山口に到着したのは20時
某旅館へ
この旅館のスイート【310号室】に宿泊
劇場のつくこの旅館の中でも
この部屋だけのために建築家・有馬裕之氏が設計した部屋らしい。
この部屋だけでも感動ものなのですが
まだまだイロイロとありました。
まず風呂ですが、これまた有馬裕之さんが設計されたという
【山頭火】という浴場。
名前でビビっと来た方はかなり博識の持ち主
山口県出身の明治・大正・昭和初期にかけての
自由律俳句のもっとも著名な俳人の一人である種田山頭火をコンセプトにした
浴場があります。
誰だよ?!と思う人もいるかもしれません。(自分もそうでしたw)
代表句を聞けば『あ、聞いたことがある』って思うかもしれません
・わけいってもわけいっても青い山
・鴉啼いてわたしも一人
・鈴をふりふりお四国の土になるべく
・霧島は霧にかくれて赤とんぼ
・まつすぐな道でさみしい
・また見ることもない山が遠ざかる
どうでしょうか??ピンと来た人もいるかもしれません。
山頭火の5・7・5では納まらない、自由な句が
脱衣所から浴場の壁一面に刻まれています
温泉はもちろん旅館の元々のウリなのでかなり気持ちよく
現代建築と温泉という組み合わせが本当に気持ちよくて、3回程入っていました。
そして料理は旅館の離れにある【組曲】という名の料亭へ
利き焼酎を頼んでまったりしながら【イタリアンふぐ懐石】とでも言うんでしょうか
下関のご当地名産品でもあるふぐをカウンター前のマスターがイタリアンへ
アレンジ仕立ててくれます。
ほんとに旨かった~
そして朝のご飯もこれまた豪華にお櫃に入れられた弁当。。と言って
いいのかわかりませんが、遥かに超えたレベルの弁当をいただき、これまたウマイ!
これと部屋の檜の風呂とラグジュアリー
極楽浄土へ
そしてこれだけ豪華な設備と料理で1泊2食1万円台!
すごいCP(コスト・パフォーマンス)
また来ることにします。
room number
3・1・0
サイコぉ