然るを訊く
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    [20090426]

    新宿発の夜行バスに乗り込み
    西を目指す

    今日の高速バスのシートは最大145度まで
    倒すことができる3列のフラットシート



    このシートのおかげで終着地点まで途中のパーキングエリアに
    立ち寄りを含め、全く起きることがなく、到着することができた
    すごい3列シート★

    予定よりも1時間も早い早朝5時30分に京都に到着した。

    東海道線に乗り込み今来た方向とは逆方向に滋賀県を
    目指す。予定よりも早く到着したこともあって駅に到着後
    歩いて目的地へ向かうことにする。

    琵琶湖の最南端にあたる瀬田川にまだ昇りきっていない
    太陽の光が反射し、まぶしい



    約2kmほど歩き、目的地であった
    西国三十三箇所観音霊場第13番札所
    石山寺』に到着する。



    到着したものの、やはり早く着きすぎてしまったために
    寺の門は仁王が守っているかのように固く閉じられている。

    門の前に腰を下ろし30分間、瀬田川を見ながらボーっとしていると
    門の向こう側でガタガタと門を開ける準備をしている音が聞こえたので
    腰をあげ、今か今かと胸を高鳴らせる

    入山するとそこには岩がそびえたち、その向こうに
    多宝塔、まさに山がありました



    本堂は国宝、滋賀県下最古の建築。


    新緑の木々がとても気持ちいい


    本堂には『枕草子』を書いたとされる
    紫式部の間」があり、腰を落とし瀬田川を眺めていたように
    紫式部もボーーっと時間の流れをただ待つということを
    していたのかな、、なんて考えた。

    本堂内陣を拝観、
    如意輪としては異様にデカい
    丈六の木造如意輪観音半跏像




    左右に執金剛蔵王権現という配置。
    ※どんべえのようでした(笑)

    本像は2臂像で、岩盤の上に直接坐している。

    寺の人に話を訊くと平安中期の作だという。
    平安中期の作なのに関わらず2臂像というのは

    当初の像が塑像であったため、火災でもろく崩れてしまい
    再興する際に当初のものを模して作成したから、、という気がしますが
    実際のところどうなんでしょうか。

    ちなみにこちらの本尊からは飛鳥時代、白鳳時代の金銅仏が
    発見されている。現在富山に出張中だそうだ。

    内陣の中には同じく塑像であったとされる蔵王権現の
    面部とその木心がそれぞれ別に飾られている。

    2mを越える四天王も大部分が出張されてしまっていたのが
    残念だった。

    石山寺にはこのほか兜跋毘沙門堂、多宝塔の中には
    快慶作であるという大日如来などがあった
    (こんなところに快慶作?!暗くてよく見えませんでした)



    見仏を終え、駅への道を歩く
    風は3月下旬くらいのひんやりとした
    若干寒さを感じるほどの気温だ

    この太陽の力を受けどんどん気温の上昇を願う
    ばかりだったが、残念ながらその願いは届かなかった。

    朝はあんなに天気のよかった青空が見る見るうちに
    厚い雲に覆われ、次なる寺、『東寺』に到着するころには
    冷たい雨がおちるまでになってしまっていた。

    も~、たまらん!あまりの寒さにコンビニで
    カイロを買ってすぐさま背中に貼った。

    東寺では夜叉神堂というものがあったということを初めて知る

    拝まないと祟られるということなので
    ナムナム~と形式的に拝んでみた




    東寺は調度春の開帳期間ということもあり、
    宝物館、五重塔、観智院が一斉に公開していた、、

    だけど何はともあれ東寺に来たらまずここでしょ、ということで講堂
    密教世界の諸像に来訪の挨拶



    やはりこの空間は異様さが漂う、

    背筋がピンとし、
    どの像からも自分の行動一つ一つが見張られている、、
    そんな緊張感が立体曼荼羅という空間を包んでいる




    そしてこの日も、とある音楽をチョイス。


    自分は一人で見仏をするときは、その情景にあわせ
    BGMとしてmp3を聴きながら、外の音を遮断し
    仏像を見、仏像が放つパワーを仏像と1対1で対峙し受けようとすることを
    しているのですが

    密教系、および飛鳥時代の寺仏に最もマッチしていると思う音楽

    bjorkmedúlla

    ここ東寺も例外ではなく、この音楽が最も合っていると考えます。

    この『medúlla』というアルバムは全ての音を人間の声のみで
    作成し、仏像が本来は持っているはずのない
    呼吸、怒り、慈悲などが感じれる、、そんな気がするのです

    ※ちょっとヘンな奴だな~って感じですよねw

    そんなBjörk『medúlla』より Oceania


    金堂、五重塔、観智院を次々に見て行く






    やはり喰堂が昭和のはじめに火災にあってしまったのが
    本当に惜しい。。。

    『東寺』をあとにして暫し待つと
    関西の友人N氏から京都駅到着との連絡を受け合流する。



    上下スウェットという格好について言及すると
    いつか京都を“庭”にしたい』とかよくわからんことを言っている

    とりあえずお腹すいた~ということで
    三十三間堂の裏にあるお好み焼き屋へ向かうのだけれど
    地図の場所に到着したものの、肝心のお好み焼き屋が見当たらない

    雨の中、男2人が京都の裏道をウロウロ。
    ようやく看板を見つけ、その先へ向かうのだが、
    え?!こんなところ入れるの?!って場所を
    地図は指し示していた。

    その地図に導かれるままにその路地を

    先へ


    そして先へ


    あった!!

    京都の町はいろんな意味で“DEEP”と悟った瞬間。

    “らっしゃい!”

    元気な声で迎えられ中に入ると
    店の中は、外の外観からは想像もつかないほどに賑わっている



    生レバー
    分厚!



    肉玉うどん入り&ホソ玉ソバ入り


    昼間からビール&チューハイを体に流し込み
    男2人 早速酔っ払い★

    あやうく脱ぎそうになる心を抑えこみ、N氏がどうしてもラーメン食べたい!
    とか言い出し、その願いを叶えるべく、これだけ食っておいて
    2軒目〆ラーメンを昼間から敢行することになる

    高倉にある昨年6月にも訪問したラーメン屋は
    この日、雨にも関わらず行列を成してをり
    雨の中30分ほど待ちようやくラーメンに在り付けた。


    もうオレがこの時リバースしそうなくらいお腹一杯だったので
    つけ麺(小)を注文し完食したもののマジでリバースしそうになる

    ラーメン行こうと言った当人が
    “チャーシュー食べて・・”とか言ってきたので
    “ふざけるな!”と返します

    お腹からの高鳴る興奮を必死で押さえ込み
    タクシーに乗り込み、見仏へ

    六波羅密寺
    今回の旅一番の目的地である



    本尊である12年の1度の秘仏・国宝十一面観音がこの春限定で開帳している



    外陣からの拝観のため
    頭の上、および立体性は
    見ることができなかったのだけれど、
    腰・太股あたりの重量感、頭部がやや重たげな感じ
    から聖林寺、東博の大田区十一面と作風的には似ている。

    奈良後期の天平時代、、と思っていたのですが
    寺の人に訊くと、平安中期~後期あたりの作だという、

    時代を超えてもいいものを伝承していきたい、、という
    希望がこれを製作した仏師にはあったのでしょうか

    N氏もいいね、いいね!と言って満足そうだ

    思っていたよりも観光客は少なく
    たっぷり自分達のペースで見ることができた

    六波羅に来たからにはN氏にはコレを
    みせてあげなければ!ということでカレも
    もちろん拝観しました



    霊宝館が昔と比べかなり新しくなっていたことがビックリだ
    そしてこの霊宝館のボリュームで600円ってのはどうなんだろな、、
    とかCPを見仏に求めてはいけないのかもしれない雑念が
    頭の中を駆け巡るのである

    六波羅密寺をあとにして
    東京の見仏仲間からの依頼である
    建仁寺の風神雷神の御朱印帳を調達しに建仁寺を訪問したのだけど
    すでに閉まっている?!・・・寺の人に御朱印帳だけ買わせてください!と
    お願いすると快く入れていただき、購入することができた

    で、ビックリしたのがその朱印帳の売り場の裏には
    俵屋宗達作の風神雷神図屏風、まさにそれがあったのだ



    なんと無料で見れてしまったことにN氏と共に
    驚きとラッキーで顔をあわせてしまった

    日も落ち始め、祇園の街中にある不空さんが自分のコミュで
    おすすめをいただいていた『仲源寺』へ

    え?!ここ何回も通ったことあったなーという
    場所にありました。

    小さな小さなお堂だけれども
    入って右手のガラスケースの向こう側に
    体躯のいい、重量感しかない(笑)
    千手十一面を拝する



    まさかこんなところにこんな良仏があったとは!
    やはり京都の町はdeepということなのでしょう

    しかも裏であればあるほど良いものがある、そんな気さえ
    今回の日帰り見仏では感じることができた

    帰りの新幹線では、
    京都駅にあるクライアントの抹茶ゼリーと京都の清酒で
    一人満足感に浸り、昼間から夜までアルコールを入れつづけ
    京都らしい1日を終えることができた





    昨晩たくさんお姉さんにお金を費やし
    たくさんアルコールを摂取したにも関わらず
    翌日もたくさんアルコールを共にしてくれた
    N君に感謝!



    コメント

    □  from 不空

    いいね~
    石山寺は普段は仏像隠しているので 良い佛が少ない感じがするけど
    それは あの寺の策略で 美佛かなりあるんですよ(笑)

    2009-04-27(Mon) 23:36 | URL | #- [ 編集 ]


    □  from yoshiki

    不空さん>

    石山寺、想像以上によかったです。
    掲題の中に入れないお堂の中にも仏がたくさんいて
    策略にはまってしまいましたね・・(笑)

    2009-04-30(Thu) 08:51 | URL | #- [ 編集 ]



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    株取引の流れ (11/20)
    とても魅力的な記事でした!!
    また遊びに来ます!!
    ありがとうございます。。

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