然るを訊く
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    [20120130]

    北風~~ 小僧の寒太郎~(キダタロー!!)


    と、背筋がぶるっと震える1月末
    某仏像部と共に仏活動にいそしんで参りました。


    向かうは出身の栃木との強力なライバル関係にある
    群らがる馬と書いて“群馬



    栃木・群馬・茨城の三国志をも凌ぐと言われている
    日本の中で最も印象の薄い三国対立に
    終止符を打つべく仏像部が立ち上がりました



    戦略としてまずは
    この3県の中で唯一、海を保有している茨城県に
    対抗すべく“敵の敵は味方”というなんとも簡素ながらも
    実のある法則に則って、機会があれば群馬との同盟を組もうと
    画策をしておりました


    まずは群馬と協定を組むためには
    敵国のことを知らないといけませんので
    池袋のニッポンレンタカーという
    現代の馬(石炭は食わない鉄の馬)に乗って
    群馬へと赴きました・・・


    まず現れたのが安中市 満行寺にある
    地蔵菩薩および、木彫神像×5体




    これはドラクエでいうところの
    ゴーレム、マドハンド×5という構図に似ていますね


    住職がご不在だったので代わりの奥様にご案内いただき
    本尊の地蔵菩薩を拝観、

    鎌倉初期と言われる地蔵菩薩
    藤原期の平和から鎌倉に入ってリアリティを求めだした頃の
    作例ではないかと思われます




    この藤原~鎌倉の流れは、会社の社長が理想論だけで
    動かしてきてガタガタになってしまった会社を敏腕営業マンが突如現れて
    現実に則した戦略で会社を立てなおしていく、という構図に似ている気がします、


    これが写実性と言われる、ゆえんです


    仏像部も食い入るように地蔵菩薩が放つ
    優しさと厳しさの間に(ファイト!)見入ってました。







    地蔵菩薩の壁を挟んで向こう側には
    神像×5がいると聞き、馳せ参じていくと・・・


    出た!



    これはただのマドハ・・いや神像ではない
    レベルの高い5人組がいました

    これはマドハンド×5というよりもギニュー特戦隊ではないですか!


    ギニュー特戦隊ってリーダーの名前が戦隊の名前になる、、、
    つまりはゴレンジャーの場合、アカレンジャー特戦隊というように
    赤がその名を欲しいままにしてしまうという荒行になる、、、
    なんてどうでもいいことを考えながら相対しました





    この5人を率いるギニュー的ポジションは明らかに
    最も左にいた男神像、奥様に話を聞くと
    かつてはボロボロになっていたが近年修復が入って綺麗に
    復活された、という話



    やばい、、、
    この男神像がサイヤ人だったら
    眠っていたパワーが引き出されてしまっているかもしれない。。。
    サイヤ人の血に恐れを感じながら他の特戦隊はどんなものだと
    相対しました



    これがバータ、リクームなどと一体一体吟味をして
    このお寺の仏像レベルの高さに打ちひしがれておりました











    ふと奥様が
    『先程、富山大学の先生がいらしていたんです』



    と、とやまだいがく・・・・。。





    『それはもしかして松●先生ではありませんか』と恐る恐る奥さまに
    伺うと『そうです、松●先生です』


    マジか!!!


    ほんの一時間前に仏像界における四皇の一人がいらしていたとは・・・
    このグランドライン(偉大なる航路) これからの出会いにワクワクしてきた!


    仏像王におれはなる!


    そして溜まったログポースが差したのは
    高崎市の長谷寺だった


    TO BE CONTINUE (・・・つづくのか??)





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    [20120125]

    2011のベスト5仏

    1位:滋賀 旧飯道寺 薬師如来坐像

    2011年の『神仏います近江』のMIHO MUSEUMで出会った仏像
    大きな鼻と口が異国の人を思わせる

    でも“なんでも話を聞いてあげるよ”というような
    懐の深さを感じさせてくれる仏像でした



    2位:福岡 浮嶽神社 如来立像

    九州周遊の際に福岡の日本海側で出会った仏像
    神社の収蔵庫にいました。如来なのにあたかも憤怒の面の
    ような厳しい顔に息を飲みました



    3位:茨城 楽法寺 観音立像


    関東に貞観まで下るような特異な姿をした仏像がいたとは。
    実はこの訪問の直前にも楽法寺には訪問をしており
    その時ですらここにこんな素敵な仏像が存在していたことには
    気づきませんでした。お寺の方も大変よくしていただき
    その時いただいた黄色のダルマは今でも部屋に飾ってるほど
    気に入っています



    4位:広島 旧文裁寺 十一面観音

    写真では見ていたもののこれほどまでに
    立派な仏像だったとは

    特に腰回りの量感表現がそのまま自分の心の中に
    ずっしりとのめり込んでくるようだった


    一緒に立っていた聖観音も十一面観音像と
    真逆の風貌で対比の構図が面白かった




    5位:石川 久麻加夫都阿良加志比古神社 薬師如来

    本尊は見せることができないけれど
    代わりに薬師さんなら・・・ということで正直あまり期待を
    していなかった仏像でしたが、薬師社をあけると
    堂々として体格の薬師がいて驚きました

    友人と二人で食い入るように眺め
    藤原の仏像もいいものだと






    2012-01-25(Wed) 00:08 | トラックバック(0) | コメント(0)
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    [20120124]

    神無月の太陽の暮れかけの夕刻、出雲大社の東
    大寺の山津波により
    流れ着いたとされる万福寺の諸仏を訪ねた


    住職はおらず近隣の住民の手によって
    大事に守られてきた仏像である


    どの像も堂々としたマッスと
    今にも動き出そうとするかのような
    リアリティのある表情に息を飲んだ




















    そこにいる人達は
    穏やかでもあり勇ましくもあり
    時代の流れに息を潜めながら
    しっかりと行く末を見届けているような印象を受ける


    小さなお寺ではあるが脈々と流れる
    出雲特有の空気がそこで感じた気がした







    [20120124]

    (いつもよりくだけた文章です。ほんとの自分はこんな感じ)

    仏像部
    で鎌倉へ

    目的地は浄光明寺



    本尊である阿弥陀三尊が東博に出展されている間
    ピンチヒッター?!として愛染明王不動明王像
    収蔵庫に陳列されていた

    『いいほとけでしょ~?!』

    とお寺の方も得意気なお顔

    2軍でこれだけのクオリティがあるのであれば
    阿弥陀三尊も安心して代表戦へ参上できるワケでござーす


    鎌倉のセレ部な方々の民家を抜けて
    鎌倉で最も仏像のアツいスポット



    鎌倉国宝館



    しかもアツい国宝館では仏像界の
    コンフェデレーションズカップである
    『密教展』で開催

    特別展「鎌倉×密教」


    (固い文章でございやす)

    【覚園寺 不動明王】覚園寺最初のお堂で拝観できる本尊も今回はまじかで拝観することができる。
    大山寺本尊の試みの仏として作られたものである。唇を噛みしめるように上の歯を見せ、顔の表現や右腕、
    細かな部分はぎこちないが最初期の鉄仏として珍しい作




    【明王院 不動明王】仏師肥後定慶の作と推定されている。天地眼へ上下牙への移行を伺わせ、
    リアルさを追求した同時期不動明王の模範的像。台座まで垂れる衣紋表現は珍しいのではないだろうか。
    周囲の四明王で金剛夜叉明王の背部に一面あることがわかる




    【青蓮寺 愛染明王】関東大震災によって大破したものの修復され展示されていた。
    離れ、さらにやや腫れぼったいまぶたで表現された顔がとても特徴的である。
    右手には矢を二本掴む。じっと眺めているとやや大陸系の雰囲気を感じた。



    【修善寺 大日如来】金箔の剥落が所々に見受けられるが当時のほぼ
    そのままの造形であり切れ長の眼、丸みを帯び下膨れ。
    細身ではあるが足の裏や首回りなど所々肉感表現が用いれられ、
    横から見ると肩や胸にも膨らみが伺える。慶派仏師実慶の作1210年




    長谷寺へバスで移動

    降りるところ間違えたら
    大仏の前に降りた由比ガ浜の近くの『kuriyum』(タイ料理)
    にてちょっと遅めのランチ

    マンゴービール 爽やかな甘さと苦さが
    感動的なうまさだった


    ひき肉とパクチーの煮焼き?!


    海の景色を見ながら食べる食事、
    景色がサイコーのスパイス



    その後いろいろあって気づいたら夕暮れ


    そして気づいたら江ノ島の最も端っこ



    そして気づいたら自分のうちで鍋



    さいごは駆け足だったけれど
    仏像部の活動 in 鎌倉は存分に満喫した一日でした





    [20120123]

    仙台市博物館で開催されていた特別展
    仏のかたち 人のすがた」を拝観し
    日も沈みかけている中、拝観できる仏像を探し
    東北道を南下した


    宮城県柴田郡柴田町入間田寺 円龍寺



    境内の外にある薬師堂の中に宮城県指定の薬師如来立像。
    肉髻に量感表現が伺え、よくある清涼寺式の薬師像に見られる
    丸みを見ることができる。素朴さがある。親しみはあまりない。







    住職がとても良い人で普段は見せていない仏像があると
    本堂の裏に案内してくれて、隠れキリシタンにまつわる
    仏像をいくつか見せてくれた












    宮城県刈田郡蔵王町平沢諏訪舘 保昌寺



    完全に日が落ちきっていたが本堂の明かりは
    煌々と灯っていた。本堂にいた住職を尋ねると
    とても忙しそうに仕事をされていて
    話を伺うになんと明日、ご住職ご自身の結婚式の
    準備をしているのだという

    そんな忙しいご住職に先導されて阿弥陀堂にある
    県重要文化財に指定されている阿弥陀如来像を拝した



    ケヤキ材 総高379cmの丈六の阿弥陀像で
    平安時代らしいおっとりとした顔つきをしている



    先の震災の影響で身体の一部が壊れてしまったが
    文化庁や運送業者の尽力によりなんとか元の
    姿を取り戻すことができたと、住職は大変感謝している
    お話を伺った




    仙台に戻った自分は“太助”で牛タンを食べて
    カプセルホテルで一夜を過ごした



    明くる日、仙台に住む友人と宮城県北部にある
    仏像を訪ねる


    宮城県登米市津山町横山本町 大徳寺(横山不動尊)



    震災により身体の多くが傷んでしてまった為
    京都美術院に修理にお出かけになってしまうところを
    奥様のご好意により拝させていただいた







    カツラ材寄木造、像高:275.Ocm
    平安時代の素朴な丈六の不動明王であり
    荒々しさと愛らしさが入り交じった造形をしている
    震災影響による応急処置が随所に見られ
    少々痛々しかった



    ※2012年01月20日金曜日  328年ぶりの修復へ向かわれる様子※


    お堂の隣の売店でいただいたお茶が凍えた身体に染み渡った




    宮城県登米市登米町寺池道場 本覚寺



    北上川と言えば岩手の毘沙門信仰が有名ではあるが
    宮城の北上川の辺りにある曹洞宗寺院・本覚寺には
    阿弥陀三尊があった


    荘厳で極楽浄土を反映した三尊ではあるが
    本尊が若干キツイ顔つきであった







    本覚寺のすぐとなりにある[清川]で
    うなぎを食べて午後の活力を得た




     
    宮城県登米市中田町浅水長谷山 長谷寺



    「ハッセさん」と呼ばれる臨済宗寺院。
    本堂の奥にある十一面観音菩薩立像は
    三十三年に一度の開帳ということであるが
    奥様のご好意により間近で拝観することができた





    自分には笑みを浮かべているように思えた十一面。
    表情や特に髪型の表現が牡鹿半島後山観音堂十一面観音に似ていると感じた。

    後山観音堂十一面観音※


    周囲には老け顔の聖徳太子、
    その他三宝荒神、山の神、二代目十一面観音、青面金剛像、鉄製の懸仏など
    バラエティに富んだ仏像が祀られている



















    前日の仙台市博物館でも長谷寺所蔵の
    観音立像を拝し、その像も木目が現れ仏像というよりも
    樹木の精霊を見るかのような不思議な気持ちになってた


    宮城県大崎市古川柏崎安国寺 安国寺



    近年になって茅葺きの屋根から改修したとされる
    本堂には南北朝時代の阿弥陀三尊は宮城県指定の文化財になっている

    かつての本堂の中身をそのままにしたとされる
    公民館のような佇まいの本堂であるが阿弥陀像はとても立派である
    運慶末流の者の作であるとされている










    本当は旧花山寺の不動三尊、奥福寺/毘沙門天
    法隆寺から移設されたと伝わる個人所有の十一面観音など
    もっともっと宮城県の仏像を訪問したかったのだけれど
    時間がなかったため断念してしまった


    友人を仙台まで送って、都内に向かい一気に東北道を南下した













    [20120122]

    三重県伊賀市森寺の集落はまさしくこの長隆寺
    中心に集落が形成されていると言っても過言ではない

    集落の細い路地の先を細く小高い丘のうえに
    真言律宗の長隆寺が集落を見守るように
    佇んでいる

    管理の方を尋ねるとすでに収蔵庫の鍵を開けといたから
    自由に見てっていいよと気持ちのよいお返事をもらう
    ことができた




    本堂の脇にある収蔵庫の中に
    平安時代末期、藤原時代と思われる
    薬師如来坐像が静かに佇んでいた



    像高は1mに満たない想像していたよりも
    小さな薬師如来だった

    高さのある肉髻、小粒な螺髪。やや鼻が高く、
    小頬の丸みゆえ口が小さく感じる。





    薬師如来と対峙していると
    後ろでクスクスと笑っている声が聞こえた
    同伴者からこの薬師如来坐像は
    自分のドッペルゲンガーではないか
    友人たちから言われ笑われていたのだった


    薬師如来坐像を拝したのちに
    管理人の方に声をかけると本堂にも仏像があるから
    見て行ってもいいよ、と快く案内をしていただいた



    本堂を覗くとそこにあったのは胎蔵界大日如来。
    半丈六の非常に大きな像で古様の翻波式衣紋も見られるが制作は平安末期以降だろう
    よくよく見てみると後補に作られた部分が多いのが残念だが
    堂々たる表現で、お堂のなかでひときわ存在感を放っていた



    これほどまでに立派な胎蔵界大日如来を見たのは
    千葉県にある妙楽寺の本堂にある大日如来以来だった

    過去エントリー

    房総の男子ing

    ※千葉県長生郡睦沢町 妙楽寺 胎蔵界大日如来※


    これらの像を慕ってこの日の夜の大祭では住民が集まってくるのであろう
    管理人の方は、はやく夜が来ないかとても待ち遠しそうだった








    [20120121]

    都と伊勢を繋ぐ名張街道を登り
    伊賀市山出にある勝因寺を訪ねた

    824年創建の空海開基と伝えられる
    コンクリート創りの本堂にある
    虚空蔵菩薩坐像を拝した




    薄緑の美しい蓮台に座る虚空蔵菩薩坐像
    右手に宝珠を持ち、右手では優しく親指と人差し指を
    触れさせている。

    細身プロモーションで
    面相は大変整っており、
    頬の膨らみもややシャープである

    眼差しは眼下の我々を見下ろすことなく
    遠く彼方を眺めている

    この美しい虚空蔵菩薩に私は
    しばらくの間、見とれてしまっていた





    昭和50年代まで長いこと秘仏となっており
    今回もご住職の特別の計らいでその姿を直に見ることができ
    大変感謝している

    この仏像からは
    京都よりも奈良の空気を感じることができた

    おそらく大陸からの文化の源流を
    誠実に汲み取った仏師の作であろう

    これほどの仏像が伊賀の地にあるのだから
    この伊賀という場所は三重における
    仏教文化の一大拠点であったのだろうなと





    虚空蔵菩薩の眼差しの向こう側に
    その風景を見ることができないか
    必死に探してみたが、叶わぬすれ違いとなった




    [20120116]

    ラジオで聴いて気になっていて
    よっちんに教えてもらった 土曜日









    あなた仏師 きらきら仏師
    きらきら仏師 仏師 仏師

    あなたが好き 無視 仏師
    きらきら仏師 仏師 仏師


    って脳内では変換されるワケです。
    レキシ / きらきら武士 feat. Deyonna

    [20120109]

    石和温泉駅から田中公民館前 行きのバスに乗るはずが
    もともと調べていた時刻表がロータリーの時刻表と照らし合わせると違ってしまい
    タクシーを使って“里の駅いちのみや”まで行くことになってしまった

    南方に見える富士山の姿は白く雪化粧をしており
    人間でいうところの頭のみを節刀ヶ岳の山並みから覗かせている

    “里の駅いちのみや”で山梨県の郷土料理として
    B級グルメグランプリにも輝いた『甲府もつ煮』をいただいて
    約束の時間より若干早く到着すると管理の方に伝える

    バイパスを西に進み、桃丘農園を右に曲って
    昔の民家の中にある満願寺を訪問した





    満願寺に到着するとすでに管理者の方は
    お堂を開けてくださっており“もうあとは勝手に見てって”と
    半ば冗談にも聞こえるような快諾をしてくださったのだった

    木造十一面観音菩薩立像が立っている建物は本堂というよりも
    公民館のような佇まい



    中央にこの本堂の主人として
    十一面観音菩薩立像が立っている



    ほぼ等身の169cmのけやきの一木であり
    行基の作と伝わっている
    全体的に塗られている金泥は後補のものであり
    玉眼もおそらくあとから嵌めこまれたものであろう

    面相はスリムな顔つきをしており
    全体的には静的な落ち着きのあるポーズをしている
    頭上の化仏は朽ちて現在はなくなってしまっているが
    身体の特徴から平安中期くらいのものであろう

    半開きになった口からは今にも観音菩薩が
    語り出しそうな、仏がまさに目の前にいるというリアリズムを
    感じることができる

    現在は数件の檀家によって守られており
    近年よく展覧会に出張され多くの人々の目に
    触れられているという



    仏と対峙した私は“お前は何しにきた”と
    内面を見透かされているような気がしてしまうほどだった




    [20120104]



    三重県伊賀市 五宝山新大仏寺 重源による開山
    それゆえ、宝物館には重源像があった



    東大寺のソレとはやや迫力にかけるものの
    写実的な表現、迫るものがある

    自分がたっている場所よりも高い場所にあり
    笠取山から伊勢のやや遠くを見つめているようだった


    同じ宝物館にあるのが
    新大仏寺の名前の由来となる
    盧遮那佛坐像



    体部は江戸時代のものではあるけれど
    頭部は日本仏像界に名を轟かす快慶の作と言われている

    狛犬も独特の表情



    本堂の裏側には岩屋不動明王があるが
    今までみた不動明王像の中でも
    人間にもっとも近い姿であり
    あまりの生々しさに息を呑む







    本堂の奥には十一面観音がひっそりと
    佇んでいた
    地方仏師の息遣いが感じられる造形であり
    独特の時間の流れがそこにはあった








    新大仏寺を出た我々は
    伊賀街道をそのまま市街地のほうに走り
    寺田の農村地帯の集落を右に曲がり
    民家が並ぶ町並みの先にある
    毘沙門寺の駐車場に車を止めて
    大光寺への参道が続く山の中に分け入った


    コンクリートで舗装された道も
    参道に入るところでアスファルトが途絶え
    草が生い茂る山道を登っていく






    しかし目的であった北向地蔵尊
    その道の入り口付近にある石仏である


    造像年代は鎌倉時代~南北朝時代に遡るとされる


    三体の地蔵が新春の光に照らされ
    木々の中に姿を浮かび上がらせた



    シルエットは細身であり
    顔は摩滅しているものの石仏としての技術の
    高さを伺わせる

    特に台座のレリーフがしっかりと残っており
    大光寺へ向かう人々を静かに見守っている





    [20120101]

    2012年の初詣は
    三重県の川上山若宮八幡宮を訪問してきた



    現在は合併して津市となっているが
    旧・美杉村であり山の中を分け入って進んでいき
    津市の市内からは2時間弱もかかってしまう



    茅の輪をくぐって境内へ



    本宮の主神は仁徳天皇 磐之媛皇后



    水が豊かに沸出でており
    境内にはアマゴも放流されている



    獅子の顔も特徴的





    境内の奥の院には『禊ぎの滝』が流れており
    清々しい空間に身を置くことができた





    2012年はどんなことがあるのやら・・・
    心配と楽しみが入り交じっていますが
    本年度も何卒宜しくお願いいたします!






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    迦楼馬 (03/27)
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    孔雀明王 仏像 愛知県で 検索中です。
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    こばりん (01/13)
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    不空さん

    神像もたせてもらえるんですかw
    安産寺年明け御礼参りをさせてもらう予定です。
    ことし一年お世話になりました。

    不空 (12/17)
    正覚院 → 正覚寺

    不空 (12/17)
    安産寺が一番というのは、今年を表してるね! それにしてもたくさん相変わらず行ってるね!だめだよ、地蔵尊に怒られるよ(笑) 山形のは、開けてくれて良かったですね、巨

    株取引の流れ (11/20)
    とても魅力的な記事でした!!
    また遊びに来ます!!
    ありがとうございます。。

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