年末年始の映画商戦の真っ只中
普段ほとんど電源をつけることのなかったTVですが
前日 積善館に宿泊でSMAP×さんまクリスマススペシャルをたまたま
見ていて、その想定するに膨大な広告費をだしてまで
ただ1回だけ流した映画のCMに妙にひきつけられて早速映画館に足を運んでみた。
魍魎の匣(もうりょうのはこ)

小説をほとんど読んでいない自分にとっては
京極夏彦の作品に触れること自体初めて
全くの先入観なしにみてみたのだけど結構面白かった。
“バラバラ殺人” “箱” “少女”を
キーワードに人間があるものに触れて狂人化していく様や
遺伝子実験、永命実験、カニバリズム等人間のエグイ部分の描写が
うまく描かれていた。
ただYahoo!の映画レビューをみて見ると結構点数が低くて
【原作のイメージとは大違い】とか酷評されていたのだけど
原作を知らない自分としては単純に面白かったと思う。
音楽も東京事変がいい感じでした。
今度京極堂シリーズ最初の
【姑獲鳥の夏】をみてみようと思う。.
この“魍魎の匣”で自分が昔訪問した場所や地元の
観光地がロケ地として使用されていた。
◆大谷石資料館 (栃木県・宇都宮)


戦後間もない日本を舞台としているのだけど
現在日本でその景色を残しているのはわずかなのでしょう。
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