然るを訊く
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    [20121105]

    件名:仏像ナイトの開催報告

    お久しぶりです。おととい2012年11月3日(土)に仏像ナイトvol4 を
    世田谷にある“せたがやものづくり学校”の一室で開催しました。





    仏像部の一員としてこのイベントを企画・運営し感じたこと
    イベントのバックグラウンドを
    ぼくの視点でこのイベントを振り返させていただければと思います。

    この日仏像部としては会社の出勤時間よりも早い朝9時に池尻大橋駅に集合。
    現在は静岡在住の仏像部部長であるニャンピョウ&ワンさん一家の
    お手伝いもあり、なんとか開催時間ギリギリに準備を
    完了させることができました。
    多忙につきぼくの昼食はチートス(スナック菓子)でした。。




    準備も覚束ないなか
    まず14時に「菩薩顔ワークショップ」が始まります。
    これは参加者自らが菩薩メイクをし仏の顔になり
    仏と同じシンメトリー(左右対称)の顔を写真に収めていく
    “三十三間堂プロジェクト”を主宰している
    美術作家TETTAさんによるワークショップです。



    1年前くらいだとは思いますが
    「このTETTAさんが仏像ナイトとコラボレーションしたら面白いのではないか?」
    と、仏像部で話題にあがり取材で実際にTETTAさんのワークショップに参加しながら
    仏像ナイトへのコラボレーションをTETTAさんに
    お伝えすると、快く引き受けてくださいました。

    体験者は自らが仏の姿に変わった姿を楽しみます。


    そしてワークショップを通じて同じ体験した人同士でも
    交流を持てたことも良い体験ができたのではないかと思います。

    一方で仏像ナイトの来場者も、同じ空間にいる
    菩薩顔をした人々の存在に一種の「お祭り体験」のような
    そんな気持ちになったのではないかと思います。

    このワークショップは人数に限りがあるので事前予約制で8名の応募枠を設けたのですが
    ツイッターで影響力の強い人がこのワークショップに反応したこともあって
    一瞬にして一杯になりました。このときの応募殺到ぶりは
    仏像ナイトを運営する側としては興奮のひと時でした。

    菩薩顔プロジェクトが終わるタイミングの16時に
    仏像ナイトの本プログラムをスタートさせました。

    司会は僕と、大学時代のダンスサークルの先輩であるフィリップさん。

    特に役割を明確に決めたワケではなかったのですが
    フィリップさんが場を盛り上げて、僕が進行に関するアナウンスをする、
    という役割に自然となっていき進行していきました。



    最初は前回のVOL3と同様に「仏像クイズ」を行いました。

    来場者が10チームに別れてスライドに表示される問題を
    スケッチブックに記載して回答を競い合うという内容です。

    チームは入場時に配られるチケットで、なかば強制的に分けられ
    知らない人同士が同じチームにならなければならないという
    強引さがあるのですが、これは仏像ナイト来場者同士の
    親交を深いめてもらいたいという仏像部側の意図があります。

    クイズの出題内容としては前回の仏像ナイト開催の時のクイズで
    「問題が難し過ぎた」というご意見を多くいただいたこともあり
    今回は「問題の難易度は低く、でも公平にする」ということを意識しました。



    仏像クイズで来場者同士がすぐさま仲良くなるというのは
    正直難しかったと思うのですが
    会場自体の一体感は増したのではないかと思います。

    仏像クイズが終わり、寺社仏閣ライターである
    坂原弘康さんによる「地獄講座」

    坂原さんはぼくが仏像部と関わる以前に、某出版社で共作で本を
    出版する時からの知り合いでした。ぼくは仏像部で運営をし、
    坂原さんが出演者として登場するのは俯瞰して考えてみると不思議な
    気がします。

    坂原さん講座の今回のテーマは「地獄」。

    地獄の王、閻魔大王は生きているうちから人間を監視し、良い行い悪い行いを
    すべて記載している。その一方で悪い人がすぐさま地獄に送られるわけではなく
    何回もの再審制度によって地獄行きが決定されるという優しさもあるらしい(笑)

    そういったことを全て体感することができる伊豆極楽園が紹介されていました。

    地獄の大王と地獄の救世主である地蔵菩薩は一心同体であり
    自作自演であると聞いた時には会場一同笑いに包まれていました。

    その次に休憩を挟んで仏像ナイトの目玉企画「仏1グランプリ」。
    6名による推しメンならぬ推し仏のプレゼン大会。


    トップバッターは初参戦のコウチくん。特製のツナギに身を纏って
    プレゼンしてくれました。そしてコウチくんは今までの仏1に無かった
    紙芝居形式でのプレゼン。本人の終了後のコメントにあったように
    いくつもあるスライドがとても重そうでしたw
    (どんどんスライドを捨てていけばいいのに。。って思ってましたw)

    2番手は欠け仏部書記長ハルカさん。女性+白塗り+ピンクのかつらという
    異形な彼女からプレゼンされたのは欠け仏である興福寺銀造仏手。
    その欠け仏とデートするというストーリーを語られる
    ハルカワールドが広がってました。

    会場の人はついていけていない人が多数いるように見えましたが
    ここまで己の世界観を持っている発表は面白かったw

    3番手はタイガースカフェさん。興福寺南円堂の不空羂索観音。
    PowerPointの機能を駆使したプレゼンと綿密な研究に基づいた発表であり
    プレゼンというよりも研究報告や講座のような、お金を出してでも
    聞きたい発表でした。


    4番手が前回チャンピオンであるオータケ改めソゾタケさんによるプレゼン。
    題材は「邪鬼」。安定感のあるプレゼン。しゃべり、発表内容、演出すべてが完成された
    発表に来場者の方からもライバルたちからもすげーという声があがっていました。
    邪鬼の儚さと愛らしさが存分に感じられました。




    5番手コウチくんに続き初参戦となったなむろぐさん。
    仏像部でも訪問した山形の仏像について。、、といっても仏像ではなく
    即身仏が題材に。即身仏は小学校の図書館、◯◯の不思議のような
    小学生向けの本を見ていたときに発見をして驚愕した記憶が蘇ってきました。


    山形愛に満ち溢れたプレゼン。山形といえば蔵王温泉大露天風呂、石山寿司、
    土門拳美術館などなど…早く山形に行きたくなってきましたw

    最後のシメは昨年ケーナの演奏で強烈なインパクトを残した
    名古屋の大学院生コンドウくん。今年は神像ではなく仏像をプレゼン。
    しかしそこはコンドウくんであり
    神仏習合の日吉神社の地蔵菩薩坐像を熱い語りでのプレゼン。
    若さ溢れる力強いプレゼンとなっていました。




    ここまで述べた合計6人によるプレゼン大会をし
    観客が投じる得票数でNo1が決まります。
    投票が一通り終わったところで説法TIMEへ移ります。


    今回仏像ナイトで説法してくださったのは
    千葉県山武市 真言宗智山派 勝覚寺 小杉秀文住職。

    小杉住職との出会いは2年前。
    私が勝覚寺に訪問をし四天王像の素晴らしさに驚嘆。
    そしてその時に、応対してくださった小杉住職の印象がとても強く残っており
    仏像ナイトでぜひ説法していただきたいとオファーしました。


    それまでのPopなコンテンツで楽しい雰囲気に包まれていた会場も
    祭文の読み上げ、祈りを汲み取る仏像の役割などが語られると
    場面場面では水を打ったように静まり返って、
    観客はみんなご住職の語りに「ゴクリ」と唾を飲み込みつつ
    耳を傾けていました。


    小杉住職もどのような説法をすれば、、と悩んでおられましたが
    「祈りと仏像」をテーマに素晴らしい説法の時間となりました。

    来場者の方も、このような語りは実際にお寺に足を運んでも
    聞ける機会はなかなか得られないため、
    今回仏像ナイトでは非日常体験を得ていただけたのでは
    ないかと感じます。

    小杉住職の説法が終わるころ、仏1グランプリの集計も終わり
    集計の結果、今回の仏1グランプリ優勝はソゾタケさんとなりました。
    V2達成!

    優勝商品のイSムシリーズの仏像、そしてトロフィーならぬ
    仏像部店橋特製の仏頭が授与されました。

    最後は店橋より仏像部メンバーの紹介をし、
    恒例のポーズを会場全員で「南無~!!」でシメて
    仏像ナイトVol4が幕を閉じました。



    仏像ナイトが終了し参加者のみなさまからのアンケートを、仏像部一同で拝見させて
    いただいたのですがほとんどが、“楽しかった”“また開催してもらいたい”などの
    声が多くあり、少し安心しました。

    一方で反省点としては、1年以上前から準備したにも関わらず
    最後の2~3ヶ月はバタバタしてしまい、本番直前まで仏像ナイトの
    準備をしてしまったこと。
    そしてその結果、来場者の方々と当日ゆっくりお話する機会が
    僕個人としては産み出すことができなかったことだと思っています。

    しかしながら仏像をキーワードに多くの人との出会いが生まれ、
    仏像部という仲間に出会えたことをきっかけに
    逆に出会う場所を創造できたことを満足に思っています。

    それまでご飯のお供だった明太子がパスタに出会ったことで
    イタリアンレストランでも登場したような・・・?
    仏像の接し方に新たな側面ができたと思います。


    今後については仏像部以外にも、ぼく個人としてもやっていきたいことが
    多くのありすぎて、全く見えない状況ではありますが

    旅をしながら、今後も何らかの形で自分の大好きな仏像を通じて
    いろんな人と知り合っていけたらと考えます。


    仏像部の仲間、来場してくださった皆様、出演者の皆様、応援してくださった皆様、
    今回の件に携わっていただいた全ての方に感謝申し上げます。






    2012-11-05(Mon) 21:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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    ありがとうございます。。

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