。



    幸せだった~
    yocchin.coありがとう。

    終わったころには台風は過ぎ去った































    PS:自分らしい素敵なプレゼントもいただきました!ホント素敵な方々です!



    2010-11-05(Fri) 06:21 | トラックバック(0) | コメント(2)
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    [20101103]

    新木場といえばお祭りの町

    ・・・というのはageHaおよびCOASTがあるからですが

    この日は野外ステージでのイベント

    minamo music jamboree ”が約2年ぶりに開催ということで
    自分は仏像部のメンバーとして参加させていただいてきました。



    前日よっちんの家のホームパーティにて終電近くまでお酒を
    浴びるように飲んだがために、この日は体調不良。。
    そして前日のメールを見れていなかったがために
    8時集合だと思って、向かった自分ですが、実は9時集合ということで
    朝方の新木場にて待ちぼうけをしていました。

    しばらくするとnihhiさん、ニャンピョウ、ワンさん、キッシー続々と
    集合し、開催場所である夢の島公園へ向かうことができました



    荒川の河口、水門が目の前に聳え、首都高の向こう側には
    葛西臨海公園の大観覧車まで見えるサイコーの立地


    でも、心配をしていた通り前日の台風の影響により
    芝生の大部分はびしょびしょで、しかも台風一過にも関わらず
    小雨がちらつく、残念なお天気であったため
    開催自体も“これ、できんのか?!”と不安が各団体に漂っていました。

    小雨がちらつく中、スピーカーなどの運搬をし時間の経過とともに
    徐々に野外フェスっぽくなってきて、とってもやる気が出てきた。



    曇り空の切れ間から青空もポツポツと見え
    予定時刻を約30分過ぎて、minamo music jamboree2010が
    開催となりました!!






    廃墟電子写真集を販売するキッシー
    『こここそが廃墟』という言葉に爆笑!!!



    我々、仏像部の出し物は


    [1]仏像かるた

    [2]アウトドア写経

    [3]仏像青空文庫


    にて来場者を出迎えます。

    仏像部のブースにまず来場してくださったお客様に“え、なんで?!”
    と仰天しました。地方仏研究会の大阪在住の御朱印・宿坊大師の田中さんが
    来てくださいました。まさかのサプライズ来場にてとても驚きました。
    大阪からわざわざこのイベントのためにご来場いただきまして
    本当にありがとうございます!



    そしてお昼を過ぎるころ、馴染みの顔も続々と登場して
    いよいよ仏像かるた選手権大会を実施!自分は読み手として
    仏像部みんなで頭をひねらせて考えた読み句を読み上げます。



    [詠み句の例]
    ツンツンヘアーがトレードマーク 十二神将の一人 伐折羅大将

    師匠を尋ねてどこまでも。修行の旅を続ける善財童子

    タートルネックdeエキゾチック 中国から来たアバンギャルドなお釈迦さま 釈
    迦(清涼寺式)


    などなど。

    そして円を描いて座りギュウギュウに肩を寄せ合う中
    激しいカルタ取りをやる様は、みんな大人の風格は微塵も
    感じ無いほどに盛り上がってました。自分も今度は参加したいなー。


    仏像以外にも江古田の美容師さんを中心とした5人組の
    ウクレレバンドのコキュレレやDJブース、大喜利大会
    なども登場し寒かったけど、熱いイベントが繰り広げられました。









    開催する側に参加させてもらって参加する側の苦労も垣間見えたのですが
    (ぼくは大して貢献しておりませんが。。)実際開催してみると
    一番大変だった人も、たくさんのお酒を浴びていの一番に潰れていたり
    結局、来場者と同じくらい自分たちも楽しむことができたんじゃないかな
    なんて、たくさんの笑顔があった素敵な空間を楽しむことができました。



    Special thanks to  all minamo













    2010-11-03(Wed) 06:20 | トラックバック(0) | コメント(2)
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    不空 (12/17)
    安産寺が一番というのは、今年を表してるね! それにしてもたくさん相変わらず行ってるね!だめだよ、地蔵尊に怒られるよ(笑) 山形のは、開けてくれて良かったですね、巨

    株取引の流れ (11/20)
    とても魅力的な記事でした!!
    また遊びに来ます!!
    ありがとうございます。。

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