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[20130317] |  | |
愛知県渥美半島の中程にある曹洞宗寺院「長興寺」を訪ねた。
1年に1度、4/8に開帳される聖観音立像は 日本の最も西側にある鉈彫像として知られる (京都・西住寺の宝誌和尚立像はどうなるのだろうか)

収蔵庫の中央に祀られる聖観音は関東の武士が愛したとされる 鉈彫の荒々しさは影を潜めていた。
ずっと眺めてみるとノミ跡とされる 「跡」というよりも衣紋の「紋」として 鉈彫を用いたのではないか?と、そんな気がしてきた。

顔の大きさと身体の細さにはかなりアンバランスさを感じ もしかしたら、制作当時はかなり高い場所に祀られるために 顔の比重をやや大きくしたのではないかと思ったりもする。
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