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然るを訊く
[20110820]

須須神社からランプの宿の脇を
通りぬけ狼煙という変わった地名の由来に
想いを馳せながら海岸沿いの道に西へ車を走らせた

西日は水平線へとベクトルを向け
橙色に光が変わって行こうとしていた



“曹源寺には18時を過ぎてしまうかもしれない・・・”ということを
事前に伝えていたのだが“今の18時はまだまだ明るいから大丈夫よ”
と管理人の国芳さんが話してくれていたのだが
結局当日訪問すると国芳さんは来れず、また別の方が
境内を掃除して待ってくださっていた







よう遠いところからいらしてくれたね、と
ニッコリと笑顔で迎えてくれた





本堂の中は無住のお寺とは思えないほど
綺麗に整頓されており何よりも地域民が
手作りで製作したと思える品々が
堂内のあちらこちらで見ることができた



本堂の奥にある藤原期の阿弥陀三尊は
この時代の代表とされる定朝式の阿弥陀三尊を
地方仏師の解釈で作成したものだと思われる















全体的に固さが目立ったが
ユーモラスな脇持の存在がほのぼのとした
仏像の存在を照らしてくれていた



この阿弥陀如来が光って馬の足を止めてしまったという
伝承を管理人の方が話をしてくれた

おそらく佛の素晴らしさを伝えるための
ストーリーではあるがとても興味深かった

手作りの着飾った可愛らしい地蔵菩薩たち

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能登の外浦に面し、日本海の潮風が吹きつける丘の上に、曹源寺はひっそりと建っている。
ここに客仏として、阿弥陀如来の坐像と、その両脇に観音・勢至の両菩薩が安置されている。
「日野の阿弥陀仏」と称され、若山庄の領家日野氏の末裔の持仏であったと伝承されているが、
近代に入って曹源寺へ移された。構造は寄木造、彫眼、漆塗。後補の台座の上に、
本尊は結跏趺坐し、定印を組む。その顔は童顔で、円満具足の相をそなえ、平安時代後期の風潮を反映させている。
過去幾多の兵乱や災害をくぐり抜けて、このような無傷で、阿弥陀三尊像が残ったのは、石川県内では、きわめて珍しい。
湿度が高いこともあり、朽損の甚だしい県内にあって、能登半島の先端地区に、
古代の木像彫刻が、完全といってよい状態で残っている例が見られることは、特筆すべきであろう。
昭和60年「石川の文化財」より
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おばあさんにお別れを言って去る
バックミラー越しにおじぞうさんの存在を感じながら車を走らせた







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迦楼馬 (03/27)
こんばんわ、お疲れ様でした。
いつの日か関西方面での開催を五劫思惟の想いで待っていますね(笑)

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不空 (12/17)
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株取引の流れ (11/20)
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

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