然るを訊く
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    [20110521]

    同じく東京に住みながら同郷。そして同じタイミングで
    故郷に帰っていたことから余暇を利用して
    熊野へ行こう誘い、三重県の久居という片田舎で
    仏像部キッシーと合流した


    キッシーを車に乗せ紀世大内山まで伸びた
    伊勢高速道路を南下した



    高速道路を降りたあとも熊野街道を深い緑を
    分入りながら進んでいくのだが
    目的地の熊野までなかなか到着しない。。



    高速道路をおりたあとも
    熊野までの距離は約1時間半もかかる



    このアクセスしづらさも
    熊野を神格化させてきたひとつの理由かもしれない




    熊野速玉大社へ向かう途中
    熊野に差し掛かったころ友人が
    “ここらへんに有名な神社がある”ということを漏らし
    花窟神社への標識が見えたものに対して
    “よってみよっか”と話をして半ば強引に神社寄った理由は
    自分の興味だけではなかったと、ここで白状する



    イザナミがカグツチノミコトを産み落とした際の
    火傷で命を落としその後、葬られた御陵となっている



    日本を生み出したその神が葬られた場所にも関わらず
    寂しさを感じチンケな場所だな、なんて思っていた


    しかしながら、神殿に向かったところで
    熊野灘に面した巨岩が現れ、巨岩を御神体にしている
    自然信仰のスケールの大きさに驚いた







    熊野速玉大社へは花窟神社から約30分



    熊野川の海へ流れでようとする河口の橋の袂に
    本殿が建てられ熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)と
    熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)を主祭神としている


    熊野速玉大神はイザナギ

    熊野夫須美大神はイザナミ としている説もあるようだ


    朱色の神殿が初夏の太陽のもと
    鮮やかに輝いていた


    “パンパン!”と二拍手をし
    眼を閉じてこの日の旅の成功を祈願した


    参道には先日の大震災を祈願する巫女が
    大声で復興への募金を求めていた



    その姿を見たときに今回の震災の大きさを
    改めて感じる瞬間だった




    日本国の創造神に復興を祈ろうとも思ったのだけれど
    あまりの被害の大きさから、
    “これは創造神からの試練”なんてことも
    浮かび、ちょっと複雑な気持ちになった


    昼食は“鮪”



    那智勝浦漁港
    日本第三位の漁獲高を誇る漁港



    漁港から駅へと続く商店街の中にある“竹原”で
    鮪三昧を愉しんだ




    鮪三昧はあまり期待をしていなかった自分に
    予想以上の驚きを与え、鮪が飛び跳ねるような
    満足を腹の底に蓄え
    補陀洛山寺を訪問した




    漁港からわずか数百m、海岸沿いの那智駅の
    目の前という距離にある


    “補陀洛山”という名前から山深いところにある、
    というように勝手に想像をしていたのだが、その予想は
    見事に裏切られたのだ



    境内にはこの寺を
    日本中、世界中に知らしめた
    補陀落渡海の船が置かれていた


    思っていたよりも小さな船だった


    出口は外側から打ち付けられ
    暗闇の中で補陀落浄土を目指し旅立つ




    希望と恐怖が入り混じる中
    旅立つ僧侶の気持ちは福島の原発に向かう作業員にも
    似ているのかな



    この補陀洛山寺で幸運にも
    重文の本尊 千手観音を拝ませてもらうことができた




    管理の人 瀬川伸一郎さんの話しによると本尊は三面千手
    学者によって平安中期~後期の作として鑑定されている





    軽妙な語り部は千手観音そしてこの地に伝わる文化を
    ありありと思い浮かべさせ、心は瀬川さんの話に
    どんどん引きこまれていった





    瀬川さんの話によると補陀落山寺の隣にある
    熊野三所大神社には門外不出の神像が祀られており
    いつかその像も瀬川さんの語り部とともに
    拝ませていただきたいものである




    補陀落山寺の脇道から那智大社へと向かう道では
    徒歩で大社に向かうであろう人が列を成しており
    巡礼の地であることを確かめた




    石塁のような階段を何度か折れ曲がりながら登って
    西国三十三箇所巡礼の第一番札所である
    青岸渡寺へ到着した



    青岸渡寺で手を合わせたいという人が
    絶えず絶えず列を成しており
    それに伴う線香の香りが堂の中に
    包んでいた



    那智大社如意輪堂の名残を
    那智大社とともに感じた



    青岸渡寺の脇道から三重塔へと抜ける途中で
    那智滝が綺麗に見えた



    この景色をみた瞬間

    “日本”という国を象徴する景色

    と思った



    階段をどんどん降り
    そこですれ違う人と“こんにちは”と挨拶を交わすのは
    ここが観光地ではなく巡礼地、もしくは登山
    その表れであるようにも感じた




    那智滝の真下に降りて
    鳥居のその先にある本殿であり神体である
    直瀑を対峙したときにはココロの口は
    あんぐりあいていた




    滝のように力の塊は
    古来から神と同一化されてきたのかな。




    滝から流れでた水で
    田畑が潤う



    一方 雷、炎、波、地震
    これらは自分たちの制御ができないから
    信仰というよりも
    鎮める対象だったのかもしれない




    ここから4時間かけて戻る道のりは
    かなりキツかったけど




    荒ぶる神 と 恵みの神



    人間が制御できない力に神が宿る
    というのは日本人の血の中に刻まれている
    記憶があるのではということを認識することができた






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    株取引の流れ (11/20)
    とても魅力的な記事でした!!
    また遊びに来ます!!
    ありがとうございます。。

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